第1話の続きです。
19:39、続々と早い(速い)参加者さんが到着なさいます。受付係ではブルベカードに到着時刻を記入するなどし、業務係では仮眠や入浴をする参加者さんにリネン類を配り、仮眠室を案内し、ドロップバッグを渡すなどの仕事をこなします。このあたりの時間帯は、到着する参加者さんの人数がまだ少ないので、あわてずに応対できていましたねぇ。
日付が変わって、8月12日、2:58、続々と到着なさる参加者さんへの応対が続きます。我々スタッフは、代わる代わる仮眠を取ります。あらかじめ用意しておいた仮眠室の布団が足りなくなり、急きょ、プレハブ小屋や焼き肉ログハウスにマットレスや座布団を敷き詰めたりもしました。
ロビー横の食堂では、思い思いに補給をなさる参加者さんの姿がちらほら。おつカレー、サンドイッチ、サラダ、飲み物のほか、北見市提供のカットメロンを数量限定で振る舞います。メロンのカットもスタッフさんの仕事です。
3:11、ロビー隅の充電コーナーは、このとおりの賑わいです。認定試走のときは、電子機器の充電にはまあまあ苦労しましたので、本番の参加者さんが少しうらやましく感じます。
空が白んできた4:13、気分転換に建物の外に出てみると、2日目の旅に出発する参加者さんの姿が。旅の無事を祈るばかりです。
私とち~の。@Paris Brest Paris G129さんが持ち込んだフロアポンプが役に立っていました。スタッフ冥利に尽きる瞬間です。
すっかり夜が明け、ほとんどの参加者さんが次のPCを目指して旅立ち、ひとときの静寂が訪れた6:24、私も仮眠の時間となりました。スタッフ専用の宿泊室が用意されていたのですけれど、あえて広くて無人の参加者さん用仮眠室で眠ることとしました。北見PCは、仮眠室を含む全館に冷房が効いていて非常に快適でした。
10:57に目が覚め、仕事場であるロビーに来てみると、スタッフの皆さんはつかの間の休息中です。さて、2日目もはりきっていきまっしょい!
復路の補給食は、おつカレーに代えて具だくさんの豚汁です。ほかにも、米飯、サンドイッチ、北見市提供の粉末オニオンスープ、お茶漬けのもともありました。朝食にお茶漬けがまあまあ好評でしたね。
JG1200には、アメリカ、韓国、フィリピンなど、外国からの参加者さんが多くいらっしゃいました。外国人には日本の交通法規やBRM/AJ規則に不慣れな方がいらっしゃったようで、本部の指示で、北見PCでもこのような掲示を行うこととしました。
外国人対応といえば、北見PCにはオダックス近畿の方に英会話が堪能な方がいらっしゃいました。私はといえば、決して英会話は得意ではないのですけれど、中学レベルの英語でも何かを喋っていれば、英語圏の人は何を言いたいかを察してくれることを知っていますので、カタコトの英語で外国人対応をしていました。そういう境地に至ることができたのは、私の職場にアメリカ人がいて、普段ある程度英語を喋ることを余儀なくされているからなのですけれど、英会話にあまり縁のないスタッフさんにとっては、英語による外国人対応は、かなり苦労されているように見えました。しかし、カタコトの英語でもコミュニケーションが成り立つことがわかってくると、皆さんだんだんと臆することなく英語を口にするようになっていったのは、微笑ましいというか、仕事に対する熱意を感じたというか、この場所に来てよかったなと思った瞬間でした。
運営中も本部からの指示や情報共有のためにSlackを通じてスタッフ間でいろいろなやり取りが行われていました。北見PCは全館Wi-Fi完備でしたので、仕事中にSlackのチェックやらツイートには事欠きませんでしたね。
認定試走中にツイートしていたときから、私のツイートを見てくださる方が増え、フォロワー数が爆増しました。本番運営中も北見PCで一緒に仕事に励んだ全国のクラブの皆さんにもフォローをいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。ただ、私のツイッターアカウントは、私を特定できる要素が極めて少ないので、ツイ主と私が同一人物だと気がついた方がいらっしゃったかどうかは謎が残ります。
16:48、参加者さん対応の隙を見て、食堂で何度目かの食事を摂ります。1mmも走っていないのに、食が進むから不思議です。
JG1200はAJ北海道のブルベ(正しくはRMまたはLRMですけれど)なので、AJ北海道の長勢代表が北見PCにいらっしゃるのは当然です。代表なので「うむ、ボランティアの諸君、精一杯働きたまえ」という感じで我々の働きぶりを温かく見守ってくださればと思うのですけれど、素手でゴミ箱に腕を突っ込んでゴミをまとめる私の仕事を一緒に手伝ってくださいました。代表さんなのに、申し訳ないやら、ありがたいやら、うれしいやら、複雑な心境でした。
