酔亭@山手 | Ramen Story Of L.I

酔亭@山手

約10年半ぶり「酔亭」に再訪問しました。

 

image


昔はTVなどのメディアに出たりしてたが近年はTV・雑誌などにほとんど登場せず、現代でも地元の人気店として知られ、知る人ぞ知る味噌らーめん専門店が横浜市にあります。


その店が味噌らーめん 酔亭。


過去2度食べに行ったことありますが気づけば10年以上もご無沙汰になってしまい、店前や近辺もこの10年行ってなく失礼ながら酔亭はまだあるんだろうか?と思ってたが、この訪れる2ヶ月前に約67mの距離にある「らーめん ささき」に行った時に酔亭は営業してたので久しぶりに食べにまた山手エリアに行こうと決めた。


酔亭は2000年代後半(2005年?)にオープンし、店主の詳しい経歴は不明ですが自家製麺を使用して中華鍋で野菜を炒める工程や手作り水餃子がメニューにあるなど中華料理人だったのかも。


酔亭が広く知れ渡るきっかけになったのが2008年にTV放送された某番組で、その番組に「支那そばや」店主でラーメンの鬼と言われた故佐野実氏が訪れ酔亭の味噌らーめんを食べたら美味いと言い、当時は全く知らない店だったのでコレは気になると2008年に初訪した。


現代こそ横浜市に味噌ラーメン専門店は増えたけどブレイクした年などはそんなに無く、横浜の味噌ラーメン店の先駆け的な店だと思う。

 

 

2016年5月8日をもって全面改装するため2016年5月9日~7月末まで一時休業し、リニューアルしたそうです。


あの伝説の企画ラーメン食べ歩き史上最高に食べた日以来の酔亭です。

 

image


お店の場所は山手駅位から徒歩10分ほど。


駅出てすぐの大和町通りを本牧通りに向かい、山手駅入口交差点を右に曲がってすぐの本牧通り沿いにあります。


そういえば昔は隣に専用の仕込み厨房酔亭夢工房があったけど無くなり、店内の2階で仕込みはしてるそうです。


店内はリニューアルしても中国酒場風な内装と雰囲気は変わらず奥に厨房があり手前にテーブル席のみでカウンター席は廃止。


店内中央に仕切られた2人掛け対面式テーブル席2卓、厨房手前と出入り口付近に4人掛けテーブル2卓、左側壁沿いに4人掛けソファー席2卓。


店主と奥様2人体制で切り盛り。


調理は全て店主がして、奥様は配膳・片付け・会計がメインで丁寧な接客をされていた。


ちなみに店主は昔金髪がトレードマークだったけど現在は黒髪で、特徴のある声は変わらず厨房内から聞こえました。


12時頃に入店すると店内満席で後客も5人位来るなど外待ちができ、約20分ほど待って席に案内された。


席に着くと酔亭と書かれた箸袋に入った割箸とウェットおしぼりにレンゲとお冷が提供されます。

 

image


メニューは見開きタイプで、おいしいね やっぱりここの味噌らーめんと味噌らーめんの写真がプリントされてます。

 

image


メニューは、味噌らーめん890円・味噌納豆らーめん890円・味噌バターらーめん990円・味噌バターコーンらーめん1140円、バターなし1040円・味噌チャーシューめん1380円・ねぎみそ担々麺(万能ねぎ・味付けチャーシュー)1200円・デラックス味噌らーめん(チャーシュー・味付けチャーシュー・味付け玉子・コーン・万能ねぎ・炒めもやし)1500円・醤油らーめん900円・塩らーめん900円・こどもらーめん(しょうゆ)400円・味付け玉子入り+100円・水餃子3ヶ250円、5ヶ410円・ライス180円・小ライス130円・ビール(中びん)650円・ノンアルコールビール400円・コーラ200円・オレンジジュース200円・お持ち帰り用冷凍生餃子(6ヶ)410円。


