コンバート配布後のOTTO運営のウォレット残高は、全てC-CEX側がWithdrawに使用 | tc@BAND

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Bitregion、Ottocoinに関する「備忘録」及び「観察記録」として、また、困っている方の「駆け込み寺」として、幅広く情報提供・公開をいたします。

 

Bitregionでのコンバート申請に対するOttocoinの配布が、2017/9/19(Block #42963)を最後に停止していることは、皆さまご存知のことと存じます。

この時点(Block #42963処理後)での、OTTO運営の「QTMt2kXf9jS9EoM3g5jw6vhD247XtWFDGF」というアドレスにおける保有OTC残高は、「401,544.10323930 OTC」でした。

その後、この「QTMt2kXf9jS9EoM3g5jw6vhD247XtWFDGF」というアドレスは、下図の通り、全41カ所のウォレットに分裂いたしましたが、この41カ所及び残金(9,031.1032393 OTC)の全てのウォレットが、「C-CEX」保有のウォレットであったことが、昨日PM21:00生成のBlock #140038ではっきりと解りました。


(本件に関しましては、過去に記事にしたことがありましたが、Block #140038で動いたウォレットが、41カ所のウォレットの中で、Withdrawで使用された最後のウォレットとなります)

 

上図についてご説明いたします。

・左側の赤字(縦に1~41)が、分裂したウォレットアドレス数です。

・①は、41カ所に分裂後の最終残金となります。

・②は、41カ所に分裂した合計Ottocoin数となります。

・③は、コンバート配布終了時点のOttocoin残高となります。従いまして、① + ② = ③となります。
 

 

これら41カ所及び残金のウォレットが、「C-CEX」保有のウォレットであると断定できる材料は、41カ所及び残金を含む「401,544.10323930 OTC」は全てC-CEXからのWithdraw(我々への払い出し)に使用されていた事が解ったからです。


言い方を変えますと、C-CEX取引所内で、この約40万OTCはOTTO運営(=C-CEX)によって売却された、ということになります。


また、OTTO運営(=C-CEX)保有のOttocoinの売却は、上記以外にも、コンバート配布に使用されたウォレットの残高を全てを手数料(fee)として支払い「New Coin扱い」となった(Block #16279)ものや、TOP100の第一位のウォレットから直接送金されたウォレットからも、それぞれ認められました。


これが何を意味するのか、現時点でははっきりした理由は解りませんが、今後、また新たな発見がありましたらご報告させて頂きます。