こいけのいえけい@巣鴨
2022年10月10日オープン「こいけのいえけい」に行きました。
今年らぁめん小池にリニューアルしてから創業10周年を迎える小池グループ1号店として上北沢に2014年9月14日オープン「らぁめん小池」の6号店こいけのいえけい。
店主水原氏はつけ麺の名店「くり山」出身で横浜市生まれ。
らぁめん小池は最初2013年11月8日「つけめん小池」としてオープンしたが、店主の健康上の理由から煮干しラーメンをメインにしたらぁめん小池へリニューアル。
らぁめん小池になってからは人気と評判が爆上がりしていき行列店となり水原氏は株式会社イノセンスを立ち上げ直営店もドンドン出店し、2018年2月17日本郷に2号店「中華蕎麦 にし乃」、2019年3月23日王子本町に3号店「キング製麺」、2021年1月31日、本郷三丁目に4号店「ぷれじでんと(閉店し現在グループのセントラルキッチン)」、2021年6月1日淡路町・小川町に「つけめん金龍」、2023年10月3日御徒町に6号店「あいだや」、2024年3月8日本郷に7号店「本郷苑」がオープン。
その中でも、らぁめん小池は7年連続、中華蕎麦にし乃は6年連続、キング製麺は4年連続ミシュラン・ビブグルマン獲得。
家系ラーメンインスパイアこいけのいえけいは2018年よりらぁめん小池で不定期に限定メニューとして提供していた家系ラーメンを提供し、小池グループは清湯メニューが主流だったけど白湯メニューをメインにした店舗は初めて。
ちなみに小池グループは各店舗味などコンセプトが異なり屋号は特に店との関連性や意味はないけど、こいけのいえけいは提供してるラーメンと屋号が初めて一致した小池グループの店になりますね。
店の場所はJR巣鴨駅南口から徒歩7分ほど。
南口出たらすぐ国道17号線 白山通りを千石方面に行くと、ゴルフパートナー 巣鴨店があり横の道路を進み文京宮下公園前交差点を、左に曲がってすぐ左手夏野マンション1Fにあります。
店内は厨房も含め想像してたよりこぢんまりした造りでカウンター席後の通路も狭く、黒を基調とした内装。
厨房前にL字型カウンター8席。
代表の水原氏は不在で男性スタッフ2人体制で切り盛り。
昼の部閉店1時間切った14時15分頃に入店すると辛うじて1席空いてたので席に着けたが後客5と常に満席。
女性客も数人いるなど女性にも人気の家系ラーメンと思われる。
なお、店内が満席の時は食券は買わずに列に並ぶシステム。
券売機。
メニューは、豚骨醤油ラーメン並盛160g850円、大盛220g950円・全部入りラーメン並1100円・全部入りラーメン麺少なめハーフネギチャーorハーフマヨチャーのセット1250円・魚介MIXつけ麺200g900円、300g950円・マヨチャーシューご飯ハーフサイズ250円・ネギチャーご飯ハーフサイズ250円、フルサイズ300円・ライスハーフ100円・ライス150円・小松菜増し110円・味付きキャベツ100円・玉ねぎ増し50円など。
豚骨醤油ラーメンと魚介MIXつけ麺の2種類のみで、豚骨醤油ラーメンは骨を入れてはコトコト…漉して骨を入れてコトコトを3日間かけてエキスを抽出してるそうで、魚介MIXつけ麺は豚骨醤油に魚粉油などを加えたつけ汁になるそう。
全部入りは通常トッピング+味玉+味付きキャベツ入り。
麺量はラーメン 並盛160g・大盛220g、つけ麺 並盛220g・300g。
サイドメニューは他の小池グループにある人気のマヨチャーシューご飯ハーフとライスとネギチャーシューご飯のみフルサイズも用意されてます。
家系インスパイア店ですが食券を渡すと麺のかたさのみ対応可能ですが、卓上にラーメンダレあるけど味の濃さも調整してくれるっぽい。
カウンターにスープや味の濃さなどが書かれた説明書きと。
裏に家系スープが他のラーメンより塩っぱい理由、それは麺を食べても美味しいけどご飯と食べてもっと美味しいと写真付きで書かれたのが常備。
卓上調味料は、白米が進むタレ・ラーメンダレ・マヨネーズ ・S&Bブラックペッパー・一味醤油漬け・刻みニンニク・酢。
他にご飯に合うにんにくですよ!がありました。
注文したのは「豚骨醤油ラーメン(並盛)」¥850+「ネギチャーご飯フルサイズ」¥300
初訪なのでデフォルト豚骨醤油ラーメン並盛お好み普通とネギチャーご飯フルサイズを。
ルックスは家系ラーメンでは使用することがない双喜文丼を使用してるだけで家系には見えなく見え、スープの色合いと海苔3枚が家系を連想させられるが鮮やかなピンク色のレアチャーシューやデフォで刻み玉ネギが入ってるなど見た目だけで個性ありますね。
スープは濃厚豚骨醤油味。
オッ、これは美味しい!
ゲンコツ・背ガラ・鶏ガラを炊いたスープを1日寝かし、更に2日間弱火で煮込んで丁寧に旨味を抽出して4日目に完成する豚骨出汁となり、とろんとした粘度があり濃度はかなり高いが絶妙なラインに留まってる。
小池グループの濃厚メニューらしく濃厚なんだけどマイルドな口当たりに仕上げ、ザルで濾してるからクリーミーな豚骨出汁に仕上がってますね。
醤油ダレは敢えて塩分濃度を抑えてるそうですがコクと塩味は濃厚豚骨に押し出されず十分感じ、後半卓上のラーメンダレを入れて濃いめにして食べてもバランスは崩れず豚骨の旨味をしっかり感じました。
麺は自家製の中太ストレート。
キング製麺で製造された切刃22番逆切り平べったい中太麺を使用し、中力粉多めでテロテロ感ある食感とのことですがモッチリした食感が堪能でき2日寝かせてるそう。
スープとの相性は申し分なく家系ラーメン店として見たら個性ある麺で好み。
具はレアチャーシュー4枚・小松菜・海苔3枚・刻み玉ネギ。
小池グループ各店舗で使用している定番スライサーで切った低温調理豚薄切りチャーシューはレア感がそんなに強くなく旨味は抜けず地味に美味い。
刻み玉ネギのシャリッとした食感もよく馴染んでました。
ネギチャーご飯は白飯の上に刻み海苔・刻みレアチャーシュー・細切り白ネギが入り、ネギが多く入ったサイドメニューだと思ってたけどチャーシューのほうが入ってます。
ネギは全く辛くなく食感が良くタレで味付けされ、レアチャーシューと一緒に白飯をかき込んだらウマかった!
卓上の白米が進むタレをかけたら少し甘口タレでクセになる味わい。
にんにくですよ!もバッチシマッチしてライスを追加で頼んでもう1杯食べてもよかった。
近年増えた直系を意識した家系でもネオ家系と呼ばれるタイプでもなく、オリジナリティー高い濃厚だけどマイルドクリーミーのこいけのいえけいラーメン!
次は豚骨醤油ラーメン(大盛)を味付きキャベツトッピングして、ネギチャーご飯フルサイズとライスでガッツリ食べに再訪します。
こいけのいえけい
東京都文京区千石4-25-6 夏野マンション102
非公開
11時~15時・17時30分~21時
不定休 ※月曜・水曜に休むことが多い