この暑いさなか、ブラックスーツを身にまとい自転車で駅まで走る。
パソコンを持ち、髪の毛をシニヨンにして、いざ出陣なのだ。
式の時間は1時間、披露宴は2時間強。
そして、その間にカメラマンさんの撮影したビデオを編集する時間との戦い。
おまけに、自分の欲しい画が必ずあるとは限らない。
じっくりと構想を練ってる時間もない。
先輩について、技術を習得する。
現場研修は、交通費も込
ちっとも稼げないよ…社内研修の方がもうかるかなぁ。
交通費も昼ごはんも実費だもん

何言ってんだか、現場で仕事を教えてもらって給料もらうなんて…研修中なんだから、当たり前のことでしょ。独り立ちしてるわけでもない子が、日給多くもらえるはずないじゃないの。
その後には、バイト…
本当にお疲れさまだよね。
んで、あたしはおかーさんなので、こぉちゃんの帰りを待つ。
どんなに遅くても、うたた寝しながらでも待つのだ。
正直しんどい。
帰宅すると今日編集したDVDを、あたしに手渡してチェックしてもらい、出来上がりの総評を待ってる。
日に日に表現の仕方が変わってくるのがわかる。
今日も遅いなぁ。
家族はみな、夢の中
あたしも夢の中に入りたい

夢の中でしか逢うことのできない架空の動物に出会ったり、空想の中で広がるneneワールドへようこそ

気がつくともう朝。
え~~~、寝てないじゃん

…って、毎朝嘆くのだった。
これじゃ、頭痛も仕方ないか、ね?

