殺処分ゼロの裏側で。。。。 震災後熊本県のいま・・・ | 高野由磨子(有美子)のブログ 

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  世田谷だってパリだって
大好きな人が暮らしていれば・・・
素敵に決まってる!   
強引で強欲な社長の私が
 この町 八代で巻き起こす
楽しくって笑える日々
走り回って怒ってお洒落して
一緒に悩む日々を毎日!
私らしくお伝えしちゃいます!

八代保健所全国初の回収車要請
センター行ゼロ
 
 
殺処分ゼロの継続達成V3・・・・
 
 
私たちの 目標
その年度末の背中が見えてきました・・・
 
 
 
この檻の中で 無責任な人間を
責める言葉も 罵る言葉も 持たない
まっすぐな命に向き合って 這いつくばって
泣きながら 笑いながら 過ごしているけど
 
 
 
熊本県は殺処分ゼロではありません
 
 
慣れていない 危害を加える 高齢 病気 感染症の疑い
 
そんな 人の判断する理由で
殺処分は行われています
 
表に出ないだけ
 
 
 
 
いま 県内10の保健所は どこも犬や猫で あふれています
それは センターへ送れない 事実があるからです
 
いまのセンターは 収容限界をとっくに超えて
愛護センターではなく 生き地獄だと
あえて 私は言います
 
集団管理棟の子たちは 
いつ それぞれの食器で
それぞれの名前を呼ばれながら
撫でられて 風を受けて 
歩くことができるようになるのでしょうか
 
有料で委託された多数の施設の子たちは
今後 どうするつもりなのでしょうか
このまま知られずにいていいのでしょうか
どうなるのでしょうか・・・・
 
 
 
目標を決めた知事 県職員 委託職員
仕事で取り組む側の人たちが
仕方がないと 安易に片づけてしまわれないように
 
目の前で向き合う 無償のボランティアたちが
必死になっている  どうにもならない現場を
どうにかしているのです
 
 
 
殺処分を止めれば 犬の収容は
次々止まらないのだから 犬が猫が溢れます
 
 
止めなければならないのは・・・収容数ゼロ
 
 
探す 持ち込ませない 捨てさせない 
 
 
それしかない でも そんな 簡単なことができない
それが 人間たち
 
 
この子たちは 好きでここにいるのではない
 
でも・・・ 
遺棄され 傷つけられてきた
命がけで ここへ来たから
 
わかってる 見抜いてる
 
 
安全な場所だと

 

 

だから ゆっくり眠って

チャンスを掴む準備をしている

 

 

 

お前たちを捨てた クズたちが

後悔するほど 幸せな立派な賢い犬に

 

なくてはならない家族と 呼ばれる日を

 

夢に描いて 待っている

 

 

 

 

おまえたちは 素晴らしい命だと

 

 

 

知恵を使うのは 守るのは

人間の方なんだと 気づいている

わかっている そんな 場所へ・・・・

 

 

それは きっと 明るい場所

笑顔と 許しと 愛と覚悟のある

家族が 信頼し合って暮らしている場所

 

 

 

 

 

 

 

いつも 一番大変なことを

いつも 一番危険なことを

いつも 一番汚れる臭いことを

 

私は進んで この手を差し伸べている

 

 

そして 大変な時こそ さらっと明るく

なんでもない顔で 笑って 歌って 

行動していく

 

 

明るい場所に 神様が

チャンスを与えてくれるから・・・・

 

 

正念場の譲渡会後 残ることになった

大きな 雑種 力強めメンズな 

寂しそうな ふたりを眺めながら・・・・

 

 

思案する夕暮れに・・・・

 

 

 

 
 
見ず知らずの4年生の言葉に
はっとする・・・・
 
 
明るい場所に 明るい未来を
私たちは引き寄せよう。。。。。。。
 
 
 
 
知事が 県が 行政が 予算が
 
が が が
 
ではなく
 
知事も 県も 行政も 予算も
 
も も もを目指し
犬だけど も~~~ も~~~~と
叫びながら  がんばろう
 
臭い物に蓋をするのではなく
臭い物を 磨きあげて 整えていこう
 
ワンワンワンと
叫びながら 一番がんばってるのは
檻の中の あの子たち
 
雨風寒さに凍えるセンターのあの子たち
 
収容管理棟で 太陽も風もない場所で
名前さえ呼ばれない あの子たちだから・・・・