支那ソバ おさだ@大山 | Ramen Story Of L.I

支那ソバ おさだ@大山

2021年12月20日オープン「支那ソバ おさだ」に行きました。

 

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約3年半前の年末注目の新店が開店し、翌年のラーメン本などの新店大賞にランクインするなど評価が高く食べてみたかった支那ソバ おさだにやっと初訪問。


店主長田氏は目黒通り沿いにある平成元年創業の老舗で数々の人気店を輩出した東京を代表する名店「支那ソバ かづ屋」出身。


なんと2011年〜2021年の10年間修行し、兄弟子達同様かづ屋の味をしっかり受け継ぎ自家製麺と名物肉ワンタンも継承するなど正真正銘かづ屋のDNAを受け継ぎ、かづ屋の店主数家氏の師匠石原氏が創業した昭和52年創業東京を代表する超名店「支那そば たんたん亭」の系譜たんたん亭系になります。

 

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製麺の勉強もできるし何よりかづ屋が好きな味だったらしく弟子入りし、独立するのは故郷山梨にするつもりだったそうですが縁があって大山金井町になったとか。

 


個人的にかづ屋は現在の場所に移転する前から何回か行き、自分自身も信じられないけど移転してからは2回しか行けず去年夏約11年ぶりに再訪したが、本当かづ屋好きなのでもっと行かないと…

 

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店の場所は大山駅北口から徒歩2分ほど。


北口出て目の前のファミマリーマート先の居酒屋 こばりさん 大山店を右に曲がり少し進んだ踏切を超えたらすぐ右手にあります。


ちなみに大山駅東口からも徒歩3分ほど。


店内は広くもなければ狭くもなく厨房は少し広くカウンター席後の通路はゆとりがあり、カウンターや床など木材を使用してるけど至って普通の内装。


厨房前にストレートカウンター5席、店内左側壁沿いに2人掛けにもなる4人掛けテーブル席2卓。

 

 

券売機付近に店内待ち用の椅子が4つほど置かれ、店内満席で中待ち席も埋まってたら外で待ち中待ちが空いたら入り食券を購入してから中で待つシステム。

 

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厨房に店主と男性スタッフ1人とホールメインの男性スタッフ1人と女性スタッフ1人の4人体制で切り盛り。


訪問時店主は調理せず補助的な役割とワンタンを包んでたかな、男性スタッフが麺の湯切りなどをされていた。


13時15分頃に到着すると並びはなかったが、テーブル席含め8割位の席は埋まり後客も出ては入ってくるなど完全に地元の人気店ですね。

 

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券売機。

 

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メニューは、支那ソバ900円・ワンタンメン1100円・チャーシューワンタンメン1400円・担々メン1050円・ワンタン担々メン1250円・つけソバ1000円・ワンタンつけソバ(ワンタン3コ)1100円・担々つけソバ(夜限定 平打ち麺)1200円・冷やし中華(数量限定)950円・麺 大盛100円・ワンタンスープ800円・味付け玉子150円・メンマ150円・のり 6枚100円・パクチー100円・生玉子100円・細切チャーシュー200円・ルーロー飯300円・ネギチャーシュー飯300円・ごはん200円・ごはん(小)100円・ワンタン皿6コ(にんにく醤油or担々)350円、3コ(にんにく醤油or担々) 200円・チャーシュー皿500円・メンマ皿350円・ルーロー皿350円・ネギチャーシュー皿300円・つまみ皿 夜おさだ400円など。


かづ屋よりは全体的にメニュー構成は少ないけどかづ屋の弟子らしく基本の清湯醤油スープの支那ソバを筆頭に肉ワンタンメン、焼豚がのったチャーシューワンタンメン、清湯醤油つけソバ、担々メン、担々つけソバの4種類。


担々つけソバは夜限定で、たんたん亭系にほぼある麺抜きのワンタンスープもしっかりあり。


かづ屋人気のサイドメニュールーロー飯やオリジナルのネギチャーシュー飯がある。


サイドメニューの皿品が豊富に揃い夜おさだと書かれてるつまみ皿のみ夜限定になります。


訪問時冬の時期だった為冷やしは販売してませんでした。

 

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卓上調味料はGABANブラック&ホワイトペッパー・酢・醤油・揚げネギ。

 

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注文したのは「ワンタンメン」¥1100+「ルーロー飯」¥300

 

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やはりかづ屋出身なら初訪時はワンタンメンとルーロー飯を食べると決めていた。


ルックスはスープの色合いと若干具の配置は異なりますが一目見ただけでかづ屋の弟子と分かるワンタンメン。


いやぁ〜それにしても美味そう!

 

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スープは若干濁りのある清湯醤油味。


はい〜、美味い〜☆


出汁は鶏ガラベースに煮干し・鯖節・鰹節の魚介と前日から水出しした昆布・椎茸出汁を合わせてるようで、かづ屋のスープは鶏ガラ・豚骨などの動物に節系などの魚介を合わせた澄んだ醤油スープだったはずだけど味わい的には近いようでちょっと違う。


鶏のじんわりくる旨味に華やかで上品な煮干しの風味と節系の旨味がクッキリと浮かんで前に出てるところを鶏出汁がしっかり支える構成。

 

 

仕上げにかけるラード・ネギ・青菜・ニンニク・鷹の爪で作られたネギ油が厚めに張りコクを演出したもの。


醤油ダレは穏やかなコクながら塩味は弱さを見せず口当たりはまろやかで、醤油本来の味わいがはっきりと味わえ出汁とのバランスも実に秀逸だった。

 

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麺は自家製の中細ストレート。


コシを出すため1日寝かせてから使用してるという中細麺を使用し、適度なコシとハリを残し、小麦感も適度に感じさせ啜り心地の良い自家製麺は師匠の麺に近いのではないでしょうか。

 

 

なお、テボは使用せず鍋で泳がせて茹で平ザルですくい上げ、麺量は155gだそうです。

 

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具はチャーシュー2枚・メンマ・ワンタン5個・海苔・刻み白ネギ。


かづ屋含めたんたん亭系のウリでもあるチャーシューは赤い縁の焼豚で、かづ屋ではハチミツを塗ってオーブンで焼き上げるがおさだも同じ製法となり、こちらはやや大ぶりで厚みもあり中は仄かな甘味とジューシーな旨味が存分に堪能でき美味!

 

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ワンタンは見事なてるてる坊主型で皮も自家製となり、チュルンと滑らかに喉を通り肉餡は豚挽き肉・玉ネギ・生姜・ネギで作ってるそうで肉肉しい餡がギュッと詰まって相当ウマい☆

 

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ルーロー飯は台湾風豚煮込みご飯と言われ、ダイス状にカットされたホロホロに煮込まれたチャーシューがゴロゴロ入り、八角スパイスがかなり効いた本格的なルーロー。

 

 

白飯がタレでベチャベチャしてたけど、煮込みチャーシューと白飯の相性は抜群だったし旨かった!

 

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思った以上に力強さを感じるスープでしたが、かづ屋の味わいを上手く洗練させたような印象をもち、また食べたいと強く思ったハイレベルな良い味でした!

 

 

担々メンなどを食べてみたいけど、先にかづ屋で担担麺、つけソバを食べてからおさだに再訪したいけど先におさだ行っちゃうかも。

 

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ラーメン支那ソバ おさだ

ポスト東京都板橋区大山金井町38-1

電話03-6909-5340

時計日曜・月曜 11時~15時30分(スープ無くなり次第終了)

時計火曜・木曜・金曜 11時~14時30分・18時~20時

ぐぅぐぅ水曜・土曜定休日

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