18年前、
入院していた。あ!
13年前も
入院していたなぁ、そういえば
お産の前日
10時までに病院に来てくださいって言われて、まだ1歳になったばかりのこぉちゃんを両親に預けて入院した。
帝王切開でのお産のために、前日入院になる。
最後の晩餐を食べて、19時にはケーキと紅茶。
サロンでのくつろぎの時も、あたしはお部屋でのんびりとしていた。
置いてきたこぉちゃんの写真を見ながら、明日の出産に備えていた。
手術の予定時刻は15時頃。
毎年、そんなことを思い出している。
年子のために、大事を取って早めにお腹の中から出すことになっていた。
少しでも長くお腹の中で成長させてあげたかったけど…ごめんね。
2700グラムで生まれたたぁくんは、本当に小さく見えた。
よく動く赤ちゃんだったから、泣きながらもモゾモゾ
おかげで、おむつカバーが膝くらいまで下がっていることがよくあったっけ。
今のように、紙おむつが全盛のころではなかったから、産院でも布のおむつを使っていた。
おむつカバーは、胴まわりが細すぎるからちゃんと止まらないし、早く太るといいなぁって事ばかり考えていた。
大きくなる=病気やけがに悩まされる日々が続くことなんて思いもしなかった。
そんなたぁくんも、20日で18歳になります。
頼もしくって、思いやりのある優しい男の子に成長してくれました。
きっと、たくさんの病気やけがが、たぁくんをそーいう子にしたんだろうな。
長男としての責任もちゃんとわかってる。
無口だから、余計なことは口にしないけど、ちゃんと伝わってるよ。
ひとつの区切りの年が18歳なんだって思う。
さぁ、どんな青年になるのか
嬉しいような、ちょっぴり寂しいような、不思議な感情の中で、これからも一緒にいようね。
産まれてくれて…おかーさんの子どもでいてくれて
本当にありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいだよ