神保町 可以@神保町
約2年ぶり「神保町 可以」に再訪問しました。
公認弟子と在籍してた方の店が全て人気店となり過去にプロデュースした店も人気で沢山の有名店を輩出した「渡辺樹庵」氏が店主で今年4月22日創業22周年を迎えた東京を代表する名店「渡なべ」の4店舗目(現在は実質2号店)となる神保町 可以へ。
2010年3月2日オープン神保町 可以がオープンして約1年位レギュラーメニューで提供した「味噌らーめん」を毎年正月に限定として数日間提供し、去年食べようと思ってたら早めに終了してしまい今年も提供するとのことで、あの唯一無二超個性の塊の超濃厚味噌らーめんを久しぶりに食べたいなと。
ちなみに2年前の冬に渡なべで提供された「神保町可以創業レシピの味噌らあめん」を食べてます。
18時頃に入店すると先客3後客2でした。
男性スタッフ1人で切り盛り。
券売機。
メニューは、生姜醤油ラーメン930円・煮干し中華そば930円・濃厚つけめん930円・大盛り(ラーメン用)100円・特盛り(つけめん用)50円・特大盛り(つけめん用)100円・辛味(つけめん用)50円・海老味(つけめん用)50円・味付玉子120円・焼豚200円・メンマ100円など。
レギュラーメニューは変わらず、生姜醤油ラーメン、「煮干し中華そば」、濃厚豚骨魚介つけめんの3種類。
つけめんのみ中盛(270g)・大盛(360g)が+0円で増量無料。
卓上調味料はミル入り黒粒胡椒・一味唐辛子。
注文したのは「味噌ラーメン」¥1100
トッピングはせずノーマル味噌ラーメンを。
ルックスは、これこれ!濃い味噌の色合いをしたスープに背脂が入って挽き肉がのせられた見た目からして個性があります。
スープは超濃厚魚介味噌。
うぅわぁぁ~!!!ひぃやぁ~、やっぱり超絶にショッパイ!!!
けどこりゃウマ~いぜ☆
この味噌らーめんは可以でレギュラーとして提供してた時に賛否両論があった伝説の味噌らーめんと言ってもよく好きな方は好きハマる方はハマる味わいでしたがほとんどの方がこの濃すぎる味噌ダレでK.Oされ、濃縮した味噌の原型をそのまま飲んでるかのような塩味ビンビン尖りも全快に突出しまくった超激ショッパ~な味噌ダレが容赦なくきます。
提供時スタッフから「スープは薄めることもできます」とアナウンスされて提供されるほどマジでヤヴァい味噌スープですが、私はこの振り切ったショッパさがたまらなく好きな塩梅で今回も魅力にどっぷり憑りつかれました♪
出汁は濃度が高くドロッとした高粘度の動物出汁を軸にし、ヤバい味噌ダレを支えてるけど圧倒的に味噌ダレ先行のスープになりますね。
そしてこのクソしょっぱい味噌スープになんとイワシやアジの魚介出汁を加えており、この激濃い味噌スープの中にしっかりとイワシの風味がダイレクトに感じとれ、ある意味この魚介を効かせた点が1番オリジナルな部分かもしれない。
更に背脂も入ってるのでドロッとした重たい味噌スープにコッテリ感が付与され、更に更に花椒や黒胡椒のスパイス類もガッツリ効かせており、他店では絶対に食べれない超濃厚魚介味噌ですよ!
麺は自家製の中太平打ち。
平べったい手打ち風縮れ麺を使用し、ソフトな舌触りのモッチリ食感に啜り心地が良い麺ですね。
嫌でも粘度が高いスープが絡みまくってくる。
具は焼豚2枚・挽き肉・笹切り白ネギ。
チャーシューは唯一レギュラーで提供してた時とは異なる吊るし焼き風で、適度に厚みがあってジューシーで香ばしい風味と美味!
挽き肉はスープに馴染ませないのであれば普通に食べるのもありで、とにかくスープが濃すぎるので挽き肉でも箸休めになりますよ。
改めて衝撃的な味噌らーめんでしたが、やはりこの濃さとドロッとした粘度と魚介出汁が個人的にハマり薄めることもなく汁完!美味かった!
また来年も提供されるでしょうし、気になる方は来年お正月まで待ちましょう。
来年も食べに行きたい。