本当に忙しかったなぁ。
楽しかったって言いたいけど、今日はマジでつらかったかも。
朝から少々寝坊して、6時に起きてしまった…ここから、リズムが狂ってしまったんだな。
朝ごはんは食べれずに、おまけに同じ登校班だったaoiが、横断歩道に立ってる。
ん?
班はもう出ちゃったってことは、一人かぁ。
そう思ったら、つい一緒に学校まで見守ってしまった。
これが余計なことなのかもしれないけど、1人で行かせることが嫌だったんだよね。
aoiは大人しい子で、自分の意思表示をあまりしてくれない子。
慌ててるのが目に見えた。
aoiの姿を身なかったら、気にしなくていいことだけど、見ちゃったんだもん。
「aoi~」
迷いも無く、こっちを見るaoiの笑顔。
やられたぁ~~

可愛い

「どした?寝坊しちゃった?」
頷く顔は、不安げで…
「一緒に行こうかぁ


かかとをつかないで歩く癖。
治ったみたいだね。もう痛くないのかな…よかった。
3年生になったんだって教えてくれた。
そっか、ちゃあのおかぁさんはね…教えないよっ

こっそり笑うくせも変わってないね

何だか、少し得した気分だったよ。
別にaoiについて学校にいったせいではないけど…ここからが怒涛の忙しさの始まりだった。
でも、つくづく感じる子どもたちからのパワー。
「あ!ちゃあのおかぁさん。久しぶりぢゃん」
へぇ、そんなことも言えるんだ。
いままで子どもたちから、たくさんのパワーをもらっていたんだね。ありがとう


