麺庵ちとせ@風祭 | Ramen Story Of L.I

麺庵ちとせ@風祭

「湯本ハイカラ中華 日清亭本店」を出た後は再び箱根登山鉄道に乗って2つ先の風祭駅で下車し2軒目に向かいました。

 

 

2021年5月15日移転オープンの「麺庵ちとせ」に行きました。

 

 

やっと念願だった麺庵ちとせに初訪問です!


今年5月15日移転オープンしてきた麺庵ちとせは2015年5月15日曙橋駅からほど近い新宿区市谷台町曙橋で創業したのが始まり。


店主岡野氏は約5年間複数のラーメン店で修行後23歳の若さで独立し、現在も29歳と若きラーメン店主の中では有名な方です。


無化調清湯スープに拘った自家製麺の店となり曙橋時代は行列のできる店として知られるなど常連さんも沢山いました。


2017年12月4日より夜の部にセカンドブランド「麺や 花よ(閉店)」を開始するなど順調に営業をしていき、食べログ2017~2020に4年連続百名店に選出されるなど東京を代表する人気ラーメン店でした。


そんな麺庵ちとせが、なんと東京を離れ神奈川県西部箱根に近い小田原市に電撃移転!


かなり急に移転を発表して多くのちとせファンとラーメンフリークは驚き、しかも移転先が都会から離れた田舎方面の小田原市の端の風祭駅近くに移転するとは驚きでした!


曙橋時代に通われてた方は流石に小田原になかなか行けないでしょうしショックだった方も多いはず。


何でも母親の故郷がこの辺りだったそうで縁があったとか。


恐らく今年移転オープンしたラーメン店では最大の衝撃ではないかと。



私は曙橋時代は行こう行こうと思ってたが行けず、今年とうとう行くと決めてたら電撃移転してしまい旧店舗で1度は食べておきたかった…

 

 

いつか日清亭 本店に行く時に絶対セットで連食しようと決めてました。

 

 

お店の場所は風祭駅から徒歩3分ほど。

 

 

風祭駅すぐの国道1号線沿いにあり、目の前は西湘バイパス箱根口ICがあります。


風祭と言えばかまぼこ博物館と麺庵ちとせの反対方向に進むと鈴廣蒲鉾本店、鈴なり市場、かまぼこの里があり有名で、せっかくなので、ちとせの後に立ち寄ると真夏の時期だったからか大量の風鈴が店頭に掛けられ良い音色で涼めました♪


専用駐車場は店舗右側の広いスペースに8台と軽1台、左側に3台分の計12台分完備。

 

 

店内は曙橋時代の倍は余裕である広くてゆとりもあり開放感のある造り。

 

 

厨房位から続く独特なカウンター13席、券売機付近に6人掛けテーブル席1卓。


厨房に店主と若い女性スタッフ2人で切り盛り。



有名な観光スポットがあるとはいえ、いくら東京で行列を作ってたとしてもこのエリアなら並ぶことはないだろうと昼時に到着すると並びは無かったが8割近い席は埋まり後からもドンドン入ってきて常に満席状態をキープ。


この光景を見て食べる前から美味いのを確信し、美味いラーメンを提供すれば場所は関係ないんだなと改めて教えてくれた。



ちなみに観光客らしき方はいなく、外回りのリーマンや地元の方と思われる中年男性やお年寄りなどが多くいました。

 

 

券売機。

 

 

メニューは訪問時、らぁ麺880円・担担麺930円・麺大盛120円・叉焼320円・煮玉子100円・海苔100円・ねぎ増200円・メンマ200円・小ライス100円・切端叉焼飯300円・煮豚飯300円・辛ねぎ豚飯400円・紙エプロン10円など。

 

 

東京時代から絞られ醤油らぁ麺と担担麺2種類のみ。



ご飯ものは切端叉焼飯など4種類あります。

 

 

ちなみに自家製麺の為、麺カタメできませんと掲示。

 

 

卓上調味料はミル入り胡椒。

 

 

注文したのは「らぁ麺」¥880円+「切端叉焼飯」¥300

 

 

迷わず看板メニューらぁ麺と、まだこの後に食べ歩くけど気付いたら切端叉焼飯も購入してた…



今風の鶏と水による清湯醤油に見えなくもないが上手く洗練され今っぽさにも見える清湯醤油。



スープは清湯醤油味。



味わい的には全く鶏と水ではなく、様々な素材を使用して完成させてる多重層な旨味に感じ美味いです。



丸鶏・豚肉と牛骨も加えてるという動物系出汁にアジ煮干しにシジミを合わせた構成になるそうで、1番突出してるのは厚めの動物出汁。



鶏の旨味が豚や牛骨も重なり厚みのあるコクとなり、煮干しはほとんど効いてなかった気がするけどシジミの貝エキスが仄かに後口で感じとれましたね。



醤油ダレは生醤油・再仕込み醤油・白醤油をブレンドしてるそうで、キレよりも深みのあるコクが印象的。



そのスープの仕上げにかけるポルチーニ油の香りがフワッと立ち上がり上品さを演出してるのが良かった。

 

 

麺は自家製の全粒粉入り中ストレート。



春よ恋など4種類の小麦粉をブレンドして作ってる自家製麺は、食感や啜り心地も良かったけど全粒粉風味と小麦風味が印象に残りました。



スープの持ち上げも良くハイレベルな自家製麺です!

 

 

具はチャーシュー2枚・メンマ・九条ネギ。



モモ肉チャーシューは旨味が凝縮され、噛むごとに旨味が広がっていき1枚は脂ものってたし美味。


九条ネギのシャキッとした食感も素晴らしい。

 

 

切端叉焼飯は醤油ダレで味付けされランダムにカットされたチャーシューがたっぷりのって、食べやすいサイズにもカットされてるので、ご飯と同時に食べれます。

 

 

ハイレベルなのは分かってたけど、各パーツ隙は全くなく高い基準に仕上げてましたね。


なかなか再訪できないエリアだけど、また行きます。

 

 

ラーメン麺庵ちとせ

ポスト神奈川県小田原市風祭77-1

電話不明

時計木曜~月曜 11時~15時・18時30分~20時30分

時計火曜 11時~15時

ぐぅぐぅ水曜定休日

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