私が選ぶ2025年ベストツイート賞受賞作品です。とっても身につまされました。なぜなら、今まで自転車で通過する踏切や一時停止では停まったことがありませんでしたから。
一時停止などで停まらない自転車を非難する意図は全くありません。私は他人のことをとやかく言えるほどの人格者ではありませんし、とりわけブルベにおいてはすべてが自己責任ですから、参加者各自がそれぞれの責任で判断し行動すればよいと考えています。
そんな前提がありつつも、このツイートが胸を打つのは、「お天道様は見てるから」のくだりです。私のような団塊ジュニア世代にはぶっ刺さるフレーズなのではないでしょうか。私が子どもだったころは何かと父から「誰も見ていなくてもお天道様が見てるから、人の道に外れたことはするな」と耳にタコができるほど聞かされたものです。
どこで目にしたのかまったく思い出せないのですけれど、「ブルベに携わる我々が社会から敬意を持って受け入れられるよう、責任ある行動を心がけましょう」というフレーズを思い出したとともに、改めてBRM/AJ規定を読み返しながら参加した桂沢200の様子を綴っていきまっしょい!
新しい道、新しい施設、新しいスタート地点に彩られた、今回が初開催となる桂沢200。コースは、札幌市~当別町~新篠津村~岩見沢市~三笠市~美唄市~月形町~当別町~札幌市を巡る200.8km、獲得標高は1,810m。
いつもどおり、前日に札幌市の定宿へ移動して前泊し、5:00ごろ起床。6:00頃、スタート地点に到着すると、クルマから自転車を下ろして準備中の参加者さんを見かけましたので、車内で朝食を摂り、トイレを済ませ、受付開始を待ちます。その後も、自走の参加者さんが訪れては「受付はどこですか?」とお尋ねになるものですから、「あっちとこっちのふたつの東屋のどちらかだと思いますよ〜」などと答えつつ、スタッフさんがなかなか来ないな〜と思っていたところ、ほかの参加者さんが「もう受付始まってますよ」とおっしゃるではありませんか。軽い混乱を覚えながら「あ〜、ここはスタート地点ではなくゴール受付だったか」とひとり得心し、自走でスタート地点へ向かうため、スマートフォンで出走ガイドを確認するのですけれど、どうにも地図が読めない自分がいました。頼りになるのは颯爽と自走でスタート地点へ向かう参加者さんの姿でしたので、その参加者さんが走り去った方向へ向かいます。ハイ、この時点で相当な勘違いをしており、その勘違いに全く気がついていない私がいました。

6:43、ようやくスタート地点にたどり着くと、すでに参加者さんが集まっていらっしゃいます。権利放棄書に署名をして、ブルベカードを受け取ります。スタッフさんの中にデカ長さんもいらっしゃったのに、新年の挨拶をし忘れました。
6:44、ブリーフィングが始まります。頭の混乱が収まらず、説明をほとんど聞いていませんでした、ゴメンナサイm(_ _)m

装備紹介です。前回の薄野200でおにぎりリフレクタの取り付け位置を変えてみたところ、タイヤと干渉してリフレクタを真っ黒に汚してしまいましたので、ベルクロテープを延長して、サドルバッグ上部から取り付けるようにしました。オルトリーブサドルバッグには、予備チューブ、防寒用レインジャケットなどを入れました。尾灯は、キャットアイオムニ5とリフレックスオートの2灯体制です。前日までの天気予報では、雨が降るかもしれないとのことでしたので、フェンダーを持って行って、当日の朝に付けるかどうか判断しようと思っていたのですけれど、そもそも持ってくるのを忘れてしまいました。

ハンドル下にはキャットアイボルト800を2本と、いつもの200kmの装いです。

さてさて、安全装備の確認を受けるために車検の列に並びましょう。このときの気温は15度ほどでしたので、上は長袖裏起毛肌着、春秋用長袖裏起毛ジャージ、ウインドベスト、下は春秋用裏起毛ビブタイツ、春秋用グローブ、だっだと思います、よく覚えていませんけれど。後日、リザルトで確認したところ、エントリー47名、出走42名という面々で200kmの旅のはじまりはじまり~。スタート直後、ラナさんが声をかけてくださいました。
しばらくは、札幌市内を走りますので、多くの参加者さんの背中を見ながら、信号に引っかかりつつ、のんびりとペダルを回します。