前回とほとんど変わらず、看板メニュー味噌らーめん、ねぎみそ担々麺、醤油らーめん、塩らーめんの4種類。


1人醤油らーめんを頼んでる方がいたけどほとんどの方が味噌らーめんを食べていた。


恐らくですが味噌系メニューのみ麺量を通常240gと七分盛り180gが用意され、特に聞かれたないので何も言わなければ通常での提供になります。


昔は炒飯や焼き餃子などもあったけど現在はサイドメニュー水餃子とライスのみで、水餃子は自家製麺と同じく2階の工房で皮から作ってるとのこと。

 

image


メニュー表の裏には、手作りできたて召し上がれと水餃子の写真がプリントされ住所や営業時間が書かれてます。

 

 

会計は伝票無しレジで後払い制。

 

image


卓上調味料は酢・醤油・ラー油・白胡椒・一味唐辛子。

 

image


注文したのは「味噌らーめん」¥890+「水餃子 3ヶ」¥250+「小ライス」¥130

 

image


久しぶりだし迷わずデフォルト味噌らーめん 通常盛りと水餃子 3ヶに小ライスを。


ルックスはほとんど変わらず味噌の色合いがしっかりしたスープに炒め野菜がこんもり盛られチャーシューが添えられ、赤茶っぽい色のラーメン丼で提供。

 

image


スープは濃厚味噌。


うわぁ〜!!これは激ウマッ☆


鶏と豚骨の動物出汁がメインだと思われ濃度はなかなか高く旨味はギュッと凝縮され、とろんとした軽い粘度がありますが重たさは全くなく口当たりはマイルド。


味噌ダレは赤味噌+白味噌を練り込んでブレンドしたものになり、白味噌のコクと赤味噌由来の旨味は感じ塩味はしっかり立ちコクが力強く濃度高めの出汁に絶妙マッチ!


そこに炒め野菜のまろやかな旨味も溶け込み、昔と味は変わってないと思うけどマジで美味い!

 

image


麺は自家製の中太ストレート。


2007年初夏から自家製麺に切り替えたという麺がまた素晴らしく美味しく軽いウェーブが付いた加水率50%多加水の中太麺を使用し、麺肌はツルツルと喉越し抜群でモッチモチのモッチリ食感が堪能できマジで美味い!

 

 

麺量は240gは余裕であるのが分かるボリュームがあり、少食の方は七分盛りにしたほうがいいです。

 

image


具はチャーシュー・挽き肉・キャベツ・モヤシ・ニンジン・ニラ。


スープに麺も大満足だが、炒め野菜も素晴らしく特にキャベツが甘味があって濃厚味噌の箸休めにもなりマジで美味い!


チャーシューはレア風ですが歯応えが残り旨味も残って十分旨い。


野菜は大量に入って食べても食べても減らないけど挽き肉は少なめでした。

 

image


水餃子を頼むと先に別の小さな器に入ったタレとレンゲに空の小さな器2つが提供されます。

 

image


水餃子はできたて熱々状態で提供され空の器に移してそこに特製タレをかけて食べるのが酔亭風。

 

image

 

厚くどっしりした皮に包まれつつモッチリ皮に餡はニンニク不使用ニラがたっぷり入った野菜の旨味と肉の旨味がギッシリ詰まりなかなかパンチがありウマい!

 

 

タレは酢醤油に近い味わいで酸味は軽く、冷めてくると皮が固くなってくるので味噌らーめんの前に提供してくれるから先に食べたほうがいいかも。

 

 


なお、水餃子は遅めの時間帯に行くと売り切れてる場合もありますので食べたい方は注意。

 

image


小ライスは小さい器で提供され、味噌らーめんにも合うし水餃子にも合うので今後も頼むかな。

 

image


超久しぶりの酔亭の味噌らーめん美味しかったし、ちょっと感動してしまった!


先日再訪して再び味噌らーめんを食べたけど、いやぁ〜美味しかったし現在味噌らーめんでオススメを聞かれたら酔亭と答えますね。


今年は春・夏・秋と3回は再訪すると決めたので、次回は夏に再訪します。

 

image

 

ラーメン酔亭

ポスト神奈川県横浜市中区麦田町4-99

電話045-624-3749

時計10時~15時

ぐぅぐぅ水曜定休日