こんにちは!税理士の高山弥生です。
不動産を購入したときに困るのが消費税。
土地だけ購入した場合は
土地は消費税かからないのでいいのですが
土地+建物の場合。
きちんと土地いくら、建物いくらと
書いてあればいいのですが
書いていない契約書もあります。
全部で5000万!とか
そうすると、事業用として購入した場合
困ってしまうんですよね。
土地と建物わけて記帳しますし
消費税どうするかという問題があります。
たまに、消費税がかっこがきでいくら、と
書いてあることがあります。
5000万円(うち消費税80万円)
みたいな感じです。
この場合、80万に消費税がなる本体価格は
1000万円ですから、1080万円が建物の金額で
土地は5000万円-1080万円=3920万円。
このカッコ書きがなかったら?
うーん、固定資産税課税明細書とかを
取り寄せて、固定資産税評価額をみます。
土地の評価額A
建物の評価額Bとしますと
5000万円×A/A+B
として土地の金額を出します。
建物の金額は5000万からAの金額を
引いてください。
内訳がないということは
誰も土地がいくらかなんて
わからないわけです。
しょうがないので
誰もが納得する金額として
固定資産税評価額を使っているだけです。
もちろん、鑑定士さんに
金額を出してもらうという手もありますが
お金かかるので、
たいていこんな方法を使っていますね。