白河中華そば こすが@あざみ野 | Ramen Story Of L.I

白河中華そば こすが@あざみ野

2021年12月24日オープン「白河中華そば こすが」に行きました。

 

image

 

10年~15年位の間首都圏に福島県白河市に根付く有名ご当地麺「白河ラーメン」店がオープンし、昔に比べるとだいぶ店舗が増え首都圏でも気軽に白河ラーメンが食べれる時代になりました。

 

 

そんな白河手打中華そば専門店の白河中華そば こすがが2021年クリスマスイブ横浜市青葉区に開店。

 

image

 

店主の小菅氏は本場白河ラーメンの老舗で白河ラーメン店なら誰もが知る超有名店「とら食堂」出身。

 

 

てっきりとら食堂を卒業してから横浜市で店を構えたと思ってたが違い、とら食堂を卒業してから15年ほど経つそうで2009年5月岩手県北上市にとら食堂分家「手打中華 とら屋(閉店)」として店を構えたのが始まり。

 

 

その後とら屋を畳み、新規一転横浜に移住し白河中華そば こすがとして再出発。

 

 

首都圏を含め他のとら食堂出身店を見ても、最初に独立したエリアから全く異なる地で再び店を開店したというパターンはないのではないかと。

 

 

本場白河ラーメンも修行先の屋号から〇〇系と括られることが多いが、こすがはとら系の白河ラーメン店になります。

 

 

ちなみに横浜市内では2軒目のとら食堂出身店となりもう1軒は、とら食堂から見たら孫弟子になる店も輩出してる横浜市都筑区に1999年5月30日オープン「白河中華そば」

 

image

 

店の場所は横浜市高速鉄道1号線・3号線あざみ野駅1番口から徒歩3分ほど。

 

 

1番口から近い新石川第311号線を渕上橋際交差点方面に進むと中村橋に行ける通学路があり、橋を越えて目の前の山内小学校を右に曲がると県道13号 横浜生田線になり少し進むと手打ちうどん 一平があり隣にあります。

 

 

偶然とは思えないけど岩手時代も小学校の目の前に店があったそうで、何か意図があり小学校前に拘ってるのかな。

 

 

ちなみに店に向かう途中ちょうど下校時間だったらしく、大勢の生徒が向かって来るのをかわして店に到着しました。

 

 

13時30分頃に到着すると8人待ちで、店頭に透明ケースに入った氏名・人数を書く紙がバインダーに留められ書いて待つシステム。

 

image

 

恐らく名前を呼ばれてもいない場合は飛ばされてしまうので、名前を書いた後離れるのではなく隣のベンチが2つ置かれた砂利敷き駐車場内で待つのがいいかと。

 

 

なお、隣は専用駐車場ではなく車やバイクを停めてはいけません。

 

 

並び始めて約30分後に店主が出て来られ名前を呼ばれたが、この日はワンオペだったようで7席に減らして営業していた。

 

image

 

店内は厨房も含め全体的にゆとりのある造りで、外観も木材で造られてましたが中も壁の一部に床やカウンターに椅子と時計にも木材をふんだんに使用し温もりを感じます。

 

 

店内左奥の天井付近に店頭外を録画してるモニターが3台設置されてましたね。

 

 

厨房前に途中で途切れるL字型カウンター9席、右側の壁に向かったストレートカウンター4席。

 

 

訪問時はL字型カウンター7席のみ解放。

 

 

店主1人で切り盛りし、無論全ての作業を1人でしてますが忙しい中でも丁寧な接客をされていた。

 

 

券売機。

 

image

 

全メニューは、手打中華850円・ワンタン麺1050円・焼豚麺1150円・焼豚ワンタン麺1350円・大盛+200円・小盛 ー200円・味付玉子100円。

 

 

味噌ラーメン、生姜中華そば、つけ麺などがあるとら系もある中こすがは基本の手打中華、ワンタン麺、焼豚麺、焼豚ワンタン麺の4種類のみ。

 

 

トッピングも味付玉子のみと至ってシンプル。

 

 

私が訪れた後に値上がりしたそうで、麺類は+150円上がった模様。

 

 

卓上調味料はGABANブラックペッパーグラウンド・GABANホワイトペッパー・S&B七味唐からし・自家製ラー油・玉ネギみじん切り。

 

 

オープン当初は券売機に玉ネギみじん切り無料とボタンがあったが、卓上に常備されるようになったけど夏場も置いてるかは不明。

 

image

 

注文したのは「ワンタン麺」¥1050

 

image

 

基本的に白河ラーメン店ではチャーシューメンかワンタンメンを食べることにしてるので今回はワンタン麺を。

 

 

ルックスは白河ラーメン店とら系らしいワンタン麺で、とら系以外の店でワンタン麺を頼んでも焼豚は1~2枚は増量されるなど白河ラーメン店はワンタン麺ではなくほぼチャーシューワンタンメンとなり、修行先よりも盛り付けは整えられレンゲは左向けに添えられ提供。

 

image

 

スープは清湯醤油味。

 

 

いやぁ~、美味っ☆

 

 

出汁は修行先と同じく豚骨・鶏ガラの動物のみで白河ラーメンのスープは動物出汁だけで構築する店が多いが、表面に浮いた鶏油の厚いコクや濃密な旨味までは感じなかったけど地鶏の旨味はじんわりと優しく響きつつハッキリと主張してます。

 

 

醤油ダレはやや強めに感じましたが尖りはなく、深いコクと絶妙な塩味が地鶏メインの出汁が支えてます。

 

 

本当スープを一口飲んで痺れましたよっ!

 

image

 

麺は手打ち中太縮れ。

 

 

足踏みと棒打ちを繰り返して打つ自家製手打ち麺で、加水率43%前後になるとか。

 

 

モッチリ食感にプリっとした弾力も軽くあり、手打ちらしい繋がりも良くハイレベルな手打ち麺は流石。

 

 

麺量はちょっと多めの180gになるそうです。

 

image

 

具は焼豚モモ2枚・焼豚2枚・ワンタン5個・ホウレン草・ナルト・海苔・刻みネギ。

 

 

吊るし焼きしたモモとバラは、どちらもジューシーな旨味が迸り風味も心地よく美味!

 

image

 

image

 

ワンタンは餡が小粒の皮メインのワンタンとなり、滑らかチュルンとした皮が美味しい。

 

image

 

鶏メインスープ・手打ち麺・焼豚全てが王道の白河ラーメンとら系となり、ブラッシュアップなどはしてないと思うが現代でも全くオールドタイプのラーメンにはならないし非常に各パーツ完成度高い白河ラーメンでした。

 

 

次は5種類のチャーシューが入る焼豚麺を食べに再訪したい。

 

image

 

ラーメン白河中華そば こすが

ポスト神奈川県横浜市青葉区新石川1-19-4

電話045-482-6888

時計11時~(材料が無くなり次第閉店 15時頃)

ぐぅぐぅ火曜定休日

パソコン白河手打ち中華そば こすが X