ラーメン専門 味一@東伏見 | Ramen Story Of L.I

ラーメン専門 味一@東伏見

2012年12月4日移転オープンの「ラーメン専門 味一」に行きました。

 

 

「麺屋 わおん」を出た後は東伏見駅で下車し、向かった店はラーメン専門 味一。

 

 

行こう行こうと思ってたら9年以上の年月が経ってしまったラーメン専門 味一は2007年4月13日高田馬場にオープンした「旨辛ラーメン味一」が移転し、屋号もラーメン専門 味一と変えて再出発した。

 

 

こちらラーメン専門 味一ですが1958年小田原で創業し、北海道出身の店主が慣れ親しんだ旭川ラーメンを再現した「ラーメン専門 味一(閉店)」の親戚となる松澤直志氏が味と屋号を受け継いだ味一復活店としてスタートしたのが始まり。


小田原にあった味一は昔のラーメン本にも掲載されるなど地元では絶大なる有名店だったそうで50年以上常に行列が途絶えない老舗店として君臨し、私がラーメン食べ歩きを本格的に開始した時は小田原の味一はまだ営業してたがいずれ食べに行こうと考えてたら閉店してしまい食べておけばよかった悔やまれるラーメン店です…


その味一の関連店が高田馬場に開店したと知った時は信じられなかったが2007年のオープン当初に食べてみたら、これが旭川風の小田原味噌ラーメンなんだと。


味一はもう1つ有名なことでも知られ、当時このTVをご覧になった方もいるのではないでしょうか?


テレビ東京系列のゴールデンタイムでOAしてた「愛の貧乏脱出大作戦」に出演したことでも知られてるラーメン店なのです。


私が最初に高田馬場で食べた味一の時にちょっと思ったけど、小田原の味一を受け継いだ店が小田原では大人気だったとはいえ学生の街ラーメン激戦区高田馬場に出店は果たして大丈夫なのかな?と少し気にしてたら愛の貧乏に出演してたという。


厳しい修行の師匠で面倒を見たのはラーメン界の有名人田代浩二氏で、旭川ラーメンはメニューに残して新メニューとして考案した鷹の爪ラーメンを看板メニューにしてTV放映される3日前の2011年2月24日屋号を旨辛ラーメン 味一に変えてリニューアルオープンした。



リニューアル後も鷹の爪ラーメンを1度食べに行ったが、東伏見に移転してしまいやっとそれ以来の味一です。


ちなみに高田馬場の前は東伏見で営業してたそうで創業の地に戻ってきたということになりますね。

 


 

お店の場所は東伏見駅北口から徒歩1分ほど。

 

 

北口出て目の前の片井木ビル1Fにあり、暖簾や看板などが出てるのですぐ分かりますが出入口は見えず暖簾を潜り奥にあるので満席かどうかは外からでは分からず。

 

 

14時頃に到着すると昼時は過ぎたこの時間でも満席で少し待ってから案内され、私の後に学生7人組が入ってくるなど学生にも人気みたいですね。

 

 

店内は奥に少し長めの造りですが厨房もカウンター後ろの通路も狭く満席近くになると密集度が高めで、やや年季の入った壁や内装。

 

 

厨房前にL字型カウンター10席。

 

 

厨房に店主と奥様の2人体制で切り盛り。

 

 

店主もですが奥様も久しぶりに見ましたがお変わりなく。

 

 

メニュー表。

 

 

メニューは、正油ラーメン700円・味噌ラーメン750円・塩ラーメン700円・鷹の爪ラーメン750円・あんかけ鷹の爪ラーメン800円・メガ唐揚げDXラーメン1050円・鷹の爪油そば750円・中盛り100円・大盛り100円・特盛り150円・ライス50円・ミニチャーシュー丼250円・味付け玉子100円・メンマ増し100円・バター50円・コーン100円・野菜増し無料・バカ野菜増し100円・プチ唐揚げ150円・メガ唐揚げ300円など。

 

 

昔ながらの煮干の効いた旭川ラーメンの、正油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメンと鶏の濃厚スープに野菜たっぷりの野菜タンメン風旨辛ラーメンの、鷹の爪ラーメン、あんかけ鷹の爪ラーメン、メガ唐揚げDXラーメン、鷹の爪油そばと全く異なる2種類のラーメンを提供。

 

 

野菜増しや唐揚げなどは鷹の爪メニューのみでき、師匠から教わった鷹の爪ラーメンも唐揚げも変わらず提供してるのは感慨深いな~。

 

 

後は値段も上げてないのか東京のラーメン店で700円~750円のもメニューにあり安く、更に平日は大盛り無料と学生に人気なのも分かる。

 

 

訪問時数量限定鶏と葱の油そば700円を提供してた。

 

 

会計は奥様に渡す後払い制。

 

 

卓上調味料はGABANブラックペッパー・鷹の爪専用カレー唐辛子・七味唐辛子。

 

 

注文したのは「味噌ラーメン」¥750+「ミニチャーシュー丼」¥250

 

 

鷹の爪ラーメンも久しぶりに食べたいけど移転後最初に食べるのは味噌ラーメンと決めミニチャーシュー丼も。

 

 

14年位前に初めて行った高田馬場時代に食べた味噌ラーメンの記憶は薄らですが、グレイよりの黒っぽい味噌スープは変わらずモヤシも多めに盛られてたような。


スープはライト味噌。


2019年に本場旭川で「旭川味噌ラーメン」を食べましたが味一の味噌ラーメンは結構本場と違い、出汁は豚骨と鶏ガラの動物出汁に味一の味噌ラーメンは煮干しの効いたと書かれてるように煮干し風味が軽く香る。


動物出汁の旨味は特に突出してる素材は感じないが下支えの役割を果たし、口当たりはサラッとしてるのでライト。


味噌ダレも主張は強くなく、塩気は適度にコクも普通に出てました。

 

 

麺は中細縮れ。


軟らかめの食感でスルっと啜れます。

 

 

具はチャーシュー2枚・メンマ・モヤシ・刻みネギ。


チャーシューは脂身部分のない小ぶりのモモ肉で旨味は詰まり十分美味しい。


モヤシのシャキッとした食感が良かった。

 

 

ミニチャーシュー丼は具の小ぶりチャーシューが2枚のってタレで味付けされ、ご飯の量も結構多く300円以下として見たら満足度高いご飯もの。

 

 

昔風の北海道味噌ラーメンとも違い独特でなかなか個性のある味噌ラーメンで、味一でしか食べれない旭川風味噌ラーメンではないかと。

 

 

次は鷹の爪ラーメンを食べにまた行きます。

 

 

ラーメンラーメン専門 味一

ポスト東京都西東京市富士町4-17-7 片井木ビル1F

電話042-455-2366

時計11時~15時

ぐぅぐぅ火曜定休日

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