横濱ラーメン あさが家 本店＠阿佐ヶ谷
2020年8月7日オープン「横濱ラーメン あさが家 本店」に行きました。
約4年前の真夏阿佐ヶ谷駅近くに突如家系ラーメン店の横濱ラーメン あさが家 本店が開店。
店主は複数の家系ラーメン店で30年ほど修行した方のようで、その中で修行先として公表してるのが横浜は上星川にある行列が絶えない超大人気老舗家系ラーメン店「寿々㐂家」出身。
寿々㐂家は現代で主流の醤油ダレを効かせたタイプでも大量に豚骨をガンガン炊き出した超濃厚タイプでもないバランス系最高峰の家系と呼ばれ、マイルドであっさり気味の食べやすい豚骨醤油ラーメンなんだけど惹きのある味わいで人気。
あさが家も寿々㐂家に近いバランス系豚骨醤油ラーメンを提供してるそうで、オープンしてすぐ人気店になり気になってました。
お店の場所は阿佐ヶ谷駅北口から徒歩3分ほど。
北口出てすぐの都道427号線 中杉通りを神明宮方面に行くとモスバーガーがあるので裏手にあります。
店内は厨房も含め横にワイドな造りですがカウンター席後ろの通路は狭く席と席の間の感覚もさほどなく全体的にコンパクトで密な空間。
厨房前にL字型カウンター11席、店内左壁側に4人掛けテーブル席1卓。
ちなみにテーブル席は子供連れや4人組のみ使用してるとか。
店主は不在で男性スタッフ2人と女性スタッフ1人の3人体制で切り盛り。
日付が変わる23時50分頃に到着すると外待ち4と人気ですね。
後客も6人ほど入ってくるなど閉店時間の1時まで並ぶこともありそう。
券売機。
メニューは、ラーメン 並850円、中950円、大1050円・レディース・お子様限定ラーメン 750円・野菜畑スープ（麺抜き）800円・特選ラーメン 並1100円、中1200円、大1300円・チャーシュー（3枚）200円、（5枚）250円・味付玉子100円・ホーレン草150円・青ネギハーフ150円・青ネギ200円・のり＋5枚150円・野菜畑150円・瀬戸内岩海苔150円・ライス 小100円、中150円・チャーシュー丼350円・鶏そぼろ丼350円・玉子丼（限定）150円・earth water100円など。
寿々㐂家の弟子らしく余計なメニューは置かず豚骨醤油ラーメンのみで、特選ラーメンはチャーシュー2枚、青ネギ少々、味付玉子1個、のり5枚、ほうれん草少々のあさが家一番人気メニュー。
私が訪れた後にラーメンと麺抜き野菜畑スープにチャーシューが50円値上がりしてます。
サイドメニューはチャーシュー丼の他に鶏そぼろ丼と限定と書かれた玉子丼もありますが訪問時売り切れランプが点灯し、平日11時～15時はライス一杯無料です。
食券を渡すとお好みを聞かれ、麺柔らかめ・普通・固め、味薄め・普通・濃いめ、油少なめ・普通・多めから選択可能。
卓上調味料は唐辛子・ニンニク・ショウガ・豆板醤・カエシ・酢・ミル入り胡麻。
他にGABANブラックペッパー・キュウリの漬物・ラー油・あさが家自家製にんにくも常備。
注文したのは「ラーメン 並」￥850+「チャーシュー丼」￥350
初訪なのでデフォルトラーメンをお好み全て普通とチャーシュー丼を。
ルックスは寿々㐂家よりも鶏油の量は多めですがラーメン丼も含め古き良きオールドタイプの家系にも見えます。
スープは豚骨醤油味。
やはり寿々㐂家寄りのマイルドなスープでしたが豚骨出汁はしっかり炊き出されてるからか旨味は十分前に出てましたし風味も軽く香ってきました。
醤油ダレも穏やかだったけど食べ進めるうちにコクが出てきて、後半は卓上のカエシを入れて濃いめにして食べたけど濃いめで食べるのもいいですね。
油は見た目通り多くちょっとオイリー感が主張してきたので次回は油少なめで。
麺は酒井製麺の中太ストレート。
酒井製麺らしい平べったい中太麺を使用し、柔らかさも兼ねたモッチリ食感で茹で加減は完璧だった。
具はチャーシュー・ホウレン草・海苔3枚・刻みネギ。
チャーシューは脂身部分が削ぎ落された肩ロースで普通。
チャーシュー丼はダイス状にカットされたチャーシューがゴロゴロのっかり、色が変形してるほど醤油ダレで味付けされてたけど塩味は強くなく逆に甘味があった。
ご飯の量も多めでボリューム満点でマヨネーズを一緒に提供されお好みでどうぞとアナウンスされたのでマヨネーズを入れてみたらかなりウマかった。
昨今の醤油ダレを効かせたタイプや超濃厚豚骨出汁の家系が好きな方は物足りないと感じるかもしれませんが、油の量以外はバランス系と呼ぶに相応しく結構好みでした。
年中無休で元日から営業してたし、寿々㐂家の系譜が深夜1時まで食べれるとなれば今後年数回は食べに行くかもしれない。
横濱ラーメン あさが家 本店
東京都杉並区阿佐谷北1-26-5 1F
050-5457-0230
11時～翌1時 ※16時前後から17時前後までスープ調整の為準備中になります
年中無休
