最近久しぶりに本を読みました。


今回読んだ本はこちら↓




今まで実践してきたワーキングメモリーのトレーニングなどは大脳にある前頭前野のトレーニングになるのですが、この本は大脳ではなく脳幹に焦点を当てて書かれています。


この本曰く、例えるなら大脳は家で脳幹は土台。


いくら立派な家を建てようと、土台がしっかりしていなけれは家が崩れてしまうように、脳幹がしっかりしていてこその大脳であると。



脳幹がしっかりしていると言うのは、具体的には原始反射がしっかり取れている(厳密には統合していると言うそう)状態のこと。



原始反射で有名なものはモロー反射ですよね。


赤ちゃんを育てている時に一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


他にも原始反射は様々あり、通常遅くとも3歳くらいまでに消失しているはずが、最近は原始反射が取れていないままの子がいる。


原始反射が取れていないので、大脳があれこれ指令を出す前に脳幹の方が反射的に動いてしまい、実力を出せないでいる場合がある。



と言うのが、この本の言いたいところです。

(私なりの解釈も入ってます。)


では、原始反射が残っていたらどうすればいいのか?


日常の中で原始反射を取るための体操や動きなどが掲載されています。


特別な道具も必要なく、簡単なものが多くて、実際に取り入れやすいものが多いです。


この本の最初に「脳幹チェックテスト」があり、充希も数個当てはまるものがあったので、まだ原始反射が取りきれていないのかもしれません。


脳幹チェックテストについては、こちらから見ることが出来ます。


https://note.com/seishun_pub/n/n816f825b04c9



まだ読み終えたばかりですが、早速数日前より充希とこちらに書かれている体操を取り入れています。


脳幹も大脳も満遍なく成長出来るよう働きかけていきたいです。


 



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