【税制改正大綱】住宅ローン控除ほんとに増税?ZEHって何? | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!税理士の高山 弥生です。

 

 




八海山、鶴齢、緑川。

緑川が好きかも💕




住宅ローン控除。
増税っていう意見もありますが
 
確かに富裕層にはそうなんですけど
中間層にはそうでもなさそうです。
 
 

富裕層にとっては借入限度額は大きい方がいいし

控除率も大きい方がありがたい。

税金いっぱい払ってるんだから、住宅ローン控除が

フルで受けられないなんてことはない。

 

でも、中間層はそうでもなかったりします。

住宅ローン控除可能額が大きくたって

払っている税額がそれより少ないなら

控除可能額は切り捨て。

それが、控除率が下がって控除期間が伸びるなんて

嬉しいじゃないですかキラキラ

 

んで、さらに。

借入限度額は長期優良住宅や低炭素住宅よりも

一般住宅の方が小さくなっている。

 

長期優良住宅とかって

ほぼマンションにないんですよね。

建築コスト高くって。

 

だから、メインは戸建て。

戸建て建てられる富裕層が

特例の住宅ローン控除受けて

ウハウハというのが現状。

 

でも今回の改正では

認定住宅の内容がちょっと追加されて

 

ZEH水準省エネ住宅なんてのも入ってきた。

こんなのも、借入限度額が原則より大きくなってる。

4年5年入居なら4500万円。

 

 

ZEH?なにこれ、読み方すらわかんない。

 

ゼッチって読みますよ。

 

 

最近静かに浸透してきている感がありますが

 

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、

高断熱外皮(壁紙・窓等)で、

LEDなど省エネ設備を使用し消費エネルギーを減少させ、

太陽光発電によりエネルギーを創ることで、

エネルギーの収支をゼロにしようとするもの。

 

政府のカーボンニュートラル実現のための

取組みのひとつなんです。

 

ZEHはマンションも出回り始めています。

2018年から補助金が出るようになったので

建築コストが高くなってもちょっといけるかな?という

感じになってきたんですね。

 

 

なので、戸建てに手が出ないひとも

原則の方じゃなくて特例が使えるかもしれない。

 

控除率が下がって、控除期間が伸びて

ZEHにも特例が使える。

 

悪くない、ってケースもありそう。