9/16発売 東洋水産
「マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ」
取得価格 215円（7～11堺美原区役所前店）（税込232円）
メーカー希望価格 220円（税抜）
おはようございます。
本日の紹介製品はマルちゃんのタテ型カップの代表的ブランドである
「本気盛（まじもり）」の新作、「黒マー油濃厚みそ」です。
秋冬に向けて味噌系スープの新商品ですね。
「本気盛」はボリュームのある「大盛」麺量と「濃い系」スープ、
「がっつり」具材が特徴の、縦型ビックカップのブランドです。
ちなみに前回の本気盛（8月下旬発売・背脂みそ）も
味噌味仕立ての本気盛でした、2ヶ月連続の味噌味の本気盛になります。
わずか間隔1ヶ月足らずでまた味噌味の商品は前々回の商品の
発売間隔から比べるとものすごく短いので意外です。
しかしこのマルちゃんの「本気盛」ですが、
もうこのブランドは何製品発売されているのでしょうね？
マルちゃんのブランドの中でもトップクラスだと思います。
以前は本気盛と言えば超太めの強ちぢれ麺のワイルドな油揚げ麺が
トレードマークというかワンパターンで、
その麺が残念ながら自分の好みの麺じゃなかったので
このブログではあまり積極的に取り上げていなかったのですが、
このところのマルちゃんのタテ型BIGカップの麺の大改革で
その麺はすっかり変貌を遂げましたので今までと違います。
麺も楽しみに食べれるので今後は積極的に食べたいブランドですね。
これは同じくスルーしがちだった「TRY」シリーズも同じです。
マルちゃんのタテ型カップはもとからスープと具には定評があるので
麺の変革も加わって、この先はマルちゃんのタテ型カップも大いに楽しみです！
そして今回の製品もその麺に大いにこだわりがある製品みたいです。
メーカーHPによりますと麺を配合から製法まで大幅に改良して
新開発した硬くコシが強いナチュラルウェーブの
「新・がっつり太麺」というのがその麺のウリみたいです。
またクセになる旨さのスープと具材にもこだわった
より満足度の高い一品で、にんにくのパンチと黒マー油の香ばしさを利かせた
がっつり系濃厚味噌スープがよく麺に絡む一品とのことです。
製品スタイルはいつもの本気盛と同じサイズの容器です。
フタには特製油の小袋が付属している、
「タテ型BIGカップ・サブオールインワンタイプ」となります。
カップ内部はこんな内容です。
新開発の麺はこの段階では粉末スープにまみれて違いがわかりません。
具はキャベツと挽肉が多めに確認でき、粉末スープはかなり多めです。
出来上がったらしっかりのかき混ぜが重要な感じですね。
麺・具材の湯戻し調理時間は4分となっています。
時間がきたら麺の戻りを確認し、かるくかき混ぜてから
添付の特製油を投入します。
この小袋の中身は商品名から黒マー油なのがわかります。
出来上がりはこんなビジュアルになります。
ない小袋の黒マー油をかき混ぜる前のビジュアルです。
このあとしっかりスープをかき混ぜていただきます。
あと、具はそんなに多くないイメージですね。
麺は粘りのなかにも歯切れ感がある、
硬くコシの強い麺ということです。
麺は新開発の「新がっつり太麺」という名の麺だそうです。
麺は油揚げ麺で太めの平打ちタイプ、弱いウェーブが付いています。
ビジュアル的にちょっとうどんのような雰囲気も感じる麺ですね。
その仕上がりはけっこう硬めに仕上がります。
4分戻しの指示になっていますが、もうちょっと長め湯戻しでもいい感じ。
フライングすると麺に芯が残ったような食感になるので注意です。
でもしっかり戻った麺は硬めですが、しっとり感や滑らかさは十分感じます。
麺のコシもしっかりしていて強めの歯ごたえがあり、
以前の本気盛の暴れるスナック感強い太麺とは
ぜんぜん違った方向性の食感の麺で驚かされます。
当然ですが前作の本気盛「背脂みそ」の麺ともぜんぜん違う食感です。
麺量は従来どおりの80gが維持されていて、
食べた感じのボリューム感はかなり多めで満腹感を得られます。