もっと驚いたのは、オダックス・ジャパンの髙橋代表が北見PCにいらっしゃり、こともあろうか、食堂のテーブルをせっせと拭いていらっしゃいます。髙橋代表のことは、YoutubeでAJ20周年全国ミーティング ランドヌールの集い ライブ配信を見て知りましたが、これにはびっくりしましたね、オダックス・ジャパンの代表理事といえば日本のランドヌール(ズ)の大ボスじゃないですか。そんな髙橋代表がテーブル拭きですからね、大ボスにそんな雑務をさせてしまうなんて、私の気の利かなさぶりを恥じるやら呪うやら。その後は、隙を見てはテーブル拭きと椅子直し、食事と飲料ブースの清掃、補充、ゴミ片付けなどなど、自分にできる仕事に精一杯勤しみました。
参加者がボランティアで運営に携わるという、ブルベの本質を垣間見たひとときでした。
18:59、復路の三番時計さんがチェックに訪れました。DNFを決めた数名が過ごす北見PCには穏やかな空気が流れています。参加者さんの多くは、2日目の夜を根室や別海のPCでお過ごしなのでしょう。別海PCでも仮眠所や食事の提供があり、参加者さんの「タヒ体安置所のようだ」というツイートを拝見して吹き出しそうになりました。北見PCはエアコンも布団も大浴場もあって、人権あふれる仮眠所だなぁと、しみじみ思うとともに、別海PCを利用できなかった認定試走を思い出すと、死イ本安置所だとしても仮眠ができるのとできないのでは大違いだなぁとも思ったりするなど。
JG1200の3日目、8月13日、6:48、復路の北見PCを出発する参加者さんがやることと言えば、ドロップバッグの発送準備です。送り状の準備がお済みでない参加者さんには送り状を書いてもらい、梱包をして発送の準備をします。
参加者さんと我々スタッフのエネルギー源として1人1個限定だったサンドイッチが想定外に余りそうで、take freeになりました。私、5個ぐらい食べたかもしれません。
また、スタッフ業務をしながら、顔見知りの参加者さんには、できる限り声をかけました。ガーティーさん、大西@ブルベのシーズンさん、スペースパンダ虫さん、nao_tcr2017さん、WTbさん、pikacyclingさん、910@⸌⍤⃝⸍さん、くまたろうさん、のほか、ツイッターFF外の方数名にも声をかけ、労をねぎらいました。ツイッターのフォロワーさんには他にも参加者さんがいらっしゃったのですけれど、面識がない方には声をかけることができなかったのが残念です。
10:39、納沙布岬を折り返してきた参加者さんの多くが滞在する北見PCです。リーダーさんを中心にいろいろな想定をして、参加者さんを迎える準備をしていたのですけれど、実際に運営する中でいろいろと改善を加えながら運営をしました。その最たるものが、外国人参加者さんへの英語表記です。サラダのドレッシングや氷を含む食事の表示、ごみの分別、使用済みリネン類の返却場所など、ありとあらゆるものに英語表記を加えました。英語がポンコツな私に英語力を与えてくれたのは、他でもないグーグル翻訳ですwww。
13:46、ずいぶんたくさんの参加者さんが北見PCを後にしました。棚に残ったドロップバッグの数は、これから訪れる参加者さんの人数と言えます。
18:53、最終走者さんが北見PCを出発しました。髙橋代表以下、スタッフ全員で外に出て見送り、無事の完走を心から祈り、北見PCのスタッフ業務がほぼ終わりました。
その後、別海PCのスタッフさんたちが後泊のために北見PCにいらっしゃり、反省会が催されました。その席で、偶然隣に居合わせたのが、別海PCでボランティア業務をなさっていたコウキヘイさんでした。話をするのが初めてでしたので、コウキヘイさんのブログで拝見した年越し宗谷岬のことなど、いろいろな話をすることができました。いやぁ、今年はブルベを通じてさまざまな人との交流があった年となりました。
酒が飲めない私は、反省会を途中で辞し、北見PCに後泊、翌日に無事に帰宅して、私のJG1200は終わりました。
今回の反省
・ブルベの運営に少し興味があったことから、とても楽しく、よい経験となったボランティア業務でした。まぁ、業務内容は参加者さんのお世話と雑務がほとんどでしたので、ブルベの運営に携わったかどうかは怪しくもありましたが、参加者さんの悲喜こもごもに接することは意義深いものがありましたし、完走を果たした参加者さんのツイートを見るにつけ、自分のことのように嬉しく感じられたのは、一瞬だけブルベのスタッフになれたような気がしました。
・AJ北海道のみならず、オダックス・ジャパンと全国の主催クラブ総出のビッグイベントですので、1人の力では当然運営はできませんし、想定外のことも多く起こったと思います。そのたびにみんなで知恵を出し、汗をかき、本部スタッフやPCリーダーの指示のもと、イベントの成功のために力を合わせたことは、得も言われぬ達成感を味わうことができ、ホントに充実したひとときを過ごすことができました。認定試走の経験もそうでしたけれど、こんな貴重な経験をさせてくださったAJ北海道の皆さんには感謝してもしきれません。
おわり















