今日の記事はこちらの続きです。





結婚当初からセックスレス気味だった私たち夫婦。

昨日の記事では、夫がそもそも
スキンシップが苦手だった話を書きましたが

では、私の方はどうだったかというと…

今考えると
「セックスは不幸の始まり」という
ビリーフを持っていたと思います。

今回、この記事を書こうとして
ふと思い出したことがあります。

両親の離婚後、今に至るまで
父親とは数回しか会っていないのですが

まだ小学校に上がる前
なぜか父と、その再婚相手と幼い私との
三人で会ったことがあり

二人の住む家に訪れた記憶があります。

父が撮影したと思われる再婚相手の女性の
上半身裸の写真が額に入れられて
壁に掛けられていました。

幼い私がその写真を見ているのを見て
彼女は「恥ずかしい」と言っていました。

その写真に、幼い私はとても性的なものを
感じました。

父親はもちろん私にとって
父親には変わりないのだけれど

今はその再婚相手のパートナーであるという
その男女の関係を強く感じ

父の中に、父性よりも
若い男性性を強く感じたのです。

(占星術で言えば、私にとって父親が太陽ではなく
火星に見えたという感じですね。)

そして、数年後に父親と再婚相手の間に
子供ができたことで

二度と父が戻って来ないと絶望した母に
「一緒に死のうか?」と
一家心中に誘われたのでした。

こんな出来事から
私は男女の愛の営みであるセックスは

家庭を壊す可能性のある、とても危険なもの
不幸の始まりになるもの

そういうビリーフ(信念、思い込み)を作り
ずっと心の根っこに
そんな思い込みを握りしめていたようです。

そして、人生で最初の異性である父に

自分のありのままを受け入れてもらって
女性らしくワガママを言ってみたり甘えてみたり

という経験を持てないまま
大人になったのでした。

続きます。