母の故郷に帰る | 病は気から***元気が一番

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じぶんの背中に責任を持てる人になりたい。
なりたい自分になるための努力!

空を見上げてほら、深呼吸***勝手に笑顔になれるでしょっ
空と太陽と風と…大好きな自然を感じてのんびり生きてこっ

寝付けない。

明日は横浜から山形へ出かけるのに。
 
夜行バスでの旅は疲れることがわかってるから、少しでも早寝をする予定だったのに寝付けない。
家族はもう寝てる
 
思い出に浸るほど
たくさんの思い出はないかもしれない。
 
いつのまにか家族になっていて
いつのまにか施設に入っていた
 
村では裕福だった母の実家
後妻でやってきたあの人はすべてを使い果たした。
自分の大切な家族のために、使い込んでいた。
先祖から守ってきた広い田畑も手放した。
 
そして残ったのは、大きな屋敷だけ。
 
それも今は、誰も住んでいない。
 
後を取るはずだったあたしのいとこは、後妻に追い出されてお嫁さんの実家に住むことになった。
そして心が壊れていった。
かっこよかったあのころの姿とは似ても似つかない風貌になってしまっているらしい。
年のせいではない。
 
葬儀で…
悲しいって思ってあげることができるのだろうか?
 
そんな思いで過ごす夜は切ない。