中華そば 竹千代@尾久 | Ramen Story Of L.I

中華そば 竹千代@尾久

2019年4月1日オープンの「中華そば 竹千代」

行きました。

 

 

約1年前北区と荒川区の間の尾久駅からすぐの場所に

ひっそりと開店しながら、じわじわと地元の方とラーメンフリークからも評判となり瞬く間に人気店となったのが中華そば 竹千代。

 

 

去年首都圏にオープンした新店で醤油ラーメンを提供してるお店の中でも相当な評価を受け、その中華そばが唯一無二ここでしか食べれないとも言われてます。

徐々に情報を得ていくと確かにそう言われて間違いないだろうと確信し、実際食べてみたら美味しいというよりこの味に辿りついたことの驚きと感心してしまいました。

ここまで評価されるとメディアにも結構とりあげられますが

去年秋から販売された首都圏のラーメン本に掲載されてる竹千代の店長とは別にオーナーがいるっぽく、この方が日本全国北海道(利尻島)から沖縄(石垣島)まで5年間食材探しの旅に出て、最高の食材に出会え完成させた味をよく本に登場してる店長がその味を忠実に再現してるんだそう。

過去に食材にこだわり〇年掛けて完成させたと謳ってオープンしたお店も多々あったが竹千代はそのこだわり部分が本物と思えたし一線を画す。

 

 

お店の場所は尾久駅から徒歩2分ほど。

改札出たら目の前の都道306号線 明治通りを右に進んで行くと、中華料理店と魚料理店がありその間にます。

店内は奥に少し長めの造りで広さはなく席後ろの通路もゆとりはなく、内装も真っ白な壁でカウンターは赤色の椅子は低めの丸椅子と本当シンプルでインテリアや張り紙などもないスッキリした店内です。

厨房前にストレートカウンター7席。

店長と眼鏡の男性スタッフ2人体制で切り盛り。

ちなみに店長は調理せず調理工程を見つつアドバイスし

眼鏡の男性が調理してました。

昼前の午前中に入店したが半分以上席が埋まり、12時を過ぎる前辺りから近所のおばちゃんやリーマンを中心にかろうじて並びはできなかったが昼時は並ぶと思われる。

そして入店と同時に鼻にくるのが物凄い風味の干し椎茸の匂い。

この素材が竹千代のウリとなり、マジで苦手な人はこの匂いだけでキツイね。

券売機。

 

 

全メニューは、中華そば800円・チャーシュー麺1000円・中華そば特盛(1.5玉)1300円・竹千代スペシャル(1玉)1300円・麺大盛(0.5玉)100円・白飯200円・半白飯100円・アルコール300円・メンマ増100円・九条葱増100円・あおさのり100円・

とりささみ100円・煮卵(龍馬B)200円。

訪問時は中華そばと特製に値する竹千代スペシャルと麺増のみ。

現在は結構変わり中華そばは値段も変わらず昼も夜も提供してますが黒醤油800円と塩800円が加わり、これらは月の週替わり交代で夜の部のみ提供となってるそう。

煮卵とあおさのりがトッピングされるスペシャルは1100円に値下がりしてる模様。

どこにも掲示されてないが裏メニューでTKG卵かけごはん(エシュレバター)があるそうで、白飯+200円で頼めるとか。

 

 

席に着くと店長が紙コップに入ったお冷が提供されたけど

ラーメン丼ぶりは洗えてグラスは洗えないなんてことあるのかな?紙コップを使用するなんてエコじゃないな~と。

 

 

卓上調味料はミル入り天然白粒胡椒(スリランカ産)。

 

 

注文したのは「中華そば」\800+「九条葱増」\100

 

 

中華そばの九条葱増を。

白醤油のような淡い薄めの中華そばという感じで、着丼してさらに椎茸の風味がふわっと香ってきますね。

スープは清湯醤油味。

オッ、オォ~!これは!あっさりした口当たりだけど、なんだこのスープは!こんなの食べたことないぞ!けどウマいっ☆

まず出汁はなんと鶏ガラ・豚骨不使用で、国内産干し椎茸と利尻昆布のみを使用。

椎茸と昆布の寸胴で別々に出汁をとり、干し椎茸から出るグアニル酸と利尻昆布から出るグルタミン酸の旨味成分が引き出される温度管理に細心の注意を払い提供前に合わせてる。

椎茸のグアニル酸旨味と風味の主張が相当強いが昆布が土台として支える役目を果たしコク与え、京都産竹岡醤油の角が立たないタレとのバランスも良好。

このあっさりした良い口当たりも印象に残りました。

 

 

麺は群馬県前橋市にある「小林製麺所」の中細ストレート。

麺もこだわりが強く3種類の小麦を配合して作られた麺を5日~7日間熟成してるそうで小麦風味も豊か。

茹で時間は55秒と決め、サクッとした歯切れと適度にコシが残ってます。

 

 

具はチャーシュー2枚・メンマ・九条ネギ。

チャーシューは薄切りの小ぶりで、メンマも九条ネギも含め具にもこだわってるけど全体的に普通。

 

 

椎茸と昆布だけとは思えないグッと引き込まれる凄い中華そばでした!

動物も魚介も使用せず干し椎茸と利尻昆布だけでスープが成立するのか?と思ったし思う方もいるはずだが、まぁ見事スープになっているんだからお見事としか言いようがない。

安全安心健康面と子供が食べても安心なラーメンを目指しこの味が完成したそうだけど、このラーメンなら老若男女誰でも毎日食べれんじゃないかな。

食べてる途中に味は全然違うが感覚だけなら似てると思った毎日でも食べれるラーメンをコンセプトにした「この店」がインスピレーションしましたよ。

新感覚のラーメンが食べたい方は是非足を運んでみてください。

次は夜の部で提供されてる黒醤油を食べに再訪決定。

なお、写真とは異なり営業時間が変わってます。

 

 

ラーメン中華そば 竹千代

ポスト東京都北区昭和町1-3-6

電話非公開

時計11時~14時30分・14時30分~20時

ぐぅぐぅ不定休

パソコン中華そば 竹千代 HP