どうも広島県三原市で料理教室をやっています、料理の家庭教師フレンチシェフの喜多村です。
今日は料理をきれいに盛り付けるコツを教えちゃいます、料理にも顔があるって知っていますか?
面白いでしょ!料理にも顔があるんです(^v^)キッチンでは料理をホールスタッフに渡す時に「この料理の顔はこっちね。」と申し送りをしてホールの人に料理を渡します、では顔ってどこ?
こんな会話は飲食店でしかしませんが、【料理の顔】とは
簡単に説明すると、コックさんが料理を盛り付けた正面です。
コックさんは盛り付けをする時に、みんな必ずやることがあります、それは
お客様が料理を見る位置から料理を見て、その目線から一番きれいに見える位置に食材達を盛り付けて飾ります、どんな食材もきれいに見える方向がそれぞれあるのでお皿とのバランスを取りながら
きれいに見える【お皿の顔】を創っていきます、たとえば
この2皿の料理、どちらもなんだか窮屈そうで見栄えしませんよね
この皿の顔はこちらなんです、この角度から見てほしくて盛っているんです 横長ですね
この皿の顔はこちら、少し右手前に引いてみて盛りつけました。
どうですか?お皿がきれいに見える角度が想像できるようになりましたか?これも「おもてなし」のひとつですね、一番、最高の席で料理を見て楽しんで食べていただくための気配りです。
今度盛りつける時に、『料理の顔』意識して見てくださいね、盛り付けが楽しくなりますよ