10/14発売 サンヨー食品 
「サッポロ一番 みそラーメン 濃厚札幌 タテビッグ」

 取得価格 168円(ライフなかもず)(税込181円)
 メーカー希望価格 220円(税抜)


おはようございます。

本日はサッポロ一番みそラーメンの「濃厚札幌」の食べレポです。

この商品は「サッポロ一番みそ」のアレンジ版というか、

新しいパターンのご当地版のタテ型BIGの商品という感じでしょうか。

 

商品は以前ずっと続いていたちょっと変わったサッポロ一番を楽しめる

「サッポロ一番 ベストレシピ」シリーズの後継になるのかもしれません。

 

袋麺のみそ味では去年、今年と全国のご当地の味噌をモデルにした

サッポロ一番みそ袋麺の全国ご当地版の製品が登場し、

2回めの先日の発売ですでに6種の全国の味噌の袋麺が発売されています。

今年に袋麺「北海道醸造味噌」も登場済です。

 

今回のカップの「濃厚札幌みそ」はその流れの製品なのかもしれません。

この先も例えば「仙台辛味噌」とか「信州味噌」のカップが

発売されれば袋麺と同じ流れになるのかもしれません。

 

あと今回から容器が紙製からプラに変わっています。

カップ側面が凹凸のある容器になっています。

 

話戻って、「サッポロ一番 ベストレシピ」シリーズは

「塩らーめん」と「みそラーメン」をちょっとアレンジして

普段とはちょっと違ったサッポロ一番を楽しめる

なかなか楽しいシリーズだったのですが

今年3月発売の「塩らーめん じゃがいもチーズ」

をもってどうもシリーズ終了したようです。

 

その後、6月に発売された「塩らーめん 鶏白湯」には

「BESTレシピ」の文字はなくなっていましたからね・・・。

 

ちなみにみそラーメンは「みそラーメン」、

塩ラーメンは「塩らーめん」表記なのは袋麺の表記と同じです。

 

今回の「みそラーメン 濃厚札幌」も同じく

「BESTレシピ」の文字は見当たりません。

ってか、「濃厚札幌」(味噌)という商品なのでそれはご当地系であり、

そもそもアレンジメニューではありませんしね~ (^_^;)


製品内容はサッポロ一番みそラーメンの味わいに

生姜と香ばしいにんにくの風味をきかせた

札幌風のみそラーメンということです。

 

あちちょっと思ったのが、そもそも商品が「サッポロ一番」なので

もとからサッポロ一番みそラーメンは「札幌味噌ラーメン」じゃないの?

って気もするのですが・・・。

 

製品はいつものタテ型BIGカップです。

フタの上には仕上げの小袋が付属している

「タテ型BIGカップ サブオールインワンタイプ」になります。

 

カップ内部はこんな内容になっています。

麺はサッポロ一番の油揚げ麺ですね (^_^;)

なのでもとからそのクオリティにはあまり期待はしていませんww

 

粉末スープは濃厚ということでだからでしょうか、かなり多めです。

具は見た感じではあまり多くないイメージです。

 

麺・具材の湯戻し調理時間は3分となっています。

麺などが戻ったら仕上げの小袋を投入します。

 

小袋の中身はサッポロ一番ということで

ふつうの透明のラード系のオイルかなと思ったのですが、

意外にもラー油系も含まれる赤いオイルでした。

 

出来上がりはこんなビジュアルになりました。

小袋のオイルでちょっと赤い色合いの出来上がりです。

これはちょっと札幌味噌ラーメンでは意外なビジュアルだな~

っていうのが第1印象です、また具はやはりそんなに多くないですね。

 

麺はなめらかさとつるみが特徴の中太麺ということです。

 

今回の製品はあくまでも「サッポロ一番みそ」カップの麺ということで

正直言って麺には期待していなかったのですが、

実際の麺の感じもいつもどおりの「サッポロ一番みそ」らしい、

白っぽい色のこだわりを感じないごくふつうの麺でした (^_^;)

 

麺は中麺程度の太さでゆるいウェーブのかかった麺です。

麺の食感もごくごくふつうの油揚げ麺なので

特別高いクオリティでもありませんので、過度な期待は禁物です。

 

製品は「濃厚札幌味噌ラーメン」ではありますが、

あくまでもそれは「サッポロ一番」の範疇の中の麺なので、

本格的な黄色く、強いちぢれの太麺のお店の麺のような

ものではまったくありませんので麺の本格感は皆無です。

 

