GW、楽しんでいらっしゃいますか?
私は、義父母の家に行ったり温泉に行ったりして満喫しています。
最近、旅先でも欠かさず見ているドラマがあります。
その番組の中で違和感を覚えた言葉が2つありました。
「先生はもうお帰りになられました」
「親御さんがご不安になられるのはもっともです」
短い放送時間に2カ所、たて続けに気になりました。
上記の言葉づかいは、いずれも二重敬語という誤りです。
まず「先生はもうお帰りになられました」。
「先生は帰りました」と言いたいなら、
帰ったのは先生なので「尊敬語」を使います。
尊敬語の基本パターン
「お・ご〜になる」
または
「れる・られる」
を使って、正しく言うなら
「先生はもうお帰りになりました」
または
「先生はもう帰られました」
です。
「先生はもうお帰りになられました」は、
「帰る」という一つの動詞に
「お〜になる」と「られる」という尊敬語の基本パターンを
2つ重ねて使った二重敬語の誤りです。
次に「親御さんがご不安になられるのはもっともです」について。
「親御さんが不安になるのはもっともです」
と言いたいなら、不安になるのは親御さんなので「尊敬語」を使います。
尊敬語の基本パターン
「お・ご〜になる」
または
「れる・られる」
を使って、正しく言うなら
「親御さんがご不安になるのはもっともです」
または
「親御さんが不安になられるのはもっともです」
です。
「親御さんがご不安になられるのはもっともです」は、
「不安になる」という一つの言葉に
「ご〜になる」と「られる」という尊敬語の基本パターンを
2つ重ねて使った二重敬語の誤りです。
ということで、
1つの動詞は、シンプルに1つの尊敬語の基本パターンに当てはめて使うのが正しいです。
2つ重ねて使うと、二重敬語になってしまいます。
おそらく、このドラマの脚本家の方は、
二重敬語を誤りと気づいていらっしゃらないので、
これからも間違った日本語のセリフが出てくると思います。
聞いてすぐに間違いと気づけるように、
このブログの読者の方にはなっていただけたらと思います。
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