らぁめん小池@上北沢
冷やし巡り2023 ~Vol.59~
約3年半ぶりとなる「らぁめん小池」に再訪問しました。
今年59杯目の冷やし麺は上北沢のラーメン店で1番の知名度を誇り「株式会社イノセンス」が運営してる有名店らぁめん小池。
2014年9月14日オープンらぁめん小池店主水原氏は首都圏を代表するつけ麺専門店「くり山」出身。
くり山店主栗山氏が独立する前「仁鍛」の屋号で営業してた時代から在籍されていた方となり2013年11月8日修業先とは異なる濃厚鶏つけめんを看板メニューにした、つけ麺専門店「つけめん小池」として独立オープン。
しかし、店主の健康上の理由により煮干しラーメン専門店らぁめん小池にリニューアルオープン。
このリニューアルが大成功し、なんとミシュラン・ビブグルマンに2016年~2022年まで7年連続獲得するなど一躍有名ラーメン店になった。
各店舗コンセプトが異なる直営店も続々と開店し、2018年2月17日本郷に2号店「中華蕎麦 にし乃」、2019年3月23日王子本町に3号店「キング製麺」、2021年1月31日、本郷三丁目に4号店「ぷれじでんと(休業中)」、2021年6月1日淡路町・小川町に「つけめん金龍」、2022年10月10日巣鴨に5号店「こいけのいえけい」、2023年10月3日御徒町に6号店「あいだや」がオープンするなど破竹の勢いで東京の有名ラーメン店グループに登りつめた。
小池グループの屋号は、こいけのいえけい以外特に関連や意味はない屋号を付ける事でも知られ、小池も店主の名前ではありません。
なお、中華蕎麦にし乃は5年連続、キング製麺は3年連続ミシュラン・ビブグルマンを獲得。
らぁめん小池グループ全店で準備できた店舗7月中旬から夏季限定メニューすだち冷や冷や’23を提供開始し、9月も下旬に突入した時期に行きましたが終了の告知をXでしてなかったのであるでしょうとそれならば本店の小池で食べようと。
13時25分頃に到着すると向かいから来たグループにタッチの差で先に並ばれるなど店内のウェイティング席も入れると7人待ち。
後からも途切れず並びはコンスタントにでき、店内待ち+外待ち数人はほぼできてる盛況ぶり。
店内は特に変わりなく横に少し広めの造りでシックな内装。
厨房前にL字型カウンター11席。
水原氏は不在で厨房に男性スタッフ3人体制で切り盛り。
券売機。
メニューは、煮干しラーメン950円・山椒香るラーメン950円・濃厚ラーメン970円・ニボ台湾ラーメン970円・台湾まぜそば(並)970円、(大)1070円・替え玉250円・マヨチャーシューご飯250円・味玉150円・豚チャーシュー増し350円など。
麺メニューは変わらず、あっさりの淡麗煮干しラーメン、山椒を効かせた山椒香るラーメン、鶏白湯×煮干しの濃厚ラーメン、鶏白湯×煮干しのスープに豚挽肉とラー油・ニラ・ニンニクが入ったニボ台湾ラーメン、汁なしの台湾まぜそばの6種類。
替え玉は味付き替え玉となり、唯一のサイドメニューでほとんどの店舗にあるマヨチャシューご飯もあります。
流石に小池も未訪期間中に値上げしてましたね。
限定のすだち冷や冷や’23 1200円を頼むと、昆布水つけ麺の美味しい召し上がり方を渡されます。
卓上調味料は酢・一味唐辛子。
注文したのは「すだち冷や冷や’23」¥1200+「マヨチャーシューご飯 」¥250
すだち冷や冷や’23とマヨチャーシューご飯を。
この日は秋の訪れを感じさせる涼しい気温で全く冷やし日和ではない為か私意外誰もすだち冷や冷や’23を食べてる方はいませんでしたね。
ルックスは金龍で食べた鰹昆布水つけめんのように綺麗に折りたたまれ細麺に昆布水が浸かり、冷製スープに輪切り酢橘が6枚入って見るからに涼し気な冷やしつけ麺です。
つけ麺と一緒にボトルに入ったタレと藻塩が提供され、藻塩は麺にかけタレは薄くなってきたら入れる。
温度はスープも麺もキンキンに冷たく暑い日じゃなくても最高!
つけ汁は冷製清湯醤油味。
恐らく金龍の鰹昆布水つけ麺と同じかベースは一緒だと思われ、動物出汁不使用魚介出汁オンリーの煮干しや節系を中心となり、優しい煮干しの旨味が染み渡りふわりと香る風味も感じる。
醤油ダレは白醤油を使用し、淡い感じのコクながらキンキンに冷えてても甘味と白醤油らしい上品な塩味がしっかりと立ってます。
酢橘の酸味と爽やかさも徐々に浸透してきて、最後のほうは少し薄まりかなり酸っぱい味わいに変身してたけどボトルタレを入れて味を濃くして食べました。
真夏には最高なサッパリと頂ける味わいで美味しい。
麺は自家製の中細ストレート。
恐らく金龍同様キング製麺で打った麺を直送してると思われ、氷水で締められコシ強めの歯応えにツルツルの麺肌は喉越し爽快だし啜り心地の良い麺。
まずは説明書き通り何もつけずにそのまま食べてみると薄口醤油タレを合わせた適度な濃さの鰹昆布出汁の風味と小麦本来の旨味と風味がダイレクトに感じとれます。
次に藻塩をパラリとかけて食べてみたら美味いのなんのって!
藻塩の塩味が絶妙に麺に合いまくり本当鰹昆布出汁と藻塩だけでも成立してしまい、つけ汁にほとんど浸けず食べ切ってしまおうかと思ったほど。
麺もキンキンに冷たかったし、酷暑に食べたらより美味さが光るでしょう!
具はレアチャーシュー・青菜・微塵切り白ネギ。
低温調理された豚チャーシューは薄切りで見た目こそレア感が強そうな色合いをしてるがそんなことなく新鮮味はないが旨味は詰まり十分美味い。
マヨチャーシューご飯は刻みレアチャーシューと刻み玉ネギがのり、甘辛醤油ダレとマヨネーズが融合したジャンクな味わいで美味いな~☆
ボリュームは適量ですが300円以下なら安いし、マヨとチャーシューご飯好きなら食べるべきサイドメニュー。
キンキンに冷え冷えの酢橘が効いたアッサリ醤油つけ麺良いお味でした!
すだち冷や冷や’23は9月28日頃に提供終了してるので食べることはできませんが、来年も提供するでしょうし他の小池グループで食べてみたい。
次は気になってるニボ台湾ラーメンを食べに再訪しよう。
らぁめん小池
東京都世田谷区上北沢4-19-18 上北沢ハイネスコーポ1F
非公開
平日 11時~14時30分・18時~21時
土曜・日曜・祝日 11時~15時・18時~21時
不定休 ※Xで要確認