酒楽房 うさぎ家@館山
2007年7月7日オープン「酒楽房 うさぎ家」に行きました。
「ラーメンサンガ」を出た後、内房エリア食べ歩き2軒目に訪れたのは酒楽房 うさぎ家。
サンガもですが館山市の人気店は豚骨ベースが何気に多く、その中で気になってたのが酒楽房 うさぎ家。
屋号に酒楽房と書かれてるうさぎ家は、昼はラーメン店として営業し夜は居酒屋になる二毛作営業の店。
来月創業17周年を迎えるそうですが館山の豚骨ラーメンと言えばうさぎ家と言われるほどの人気店のようで、父親が夜のみ居酒屋をする為昼が空いてるので娘さんがラーメン店を始めたそう。
娘さんは独学でラーメン作りを覚えたらしく、フードコーディネーターの友人から色々アドバイスをもらい試行錯誤して作り上げたとか。
店の場所は館山駅西口から徒歩30分ほど。
館山城の下にある城山公園近くの「鰻 和処 いづ喜」の横にある細い道を進んで行くと住宅街に入るので、その道中にポツンとある古民家風の隠れ家的な建物が店です。
店舗裏に、うさぎが描かれてるので通り過ぎても分かるかと。
専用駐車場は店舗裏の砂利敷きスペースに4台分完備。
うさぎ家は店内満席時人数を告げて店頭に置かれてる紙に名前・人数・小さなお子様有無・ご希望のお席を書いておけば専用駐車場のみ停めた車の中で待機しておけば呼びに来てくれます。
店内は外観通りの居酒屋風の和の内装ですが、厨房も含めこぢんまりした造り。
厨房前にストレートカウンター6席、カウンター席後ろ壁側に4人掛け小上がり席2卓。
厨房に娘さんと母親と思われる年輩の方2人体制で切り盛り。
調理は娘さん1人でして、母親と思われる方は注文・会計・配膳・片付け・洗い物をし、終わると厨房内にある椅子に腰かけていた。
11時45分頃に入店すると先客6後客3とグループ客でしたが観光客らしき方はおらず、地元で働いてる方と思われる男女でしたね。
おしながき。
全メニューは、ら~めん750円・大盛り100円・半熟味付け玉子60円・のり100円・メンマ100円・チャーシュウ270円・豚ごはん(ガリガリラー油味)270円・ごはん100円。
潔く豚骨醤油ら~めん1種類のみで背脂の量を、あっさり・ふつう・こってり・超こってりから選べます。
会計は伝票を渡す後払い制。
卓上調味料はS&Bテーブルコショー・一味唐辛子・酢・おろしにんにく・豆板醤。
注文したのは「ら~めん(ふつう)」¥750
ら~めんを背脂の量ふつうで。
ルックスは昔の背脂ラーメンという感じで、ナルトが添えられてるのがよりオールド感を彷彿させられる。
ちなみに正直回転は良くなく、注文品を1~2人前ずつ作らず多めに調理してるのが原因ではないかと。
スープは背脂動物醤油味。
出汁は豚骨・鶏ガラの動物出汁をメインにしてるが、旨味はライトで鶏ガラも入ってるからかだいぶスッキリした口当たり。
節系も使用してるっぽいけど分からず、タレも普通に効いてる。
このスープのキーとなってるのが背脂で、ふつうでも結構入ってましたがコッテリ感と甘みが個人的にもう少し欲しく周りは皆こってりで注文してたのがよく分かる。
そういえば提供前にレンゲでスープを飲み味見してました。
麺は「西山製麺」の中太縮れ。
意外なのが麺を札幌味噌ラーメン定番中の定番西山製麺を使用してるが、本場札幌味噌ラーメンに合わせてる中細麺よりやや太めの麺となり熟成感は無くモッチリ食感。
麺量は140gのようです。
具はチャーシュー2枚・メンマ・ナルト・青菜・海苔・刻みネギ。
チャーシューは一口サイズのバラ肉で、柔らかくしょっぱい手前位のラインに留まってるほど味付けは濃いめ。
ちょっと思ったのが地域制に合わせ優しめの出汁感にしてるのかなと。
背脂がポイントのどこか懐かしい背脂ラーメンだった。
酒楽房 うさぎ家
千葉県館山市上真倉2126
0470-24-5321
11時30分~14時30分
水曜定休日(祝日の場合営業翌日休み)