先日からの 案件
飼い主死亡の 残された犬たち
引き取り先が 見つからず
保健所へ相談がありました
飼い主死亡・・・・
この問題は 私たち自身も
他人事ではありません
いままで 家族だった時間
この子たちが 癒し 励みだった日々
保健所へ 持ち込まれた 犬たち
その状況を 可哀想だと 憐れむ時間が
私たちにはありません
あなたたちの 命をバトンする
まずは 駆虫作業から・・・・
すっきりと洗い・・・・
新しい場所を確保しました
この子たちは
室内で飼育されていたそうです
クレート入ることが出来ます
奥から
茶色のオス 中型
柔らかい被毛 長毛の子です
8歳以上 未去勢
仮の名前 「松」
手前の 白茶ブチ柄 仮の名前「トミー」
中型犬 短毛のオスです
未去勢 8歳以上
左耳が 少し変形しています
どちらも まだまだ 元気な子です
中型小さめの子たちです
いままでは・・・・
自由にされていたのかな・・・・
でもね・・・・
ここでは 決まりがあるんだよ
人と暮らすには 守るルールがあるんだよ
アイコンタクト
私とあなたは 仲間だよ
食べる時は こっちだよ
飼い主さん
本来なら 飼い犬の遺棄は 犯罪です
引き取りはしないのが 本来の決まりです
けれど・・・
亡くなってしまった 飼い主さんなのです
この子たちは 私たちと同じ命です
そのことに
私たち 犬と暮らす全ての人が
もっと慎重に もっと重大に
問題に向き合ってもらいたい
後見人 その後をしっかりと託せる人
その約束までを 考えて・・・・
犬を飼うということは
素晴らしいことです 楽しいことです
しかし・・・
犬を飼うということは
命を預かるということです
犬を飼っている
その家族の 飼い主の数だけ
行き場を失う子たちが
出てくるということ
あなたの家族を守るために
あなたが 見送ることだけではなく
あなたが 自分が守れなくなった時
どうしたらいいのかを
誰にどうしてもらうのかを きちんと決めておきましょう
そして これだけは・・・・
保健所は 安易に
里親探しをする場所ではありません
八代保健所は 現在
定員4頭の規定を超えて
8頭の収容犬たちが
せつない時間を過ごしています
犬を家族に迎えようとする方へ
買うのではなく救い出す
命のバトンの選択に 気づいていただけますように・・・・