スープはにんにくを強めに利かせた濃厚な味噌味スープで、
添付の黒マー油の風味が特長の特製油で仕上げるスタイルです。
最初はこんな感じで味噌スープの表面に黒マー油が浮くスタイルです。
でも明星とかの黒マー油に比べたらそんなに色が濃くなく、
黒くないオイルの部分も多かったイメージです。
スープのビジュアルは思ったよりもかなり薄めの色合いですね・・・。
もっと赤味噌系の色の濃い、味的にもシャープな味噌スープと
思っていただけになんかイメージと違いちょっと意外な感じです。
味噌はおそらく合わせ味噌なのでしょうが、白味噌成分も多いのかな？
でも白味噌系スープのようなスープの甘さは感じられず、
味的にはそこそこ尖った感じで塩気もしっかり感じる味わいです。
スープは豚骨ベースですが、その豚骨の骨太さは控えめで、
また味噌スープにありがちなラードのボリュームもおとなしいので
本気盛にしてはワイルドで骨太な雰囲気は少なく、
それよりもかなり繊細な味わいのスープだったのが印象的です。
スープにはそこそこのにんにくが利いているのはワイルドな側面ですが、
唐辛子系のピリ辛のアクセントもなく、おとなしい感じの味わい。
その分、添付の黒マー油の風味を引き立てる内容になっているのでしょう。
ワイルドさが控えめで、最初黒マー油の風味が強い味噌味だったので
ちょっと物足りないスープにも感じましたが、これが食べ進めていくと
なんか妙にクセになる美味しいスープではありました。
でも自分的にはもうちょっと甘めの丸い濃厚味噌スープが好きかな？
具はキャベツ、味付豚肉、ねぎの組み合わせになっています。
なお、この具の写真は添付の特製油を入れる前に撮影したものです。
このビジュアルや最初の雰囲気で具はなかなか多いかなと思ったのですが、
このあとかき混ぜて食べる段になると、その印象はなくなって
具は思ったよりも多くないな～という感想です。
メイン具材はキャベツになりますが、そのボリュームは多めで
食感もよく、カットも大きめで十分楽しめる具材ではあります。
味噌スープにはもとからキャベツはよく合う具材でこれはいいと思います。
挽肉具材は小ぶりで出来上がりの食感は柔らかく美味しいですが、
その味付けはマルちゃんの肉具材にしては薄めの味付け。
量的にはマルちゃんにしては多くないな～って感じました。
ねぎも量が少なく、あまり具の機能を果たしていませんでした。
個人的にはここにシャキシャキたまねぎがほしかったですね。
いつものマルちゃんにしては具がちょっとオーソドックス過ぎて
ボリューム的にもやや物足りなさを感じました。
というわけでまさにこの商品から大々的に麺がリニューアルされ、
まさに「新世代の本気盛」になり、製品の雰囲気も変わりました。
麺の存在感がかなり強くなったので、今回の商品は
やや麺勝ちになりスープが影に隠れた感じだったのがやや残念。
でもいつもの本気盛らしい、強めのワイルドなスープには
この麺はピッタリ合うと思います。
またスープが豚骨系や醤油系になった場合、
麺をどういう感じに仕上げてくるか、今後の展開が楽しみです。
ごちそうさまでした。
そして今日も読んでいただきありがとうございました。
●自分的評価 19266●（個人的評価なのでよろしくお願いします・★5個で満点）
製品スタイル：タテ型BIGカップ・サブオールインワンタイプ
麺 ★★★★☆（新がっつり太麺は平打ちタイプ、硬めの仕上がりで強めのコシと歯ごたえ）
味 ★★★☆☆（にんにくが利いた味噌スープは色は薄め、黒マー油風味をプラス）
具 ★★★☆☆（キャベツはたっぷり、でも他の具材はそんなに多くない）
総合 ★★★☆☆
ｶﾛﾘｰ ☆☆☆☆☆ 505kcal
辛さﾚﾍﾞﾙ ☆☆☆☆☆（無辛）
内容量 110g （麺量 80g）
食べる前の空腹度 ☆☆☆ （★3で満腹状態）
お湯の目安量 460ml （無駄なお湯沸かしによる水光費の無駄を減らしましょう）
（表示関係・作り方など）
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