中小企業の社長さんの相続③ 純資産編 | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!税理士の高山弥生です。


昨日は芸能界で訃報が続きますね。
また地震もありましたし

少々暗くなるニュースが
続きます

健康に気を付けることと
いざというときに備える

当たり前のことを
気を付けてみたいと思います。








純資産価額での株の評価は
どうなるんでしょう?



会社のすべての資産、負債を
財産評価基本通達で評価しなおします。


このときにいろいろ気を付けないと
いけないことがありまして




決算上帳簿価額があっても
純資産価額計算には使わないものがあったり

前払い費用とか



帳簿価額にはないけれど
純資産価額計算に含めるものがあったり

未収保険金、未払退職金とか



課税時期3年以内に取得または新築した
土地等又は家屋等を取引価額で計上するとか




こうして会社の
相続税ベースと簿価ベースの
差額を出して


その差額(含み益)に対応する
法人税相当額40%を控除


前は42%でしたね



これに帳簿価額の純資産を足す


すると

純資産価額が算出できます。


会社の純資産の部が
随分と大きくなっている会社


むか~し土地を買って
含み益がある会社


このような会社は
純資産価額が
高くなってしまうことになります。





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