ハンドル周りは、ガーミンエッジexplore2、eTrex30、シールパックに入れた簡易キューシート、予備チューブとコンデジを入れたR250ドラム型フロントポーチラージ。目新しいものは何もなく、いつもどおりです。以前、走行中の振動でeTrexが吹っ飛んでいったことがありますので、explore2とともにストラップとカラビナを命綱にしていますけれど、用心していると同じ轍は踏まないものです。
スタート直後にGPSナビに設定したルートから外れて走行する場面がありました。この日のexplore2はソフトウェアアップデートにより冴えていたのでしょうか、すかさずリルートして行く先をナビゲートしてくれました、先行する参加者さんのおかげで道に迷うことはなかったのですけれど。あっ、皆さんは決して真似しないでくださいね、前を行く参加者さんが正しいルートを行くとは限りませんから。ブルベは何事も自己判断と自己責任、ですよ。
10.2km地点、あいの里の市道から国道337号に入るとき、信号のある丁字路を右折する場面がありました。信号が青になってから交差点に侵入し右折すると、右折した側の信号は赤です。このときは、あまり考えることなく行ってしまったのですけれど、直後の信号で停まったときに後ろにいらっしゃった参加者さんに尋ねました、あのような交差点ではどのように走行するのが正しいのかを。この文章を書きながら、警視庁ウェブサイトを見てみると、「自転車は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければなりません。(いわゆる二段階右折)
自転車の右折方法は交差点の大きさ(信号の有無、道路の広い狭い)や、交差点の形状(丁字型や十字型など)によって変わることはありませんので、どのような交差点であっても、二段階右折をしなければなりません。」と記載がありました。
丁字型交差点における二段階右折の図を引用すると、こうです。へぇ〜、そうなんですね〜。
7:34、12.1km、石狩川に架かる橋を渡ります。スタートから、厚めの雲が空を覆っています。雨が降らなければよいのですけれど。

新十津川200の通過チェックだったロイズタウン駅をコース外に眺めながら東に進みます。
explore2をサイコン画面にすると、きちんと走行距離を示してくれています。表示項目を変えて、進んでいる方角を表示するようにしました。北を0度とする360度表記は慣れるまで時間がかかりそうです。
前を行く参加者さんがとても軽装な事に気がつきました。サイクルジャージではなく普段着で、手には軍手、サドルバッグはなく、ビンディングシューズではなくスニーカー、という出で立ち。しばらく付き位置を堪能していたところ、話しかけられました。どこで自転車を買ったのか、予備のタイヤは持って走るのか、パンクしたらどうするのか、など。そして、用事があるので、あと数kmでDNFするとおっしゃいました。その言葉どおり、しばらくして声援のお言葉をくださってコースから外れて行きました。不思議な体験でした。
田園地帯を走っていて気になるものといえば、畑に植えられた作物です。定植直後のなにかが何なのか、さっぱりわかりませんでした。
前口上に書いたとおり、この日は交差点などの止まれの標識で脚をついて一時停止をしてみました。前走者とのギャップを計ってみると、1回停まるとおよそ7秒遅れます。レースを走っているわけではありませんので、7秒は誤差の誤差ですし、その7秒が気になるならPCなどでの休憩時間を1〜2分短縮したほうがよっぽど早くゴールできるというものです。
代かきが進み、田植えを待つ水田に灰色の空が映り込んでいます。
道沿いには菜の花が咲いていて、春らしい風景に心が和みます。このあたりは風はほぼなかったような気がします。
しばらくして、ブロンプトン、小径車、ロードバイクの3人さんに追いつきましたので、後ろにつかせてもらいました。ロードバイクさんは、PBPのジャージを着ていらっしゃいますね。
新篠津村市街地に入り、以前から気になっていたシャレの効いたセブンイレブンの看板前を通過。
8:39、34.5km、石狩川を渡って岩見沢市に入ります。
ときどきグミを食べながら走ります。グミって、体温や日差しで溶けたりベタベタすることがなく、少しだけカロリー補給にもなるので、ブルベのお供としてはおすすめです。
特に急いでいたわけではなかったのですけれど、珍しく参加者さんに追いつきました。ランドナーっぽい機材の方だったのですけれど、驚くべきは変速が一切ない前後とも固定ギアです。どなたかは存じませんけれど、あっぱれです。
9:20、49.6km、PCじゃないファミリーマート岩見沢岡山町店に到着。コースの右側ですので立ち寄りづらいのですけれど、PCのトイレは込みますから、ここでトイレと補給を済ませます。

店先でもぐもぐと補給をしていると、行き合った参加者さんに声をかけられました。「走りながら写真を撮るなんて、ブルベを楽しんでいますね」と。「はい、ブログを書いているので、そのための写真です」と答えました。その後、カワケンさんと行き合いました。補給を終え、出発しようとすると、店を訪れたMTBに乗った20代くらいの男性のお客さんに声をかけられました、「ブルベですか、何キロですか、頑張ってください」と。なんだかこの日は不思議な出会いが多かったです。9:33、停車時間13分で出発(想定クローズ10:14)。
中編に続きます。

















