蔵を掃除していて、全然片付けが進まない話をしていた。
その時に、40年前に中国をバックパックで旅行した時の、資料が出てきた。
 
その時のチケットは、上海イン、上海アウト。
正月明けから行ったので、¥104,000。
 
 
 
 
上海の地図も今と全然違う。
リニアモーターカーや、新しい空港が無いように思える。
 
上海から、国内航空で北京。
それから、万里の長城に三等の列車で、地元の方に混じって乗って行った。
 
それから、飛行機と列車で桂林、杭州。
そして、船で、運河を使って蘇州へ。
 
最後に上海まで戻ってきた。
 
メインとなる旅行日誌が見つかってないし、写真のデジタル化もできてない。
 
資料だけ、北京の地下鉄の券や、庭園の入場券など色々出てきた。
 
 
ゆっくり見たかった。
というより、老後に、こんな資料を、時系列を踏まえて、キレイに整理しようと思っていたはず。。。
 
しかし、嫁さんが、死ぬ前に、キチンと捨てておいてくれなアカンとせかしよる。
 
実際、今回の蔵の片付けは、おばあちゃんとお父さんの荷物を整理することにある。
お父さんも、カエルの子はカエル、という説明をするように、同じように、切符や、パンフレット、入場券をたくさん集めて、箱に詰めて、蔵になおしこんで、そのままいってしまった。
そのため、息子=私が、一生懸命、暑い中を片付けしている。
嫁さんは、私が死ぬ前に捨てていけと言いよる。
こんなもんは、自分ではなかなか捨てれん。
やはり、遺族が故人を懐かしんで、文句を言いながら、片付けたら良いと思う。
そのために、是非とも残しておきたいと主張するが、嫁さんには通じず。
 
そこまで言うのなら、会社をやめて、ひたすら、片付け=電子記録化をしてもいいと思ってしまう。
 
でも、60を過ぎたら、急に足腰が弱ってしまった。
残された時間は短いかも知れん、その前に思い出の整理をせなあかん。
 
痛感した。