稲城大勝軒 五一@南多摩
2011年5月オープンの「稲城大勝軒 五一」に行きました。
「矢野口バル&ラーメン やのけん」を出た後は2つ先の南多摩駅で下車し、向かった店は稲城大勝軒 五一。
2大大勝軒と呼ばれてる「東池袋大勝軒」と「永福町大勝軒」も弟子や孫弟子店が数えきれないほどあり、調べてみると東京23区外の多摩地区には東池袋系もあるけど多くの永福町系が存在する。
多摩地区の永福町系では1番知名度があると言っても過言ではなく代表格なのが稲城市にある稲城大勝軒 五一となり、あまり詳しい情報は分かりませんが2006年9月12日オープンの「稲城 大勝軒(閉店)」の屋号で創業した人気店で永福町大勝軒で修業したのかな。
稲城大勝軒で修業した「弟子の店」も何軒かあるなど稲城大勝軒の名は知ってました。
しかし、2010年末で閉店したそうですが約4ヶ月後の2011年5月同じ場所で屋号を稲城大勝軒 五一と変えて復活オープン。
短期間で再び復活したラーメン店は多々ありますが、大体は店主交代や常連だった方が味を受け継ぎ同じ屋号で新規開店するけど、稲城大勝軒 五一店主は変わらず同じ方の模様。
個人的に永福町系は好きなので気になってたので、やのけんとセットで行こうと。
お店の場所は南多摩駅南口から徒歩5分ほど。
県道9号線 川崎街道沿いにあり、道路挟んだ向かいには星乃珈琲と洋麺屋 五右衛門があります。
専用駐車場は無いが提携駐車場が大丸交差点付近にあり、当店ご利用の方は15分無料サービスコインが貰えます。
店内は広くはないが少し横に広めの造りで、永福系っぽい昭和の雰囲気を感じさせる内装や椅子なども懐かしい感じ。
厨房はガラス張りで囲まれてるけどグリーンの張物で半分以上隠されてるので見えないようになってます。
厨房前にL字型カウンター8席、店内左側の壁沿いに6人掛けテーブル席2卓。
若めの男性スタッフ1人で切り盛りしてたけど、店主なのか違うのか分からず。
13時半過ぎに入店し、先客1後客1と空いてました。
メニュー表。
メニューは、中華麺950円・辛味中華麺1050円・ワンタン中華麺1100円・チャーシューワンタン1300円・つけ麺1000円・各種大盛り+100円・各種小盛中華麺(一玉)850円・メンマ250円・のり100円・ネギ100円・生卵50円・野菜150円など。
永福町系らしく中華麺、ワンタン中華麺、つけ麺などが揃い、辛味中華麺もあります。
永福町系も麺量が基本2玉とボリュームあるのが特徴なので1玉の小盛にできるのも基本で、稲城大勝軒 五一では各種小盛中華麺があったので恐らく100円引きで各種対応してくれると思われる。
永福町系では珍しくサイドメニューとして、ライス100円・ぎょうざ6ヶ500円があった。
卓上調味料は酢・醤油・ラー油・胡椒・七味唐辛子。
注文したのは「中華麺」¥950
永福町系ではワンタン中華麺にすることもあるので迷いましたがデフォルト中華麺を。
カメリアラードが浮いたスープの色合いといい、これぞ永福町系の中華麺のルックスなのは確かですが何度も他の永福町系を食べて見てきたが本当丼ぶりがデカく洗面器のような丼ぶりと呼ばれるのだけあり銀のトレーにのせられて提供。
スープは濁りのある清湯煮干し醤油味。
永福町系のスープは動物出汁を軸に煮干しを効かせた醤油味となり、カメリアラードを使用してるので最後まで熱々状態で食べれラード効果により厚みとコクもプラスされてます。
煮干しを前面に出したニボ系などではない優しく煮干しを効かせたじんわりタイプとなり、この感じだと熱々の温度で風味などが飛んでしまうこともあるけど心配はなく煮干しの旨味は感じとれます。
ただ永福町系ファンでよく食べてる方は煮干し出汁が少し弱く感じるかもしれない。
醤油ダレは永福町系の中ではやや淡いコクに感じたけど十分出てたし、優しい感じの煮干し出汁とバランスは取れてますね。
麺は「草村商店」の中細縮れ。
永福町系定番の草村商店製の麺で、スルスル入ってく啜り心地に軟らかめのモチッとした食感が熱々スープを吸い込み馴染んでます。
麺量は2玉は確実のボリュームがしっかりありますけど、全く止まらずグイグイと食べれちゃいました。
具はチャーシュー・メンマ・ナルト・海苔・刻みネギ。
チャーシューはオーソドックスな肩ロースで普通に美味しい。
永福町系には柚子皮が入ってるのも特徴だけど入ってませんでしたね。
煮干しの効かせ具合が他の永福町系よりも繊細な出方のような気もしたけど、永福町系の味わいなのは確かです。
また再訪できたら、つけ麺を食べてみたい。
稲城大勝軒 五一
東京都稲城市大丸515-3
非公開
11時~20時
木曜日 11時~15時(都合により臨時休業する場合があります)
不定休