日本画の精神、日本画家の精神 | 芸術と天山龍雅と

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新作の紹介や最近の出来事などつぶやきます。
芸術の真相を生涯かけて探っていきます。

こんにちは
龍雅です



12月になりましたね!

最近は制作しながら
YouTubeでクリスマスソングを
流しながら季節に浸っています

古い曲のようですが
Driving home for Christmas

という曲がいいですね


この年で初めて聴きましたが
日本では有名ですかね??





現在模写を勉強中です



竹内栖鳳の作品を切り取り

模写しました





油絵で日本画の模写をしましたわけですが、

画材が違う為
綺麗に仕上げようとするなら

同じ描き方はできません。




東洋の日本画を
西洋の油彩で描くことは


あまりないですよね。。。


ですが、私はとしては意味があります。




日本画家の魂を模写したかったのです!



具体的でない精神論は
好きではなかったのですが


とある本との出会いをきっかけに
大事さを知りました。



その本は芥子園画伝という本なのですが

かなり難しいもので

画家として絵の考え方や描き方が

事細かくのっているものです。






そのなかで気韻生動言葉がありまして

意味としては

生き生きとした気品や気高い
風格が感じられること。

になります。




過去の歴史をさかのぼり

私達、東洋人の絵画は

精神性をとても大事にしてきました。



自分が1番好きな日本画家
狩野芳崖です↓



仁王捉鬼】





【悲母観音】





狩野芳崖が晩年に残した傑作の2つです

死が近い晩年に描いたとは思えない

力みなぎる作品です




この作品達は

西洋の絵画表現を取り入れた

作品になっています。


鮮やかな色合いや

遠近感、奥行きなどを


日本画に取り入れた

当時では斬新な作品だった訳ですね






精神で描き

精神で表現すること



日本人の画家として

これから先

大切にしていきたいと考えてます