【7日目 ニューヨーク近代美術館 】ニューヨークアートフェアの旅 | 芸術と天山龍雅と

芸術と天山龍雅と

新作の紹介や最近の出来事などつぶやきます。
芸術の真相を生涯かけて探っていきます。

アートフェアが終わりました


ですが滞在2日間ほど時間を作ったので


今日はニューヨーク近代美術館の


MOMAに行ってきました!



 予約制の時間指定だったので


その時間に合わせて行きました。





これが入り口ですが


場所は街中で普通に並んでいます


館内は6階まであり2階からは


全て会場で作品が並んでます。




前の記事にMOMAに行って事前予約制作で

入れなかったと書きましたが、


その時に、もしチケットを持ってたら


何処から入るのか?


本当に分かりませんでした。



2階に行く階段やエスカレーターは


いくつもあるんですよ


そこで荷物チェックのスタッフ


が立ってるだけなのですが、


実はそこが入場口なんですね


階段前にいる人は

チケットチェックしてる人でした。


え〜〜〜!!?


スルってはいれそうなんですよね。






館内の中心部は


このめっちゃ広い空間の作品があります


人の大きさで規模がお分かりかと思います!





館内の様子をご覧下さい





写真OK  動画はダメです!


それを忘れてて動画を撮ってしまい


注意をされました💦






この様な感じで迷わず練り歩きやすいです





もちろん超名画もありました





人を入れると美術館っぽいですよね


しかも外人さんは絵になる



最初の方は人を入れないで

撮ってたんです





その時期その時期のイベントを


やっているコーナーです。





では何個かアップの作品を


見て下さい!





モネの作品です  


画家目線だとタッチがとても気になるので


アップして筆跡も見てみましょう!



荒さが分かります

この作品の絵の具はたっぷり使ってますね

前に他の美術館でみたモネは

キャンバス地が見えてましたよ


1番手前のガサガサした黄色い所は

乾いてから擦り描きしてますね






クリムトです


クリムトの作品は初めて生でみました。


画面を見たかったんです。


有名な作品達ですから


今回は自分と一緒に描き方の分析タイムです




油絵ですが、さっきのモネとは違い

フラットに塗ってます

赤と金の模様を先に描いて乾かしてますね

その後に細かな模様をシャープに

描き込めるわけですね






これ貴重ですよね


缶を沢山並べた作品で有名なウォーホルです。

まさにこれですが、ブログの画像枚数に限度が

あり全体図は載せれませんでした。


描き方はシンプルなんですね!

はみ出さない様に丁寧に描いてます

一層描きで素早い作業です





ゴッホが1番の人だかりでしたね


日本ではゴッホは間違いなく人気です


以前に東京でゴッホ展やってましたが


またこっちもゴッホみたいに連チャン


してましたしね



しかし、世界でも1番の人気作家


なのかも知れません。





描き方はかなりボコボコです

インパスト技法といいます

この盛り上げって実は難しいです

しかも丁寧に絵の具を置いてます


丁寧にタンタンと描いているのがわかります。

月の所の盛り上がりなんかは


優しく絵の具をのせないとすぐに筆で

絵の具を凹ませてしまいます。

これだけ絵の具が厚いと乾かすのに

3ヶ月もしくは半年で

乾くのかなぁという感じです。


要は乾かしてから描き足すことを

意識してない訳なんですね


メディアにより

勘違いしている人が多いですが

優しく丁寧なんですよ  



癇癪持ちでも

ゴッホは優しい

人間ですよきっと



ゴッホは生きている時には


1点?2点?しか売れなかったそうです


ここまで人を魅了させる未来がくるとは


想像できなかったでしょう



好きな絵に時間を費やしたが


憂鬱な日々から早くに亡くなった


そんなゴッホは


幸せか  そうでなかったか。



皆さんはどう思いますか?






今回、MOMAは近代美術館


モダンアートが主体なのに


結局有名な作品だけを


取り上げてしまいました



帰国後、モダンアートも


いつかアップしますね!



明日はメトロポリタン美術館!