八代保健所は 断固拒否しています
飼い主による 持込・・・・
相談を繰り返し
この数カ月 いろいろな手を尽くし
飼い主さんも 家族も どうにもならない状況は変わらず
ついに 今日から 持ち込まれた犬たち
元飼い主さんは 熊本震災後 解体する建物から
移転するために 犬と一緒に暮らせる場所を
なんとか 見つけて 引っ越しをされました
その後 体調を崩されて 世話が出来ず・・・・
どうにもならず 断腸の思いで この扉を開けました
批判 非難をする場合ではない
事実を受け止めて どうしたらいいかを考える・・・・
それが 私たちの役割です
飼い主持込による収容の 譲渡判定
この子たちの後にも まだ続きます
はじめに・・・・オス 中型 大きめ
この子は 唸るしぐさが見られ 引きも強く
抑制が難しい子 保健所での譲渡判定は厳しい
メス 中型 大きめ
おとなしい というより 怯えている様子です
持込による譲渡判定期間・・・・
この子たちは 必死に 納得できない現実を
受け止めようとしているようでした
どうして
ここに連れてこられたの？ 僕らのおうちには住めないの？
人との暮らしの中で
寂しかった 辛かったことが ある犬たちです
それでも・・・
関わりを持とうとすると 応えてくれる
地震さえなかったら
行き場を失うことのなかった子たち
熊本県の南部である八代は
直接の被害が少なかったけれど
じわじわと まだ終わらない地震 復興への
新しい問題が 私たちに 押し寄せてきます
判定に 受かる可能性
厳しく 二次判定のため センターへ移送される可能性
まだ どちらとも言えない
本来なら 公示されない 犬たち・・・・
それでも あえて 私は公開したいと思います
八代保健所の犬舎は 力を合わせ
精一杯 いろんなことを乗り越えてきたから・・・
この子たちを救いだせる方法があるかもしれないから・・・・
この子たちを 迎えてくれる里親さんに
ご縁がつながるかもしれないから
この子たちの飼い主さんが
どんな思いで 今日を迎えたのかを
ご不自由な体で強く引かれて 倒れ込みながらも
自分で ここへ連れてきた 家族を見捨てたのではなく
どうにもならない現実に 家族を手放さなければならなかった
その悲しみや せつなさが わかるかのように
怯えて 不安でいっぱいの姿で
この子たちは ここにいました
抑制ができない のではなく
教えていないだけなのかもしれません
怯えたメスは・・・・
声をかけ続けると ふっと 近づいてきて
その姿を見せてくれました
怖かったね・・・・
どうなるんだろうね
でもね
あなたたち とても素敵な犬だよ
大丈夫・・・・大丈夫だよ
しっかりして 大丈夫だよ
しっかり両手で撫で 包み込むと 甘えてきました
あなたたちを 愛で満たしていこう
ここで 出会う事になった
こんなにも 悲しい目をした 犬たち
この子たちの後には
また 親犬であるメスとともに
もう一頭 合計4頭 収容される予定です
どうなるんだろう・・・・
八代保健所は またもや犬舎定数超の現実です
この子たちを救いだすために
譲渡判定に期間を長くできるためには
いま収容中の 譲渡対象犬たち
コスモ ホワイト 仁 ウチノ
迷子期間の鶴子。。。
出れる 出せる子たちから
里親さんへと ご縁をつないでいくことが重要です
私たちが出来ることを 粛々と 愛と勇気を持って
どこかに きっといる この子たちを救い出せる
あなたに 気づいて欲しいのです
命をバトンしていく
買うのではなく 守る命が
救う命が 八代保健所に待っています
悲しい目をした子たちが
明るく いっしょに歩きだす 大丈夫 生きて 生きて
一緒に生きて行こう そんな家族がきっといる
明るく 夢を しっかりと胸にとめて
挫けないで がんばれワタシ がんばれはちボラ
がんばってる八代保健所収容犬たち！