せめて麺は今年2月に発売された「札幌ラーメンどさん子」

に使われたような太めの麺を使ってくれればと感じました。

 

麺量は70gで、サンヨー食品のタテ型カップの標準的な量です。

食べてみてのボリューム感は標準的と言ったところです。

 

スープには特徴のある数種のみそをブレンドし、生姜、にんにくの

香味野菜とポークエキスでうまみと厚みを付けたとのことです。

 

スープは自分のイメージする「札幌味噌ラーメン」とは

ちょっと違う感じのスープになっていました。

また袋麺とかどんぶり型の「サッポロ一番みそラーメン」の

スープの雰囲気とも違う雰囲気になっています。

 

味噌はもちろんブレンドでしょうが、

粉末スープのみでの仕立てなのでそこは「サッポロ一番」の味噌味らしいです。

スープはたしかに味は濃厚というか塩っぱくて角々しい感じ。

 

ブレンド味噌ではありますが、赤味噌系に振った味わいで

札幌味噌にしては色が濃く、甘みはほとんど感じられず

なんか自分的にはちょっと違うな~というイメージでした。

 

生姜の風味とかにんにくの香りもほのかに感じますが、

そんなに前に出てくるほどでもなく、そこはおとなしいです。

 

またポイントとなったのが小袋のオイルですね。

これがけっこうラー油系で辛めのオイルになっていて

スープ自体も同じようにピリ辛でラー油の風味を感じます。

札幌味噌ラーメンってこんなにラー油系だっけ?って感じ (^_^;)

 

また札幌ラーメンらしくスープ表面に

分厚いラードの層ができるわけでもなく、

なんかラー油風味の味噌味スープと言った感じで

あまり札幌味噌ラーメンという雰囲気ではないような気がしました。

 

まぁ、本場の札幌味噌ラーメンに詳しいわけでもない自分なので

そんなに偉そうに言えたものではありませんが、

「すみれ」のカップとか、ああいう感じのスープではぜんぜんなかったです。

 

具は肉そぼろ、キャベツ、ねぎ、赤ピーマンの組み合わせです。

 

画像はかき混ぜ前の「いいとこ撮り」のものなので、

一見してなかなか具だくさんには感じますが、

かき混ぜてふつうに食べてみたら具はそんなに多くないです。

 

肉そぼろは小さめの不定形でお湯で戻ったらやや粉っぽいものの、

柔らかく仕上がってなかなか美味しい具材で、量もそこそこです。

 

キャベツは小さめのカットであまりたくさん入っていません。

お店の札幌味噌ラーメンでキャベツが入っていることは

ごく少ないと思うので、あくまでもカップ麺としての具ですね。

そこは割り切って、もうちょっとキャベツの具の量は欲しかったです。

 

ねぎは薬味としてのアクセント程度の役割、

赤ピーマンは彩りと味の変化には役立っていたと思います。

 

 

 

というわけで、なんか札幌味噌ラーメンとしては不思議な一品でした。

内容的にはやはり「サッポロ一番みそラーメン」の延長の製品です。

本格的な札幌味噌とは別物のカップ麺と言えるでしょう。

 

麺とか具はまぁ、そこは割り切るとしても、

このラー油風味でラードの少ない味噌スープは

「札幌味噌」というわりにはどうなのでしょうね?

なんか最後までちょっと疑問なまま食べ終わった製品でした・・・。

 

 

 

ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。

 



●自分的評価 19291●(個人的評価なのでよろしくお願いします・★5個で満点)
製品スタイル:タテ型BIGカップ・オールインワンタイプ
麺  ★★★☆☆(サッポロ一番味噌らしい白っぽい油揚げ麺、食感はごくふつう)
味  ★★★☆☆(たしかに濃厚な味噌スープ、甘味控えめ、ラー油でピリ辛)
具  ★★★☆☆(肉そぼろ、キャベツなどカップ味噌として一般的なもの、量は多くない)
総合 ★★★☆☆

カロリー ★☆☆☆☆ 471kcal

辛さレベル ★☆☆☆☆(ピリ辛→ラー油系)

内容量 100g (麺量 72g)
食べる前の空腹度 ☆☆☆ (★3で満腹状態)
お湯の目安量  430ml (無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう)


(表示関係・作り方など)

 

------------------------------------------------------------
にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
にほんブログ村