土地と建物を購入したけれど内訳がない。どうする? | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!税理士の高山弥生です。

 

不動産を購入したときに困るのが消費税。

土地だけ購入した場合は

土地は消費税かからないのでいいのですが

 

土地+建物の場合。

 

きちんと土地いくら、建物いくらと

書いてあればいいのですが

 

書いていない契約書もあります。

 

全部で5000万!とか

 

そうすると、事業用として購入した場合

困ってしまうんですよね。

 

土地と建物わけて記帳しますし

消費税どうするかという問題があります。

 

たまに、消費税がかっこがきでいくら、と

書いてあることがあります。

 

5000万円(うち消費税80万円)

 

 

みたいな感じです。

 

この場合、80万に消費税がなる本体価格は

1000万円ですから、1080万円が建物の金額で

 

土地は5000万円-1080万円=3920万円。

 

 

このカッコ書きがなかったら?

 

うーん、固定資産税課税明細書とかを

取り寄せて、固定資産税評価額をみます。

 

土地の評価額A

建物の評価額Bとしますと

 

5000万円×A/A+B

 

として土地の金額を出します。

 

建物の金額は5000万からAの金額を

引いてください。

 

内訳がないということは

誰も土地がいくらかなんて

わからないわけです。

 

しょうがないので

誰もが納得する金額として

固定資産税評価額を使っているだけです。

 

もちろん、鑑定士さんに

金額を出してもらうという手もありますが

 

お金かかるので、

たいていこんな方法を使っていますね。

 

 

 

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