海外預金の評価はどうするの? | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!高山弥生です。

また随分と間があいてしまいました。
確定申告終わってもやることはあるわけで
平日無理がきかないと週末になだれ込み(T_T)


あんまりにも睡眠不足だと
目が完全に開いてない感じがするんですよね。
このままブサイクな顔が定着しちゃったらどうしよ・・・






父親が外貨預金を持っていたのだけれど、
亡くなった日のレートを調べたら

対顧客直物電信買相場(TTB)99円
外国通貨買相場(Cash Buying)97円

だったんだよ。
これって、97円のほうが有利になるから
そっちで評価してよいかな?





・・・ダメなんですよ。

外貨については基本的に
納税義務者の
取引金融機関が公表する
対顧客直物電信買相場
又はこれに準ずる相場により
評価することになっています。





最近、外国財産ちょいちょい見かけますね。


対顧客直物電信買相場

TTB(Telegraphic Transfer Buying)

漢字だと長くてわかりづらいです。



こちらからすると外貨を売って
日本円を手にしているのですが
金融機関からみると
外貨を買うことになるのでBuying。

金融機関は、外貨を円に交換するときすべてに
このTTBを使っているわけではありません。
他行発行のトラベラーズチェックは
自行より日本円が少なく戻ってきますし、
外国通貨を日本円にするときのレートは
さらに低かったりします。

財産評価にあたって、
相続人が好きなレートを選べては
税の公平性が損なわれる恐れがありますので


統一的に金融機関が外貨を買って円で支払う場合の
対顧客直物電信買相場により換算することになっています。

 

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