「おかぁさん、ちゃあね。トレセンの選考会にいくかも」
「ふーん、トレセンね。え?トレセン?」
海が割れて、そこには道ができるのよぉ~て思うくらいの衝撃
あたふた、あたふた
特別な事じゃないかもしれない。でも、あたしにとってはすごいこと…それは、たぁくんも経験することができなかったこと。
いつも選考会の前に大怪我してしまう。
チャンスをつかみ損なってばかり。
どうか、このチャンスをちゃんと自分の手に入れることが出来ますよーに。
合否、大事なことだけど、今はちゃあくんがチャンスを逃がさないこと…それが大事。
選ばれて、選考会に参加できる
まずは、そこ!
つばさ時代も逃してしまった。誰もがあと一枠はちゃあくんに来ると思っていた。
でも、その枠を手にしたのは下の学年の子だったから。
まぁ、選ばれなかったのはいろんな足りないものがあるからなんだよね。
頑張れ!ちゃあくん


