弘前軒@百草園 | Ramen Story Of L.I

弘前軒@百草園

2018年1月12日移転オープンの「弘前軒」に行きました。

 

 

東京未訪エリア第2弾として訪れたのが東京都日野市。


前々回の記事から書いた「稲城市」同様に日野市のラーメン店も全く行ったことがなく日野市には前々から食べておきたい宿題店が何軒かあるのでそろそろ行きたいと思ってたエリアです。


今回日野市は1軒だけ食べた後に他の市に行きましたが、この数ヶ月後に日野市食べ歩きに行ったのでまたの機会にアップします。


その日野市で気になってた店が弘前軒。

 

 

弘前軒という屋号なので青森県弘前市が脳裏に出てきて「青森津軽煮干し系ラーメン」の店と思われる方もいるかもしれませんが、前記事「稲城大勝軒 五一」と同じ永福町大勝軒の流れを汲む店になります。


弘前軒は最初南平駅からほど近い場所で2004年5月に創業したらしく、店主は2006年4月で閉店した「梅ヶ丘大勝軒(閉店)」出身。

 

 

2018年現在の場所に移転オープンし、屋号は奥さんの出身地弘前から名付けたそうで永福町系では珍しく大勝軒の屋号を付けてない永福町系になります。

 

 

店頭には永福町系らしく当店の麺はたっぷり2玉入ってます少なめ(1玉)希望のお客様には煮玉子か温泉玉子をサービス致しますと掲示。

 

 

お店の場所は百草園駅南口から徒歩3分ほど。

 

 

南口出てすぐの県道41号線 川崎街道沿いの百草園駅東信号を斜めに入った脇道にあります。

 

 

専用駐車場は店舗敷地内に4台分完備。

 

 

店内はコンパクトな造りながら十分ゆとりはあり、シンプルでスッキリした内装で明るいですね。

 

 

厨房前にL字型カウンター7席、店内左側壁沿いに2人掛けテーブル席6卓。

 

 

厨房に店主と女性スタッフ1人とホールに女性スタッフ1人の3人体制で切り盛り。

 

 

女性スタッフのどちらが奥様は分からず。

 

 

12時40分頃に到着すると満席でしたが先客がすぐ出て行ったのでほぼ待たずに案内された。


後からもコンスタントに客は入り常に満席状態の盛況ぶり。

 

 

メニュー表。

 

 

全メニューは、中華そば800円・チャーシューメン1000円・ワンタンメン950円・チャーシューワンタンメン1150円・特製中華そば1000円・つけめん850円・特製つけめん1050円・辛そば850円・辛つけ900円・中盛り+100円・大盛り+200円・ワンタン800円・煮たまご100円・温泉たまご100円・チャーシュー200円・ねぎ50円・メンマ150円・特製のトッピング200円・ビール(サッポロ中ビン)550円。

 

 

品名は若干違うけど永福町系らしく中華そば、つけめんが揃い稲城大勝軒 五一にもあり永福町系では珍しいと思った辛そばと辛つけもあります。


他の永福町系では見た記憶がない中盛り(2.5玉?)が用意され、永福町系は基本2玉の麺量になるので弘前軒では少なめ(1玉)も対応してくれて値段は変わらないが煮たまごか温泉たまごをサービスしてくれます。

 

 

麺量はちょっと少なめ(1.5玉)もできますがサービスは無し。



味濃いめは卓上の醤油ダレで調整でき、味薄め・油の多め・少なめは事前に言えば対応可能。

 

 

会計はレジに伝票を持っていく後払い制。

 

 

卓上調味料はラー油・GABAN七味唐辛子・胡椒・酢・醤油ダレ。

 


 

注文したのは「ワンタンメン 少なめ(煮たまごサービス)」¥¥950

 

 

過去含めて永福町系で麺少なめにして1度も食べたこと無かったけど稲城大勝軒 五一を食べた時に麺少なめでも他店の普通の量は余裕であるし少なめにしたら値引きやトッピングサービスしてくれる永福町系なら今後連食する場合のみ麺少なめで基本食べようと決め、ワンタンメン少なめに煮玉子をお願いした。


麺少なめにしたからか一回り小さい丼ぶりで提供されたけど、スープはたっぷりと入り麺も十分入ってるように見えるこれぞ永福町系のルックス。


スープは清湯煮干し醤油味。


稲城大勝軒 五一と同じく動物出汁を軸に煮干しを合わせた構成となり、煮干しの効かせ方も五一同様優しい出方ですが他の素材としてカツオ節・ソウダ節・サバ節・シイタケを使ってるそうです。


お決まりのカメリアラードも浮いてますがラードの量は他の永福町系よりも少なめに感じたけど入れてない?ようで、油のコクと温度の熱さも少なからずあったように思えたがどうなんだろう。


煮干しの旨味や風味は前面に出てる訳じゃないけど緩やかでじんわりと感じさせてくれるのが心地良いですね。


醤油ダレはチャーシューダレを合わせたものになるそうで、角は立たず深みのあるコクではないけど優しい煮干し出汁にバランスよく寄り添う醤油感ですね。

 


 

麺は「中西食品」の中細縮れ。


永福町系定番の「草村商店」製ではないそうで、こちらの麺は他の永福町系のような縮れ具合はほぼなくストレート麺という印象。


スルスルした啜り心地の良さに軟らかくモチッとした食感が熱々スープに馴染んでました。

 

 

具はチャーシュー・メンマ・ナルト・煮たまご・ワンタン5個・海苔・刻みネギ。


チャーシューは小ぶりの煮豚で軟らかく味は染み美味しい。

 

 

ワンタンは永福町系らしく餡が少量入った皮メインのタイプで、皮はユルユルで溶け始めたかのような軟らかさ。


滑らかで喉越しも良く皮を食べるワンタンなら満足度高い。


そういえば弘前軒も柚子皮が入ってなく、こっち方面の永福町系は入ってない店が多いのかな。

 

 

稲城大勝軒 五一もですが、今まで食べてきた永福町系の中では割りと煮干し出汁が穏やかながら物足りなさは感じさせずこういうタッチの永福町系も良いと思った。


また再訪できたら、つけ麺を食べてみたい。

 

 

ラーメン弘前軒

ポスト東京都日野市落川960-3

電話042-592-2617

時計11時~16時(但し、スープ、材料などなくなり次第終了)

ぐぅぐぅ月曜定休日