こんにちは!高山弥生です。
昨年見に行ったときに撮影した明月院ブルー!
また見に行きたいなあ。
お天気が良すぎてちょっとあじさいが
元気なかったので、こんどは
早朝に行ってみたいです。
今回のご相談内容は男性は読まないほうが
いいかもしれません、女性向けです
しかも、税金とは関係ないです(笑)
税金のブログでしょ?と思われるかもしれませんが
最近、税理士業務はファイナンシャルプランナー的な
ところもありますので、少々大目にみて
いただけたらと思います。
「主人と別れて、後半の人生は
やり直そうかと思っているの・・・」
40代、50代の女性の方からこのような
ご相談を受けることがままあります
最近、私は税理士じゃなくてよろず相談所になってきています
お気持ちは、わからなくもありません。
今まで、夫のため、子供のため、ご自身を犠牲にして
尽くしてきた年代の方々です。
本当はやりたいことがあったかもしれない。
女性だって能力の高い方はたくさんいらっしゃいます。
でも、家庭を持ったことであきらめざるをえなかった・・・
40代、50代の女性の配偶者はモーレツ会社員世代。
家庭をかえりみる暇もなく仕事にまい進してきました。
帰ってこない夫不在の家庭で子供を育てる。
これでいいのかしら、と不安にさいなまれながら。
収入がないことで、自分の人生に対する
主導権を失ってしまった。
「誰に食わしてもらってるんだ」
と心無い言葉を投げつけられた女性も
いらっしゃるでしょう。
子供が手を離れて、ご自身の人生を取り戻したい
と思われても、不思議ではありません。
むしろ、自然なことだと思います。
でも、離婚して老後の生活費は
大丈夫ですか?
現実に引き戻すようで申し訳ないのですが、
精神的な幸せと経済的な幸せ、これらは表裏一体です。
おひとりさまになる場合、
老後の生活費の確保は絶対必要です!
ご主人に不貞の事実がないと慰謝料はむずかしいです。
財産分与もどこまでしてもらえるかわかりません。
年金はいくらもらえるか把握してますか?
離婚すると年金分割制度がありますが、
厚生年金と厚生年金基金の代行部分の1/2です。
基金独自の年金部分は年金分割対象にはなりません。
ご主人が受け取る年金の半分が
まるまる受け取れるわけではないのです。
しかも、年金分割をした場合、受け取れるのは
自分が年金を受け取れる年齢になってから。
ご主人が受け取っていても自分が受取開始年齢
にならないと受け取れません。
さらに、元ご主人が亡くなった場合、
遺族厚生年金は受け取れないのです。
(自分自身の厚生年金、国民年金は受け取れます)
お住まいはありますか?
借りることが前提の場合、保証人はいますか?
お子さんと同居できる場合は大丈夫ですが、
おひとりさまの場合、年齢があがるにつれ、
賃貸物件は借りづらくなっていきます。
お友達はいらっしゃいますか?
離婚しても金銭的な余裕があると分かっている方は
大丈夫ですが、交際費は結構かかるものです。
今お付き合いしているお友達は今の生活レベルを
下げてもお付き合いを続けていける方々ですか?
昔、ご主人を亡くされたお客様がこうおっしゃってました。
「まったく、いやんなっちゃうわ、と思える相手がいる
こと自体が幸せだったと、主人がいなくなって気づいた」
夫婦ですもの、いろいろあったでしょう。
でも、最後は存在自体が大切になっていたのです。
このお客様の言葉を聞いて以来、私は離婚したい
というご相談には、DVを受けているわけではない限り
卒婚をおすすめしています。
最近、芸能人でもいますよね、卒婚した人。
卒婚とは、
籍はそのままで、これまで築いてきた二人の関係を整理し、
リセットした上で、もう一度自分自身というものを見直し、
それぞれの道に進んでいくというライフスタイル・・・だそうです
なぜ卒婚をおすすめするかというと、
①離婚して実は大切だったと気づくようなことにならぬよう、
少々距離を置くことでお互いの大切さに気付くため
それと、
②女性が経済的に不安定な状況で苦しまないように
という理由と、
あとひとつ。
日本のカップルは女性が3歳ほど年下の場合が多いそうです。
男性と女性の平均寿命は7歳は違います。
女性は男性よりもお迎えがくるのは平均10年遅いんです。
女性はかなりの割合でご主人の相続を経験します。
相続は、女性への人生のボーナスだと思うんです。
今まで自分の収入ももたず、夫のため、家族のために尽くし、
自分の人生の主導権を持てずに来たとしても、ここで初めて
自分の名義の財産を手に入れられるのです。
③ボーナスを受け取ってみましょうよ。
これが三つ目の理由です。
でも、私は旦那様より7歳も年上でして、
自分はどうなんだろ・・・?と少々疑問に
思ったのでありました。
昔より夫婦のあり方は多様性が認められてきています。
オールオアナッシングではなく、妥協できるところを妥協して
ご自身の心地良い環境を作り、ご自身の老後を守って
いただきたいのです。
卒婚に向けて、半別居したいなどの生活費シミュレーション
でしたら喜んでやりますよ!
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