今日の記事はこちらの続きです。




夫は、スキンシップというものに
強いブロックをもっている人でした。

イチャイチャすることが苦手だったんです。
(多分今もそう。)

そうなった一番の大きな理由は
幼い頃に家庭の中で
親との健全なスキンシップを
体験することができなかったから。

(と、以前は思っていましたが
占星術と潜在意識の仕組みについて知った今は
違う捉え方をしています。)

夫は、義父が45歳、義母が38歳の時に生まれた
三人兄弟の末っ子です。

上二人のお兄さんとはかなり歳が離れていて
真ん中のお兄さんとさえ、一回り違うんですね。

義父にしてみると、歳をとってできた子ですから
可愛くて仕方がなかったのでしょうが

その可愛がり方が過剰だったようで

幼い夫をいつも強く抱きしめて
嫌がって抵抗しても離してくれなかったそうです。

夫からすると、
その愛情表現はどちらかというと
心地良いものではなく

力の強い父親に、まるで
羽交い締めにされているように
感じていたようです。

そういうわけで、例えば外食の帰り道
ちょっと酔っ払った私がガサツな感じで
不意に腕を組もうとするだけで

「お父さんを思い出すからやめて!」
と言って、私を振り払っていました。


また、義母が高齢出産だったためなのか
当時の流行だったためなのかわかりませんが
夫は母親の母乳を一滴も飲んでいません。

人にとって、生まれて最初のスキンシップは
お母さんのおっぱいを飲むこと。

フロイトが「口唇期」と呼んでいますが
口は人間が最初に発見する快楽の源であり

おっぱいを飲むことで、口唇の快楽を覚え
口唇の欲求を満たして
愛着や心の安定感を感じるようになるわけです。

おっぱいを飲むことができなかった夫は
その欲求を充分に満たしていないのだろう
と思われます。

ちなみに口唇期の欲求が満たされていないと
口からの満足を求めやすく
飲食、喫煙、食べることへのこだわりも
強くなるそうです。
 

また、義母は夫が幼稚園の頃
まだまだ甘えたい盛りに病気になり
親戚に預けられて寂しい思いをしていますし

その後、人工肛門になった義母との
スキンシップのスタイルは

専ら座っている母親の背中から
抱きつくことだけだったようです。


そんなこんなで、かくして
夫はとにかくスキンシップが苦手〜

ひいてはセックスに対しても
ネガティブなものを抱えている(いた?)のでした。

(占星術と潜在意識からの視点だと
表現が変わりますがそれはまた改めて。)

続きます。