ラーメン六角家 戸塚店@戸塚 | Ramen Story Of L.I

ラーメン六角家 戸塚店@戸塚

1997年オープンの「ラーメン六角家 戸塚店」に行きました。

 

 

「自家製麺 カミカゼ」の後は、こちらも相当久しぶりの訪問となった六角家 戸塚店へ。

1990年代に一躍有名となり全国区の有名店となった

家系ラーメン店 六角家。

その知名度はハンパなく、家系ラーメン元祖と言われてる

あの直系総本山よりも名は知られていた。

「六角家 本店(閉店)」は1988年5月に創業での家系で

店主の神藤氏は当時吉村家2号店扱いだった「本牧家」で修業し東白楽駅からほど近い場所で独立した。

この話もかなり有名だけど、神藤氏を追うように本牧家従業員が大量に辞めて怒った吉村氏が本牧家の営業を停止し

六角家 本店の近くに支店を出店しようとして事実上絶縁となりました。

その後六角家はどんどん味の評判が口コミ7などで広がっていき、1994年3月6日に開館した「新横浜ラーメン博物館」のオープニング店として招致され、カップラーメンやチルド生麺などもスーパーなどで販売され全盛期に突入した。

ラー博以外にも、井土ヶ谷・羽田・海老名・船橋・御徒町などの首都圏に支店を出店し、地方にも札幌・大阪・福岡などにも店を出すなど天下の六角家状態だった。

さらに現在も弟子のお店は地方も含めあり、何店舗かは

「六角家姉妹店」と名乗り営業しています。

 

 

しかし、時代の流れに乗るようにどんどん支店は閉店して

いき、さらに味も全盛期と比べると相当落ちたと言われたりしてた矢先、なんと本店も2017年10月31日をもって閉店してしまった。

閉店する数ヶ月前から店主体調不良により休業しますと

しばらく張り紙が掲示されていたが、そのまま再開することなく閉店。

体調不良もなんでしょうけど閉店する何年も前から客入りはよくないのが店を通るごとに明らかに分かり、とどめを刺されたかのように2014年1月24日に本店の隣の隣にオープンした家系ラーメンの「この店」が来てから完全にお客も持っていかれてた。

 

 

その六角家で現在唯一営業してるのが4号店として開店した戸塚店。

通算3,4度目の訪問となりましたが確実に20年近くは行ってなく、カミカゼを遥かに超える年月を得て再訪となりました。

戸塚店の店主は女性で、戸塚店も本店と同じ時期に一時閉店したが、そのままのスタッフと六角家の屋号を使用しての営業を許可され新店主として女性の方がなり、ここしかないけど新本店が戸塚店ということになる模様。

 

 

お店の場所は戸塚駅東口から徒歩30分ほど。

カミカゼ同様戸塚駅から徒歩で行くにはちょい厳しい距離

なので、車かバスを利用して行ったほうがいいですね。

県道203号線 大船停車場矢部線沿いにあるが、真横にはマンション向かいには一軒家があるなど、もろ住宅街の中にある。

専用駐車場は計5台分完備。

店内は結構広く本店を彷彿させるシンプルな内装にタイルの床と木製のテーブルと丸椅子。

厨房前にL字型カウンター10席、4人掛けテーブル席3卓、

6人掛けテーブル席1卓。

厨房に男性スタッフ2人とホールに女性店主がいた。

券売機。

 

 

主なメニューは、ラーメン700円・中盛ラーメン800円・大盛

ラーメン900円・ミニラーメン550円・チャーシューメン900円・キャベチャー100円・味付玉子100円・のり100円・メンマ100円・ほうれん草100円・ギョウザ300円・ねぎ200円・チャーシュー(3枚入り)200円・ランチ(ライス+餃子3個)※15時まで150円・つけ麺800円・まかない丼250円・ライス100円・ライス中

150円・大ライス200円。

以前の戸塚店にあったかは覚えてないが、豚骨醤油のラーメンの他につけ麺があって、本店には置いて無かった餃子とまかない丼のサイドメニューがあった。

チャーシューメンを購入して、のり+ライスを購入すると味付玉子がサービスとなるそうです。

家系ラーメン店なので、食券を渡すとお好みも聞かれます。

卓上調味料はGABANホワイトペッパー・GABANブラックペッパー・酢・ラー油・醤油・おろしにんにく・おろし生姜・豆板醤。

 

 

注文したのは「ラーメン(あじこめ・かため)」\700+「まかない丼」\250 ※味付玉子はクーポン

 

 

ラーメン 並盛のあじこめ・かためとまかない丼を。

本店と同じく赤文字で横浜 六角家とプリントされた淡いブルーの丼ぶりを戸塚店でも使用し、スープの色合いや具の配置なども同じですかね。

スープは豚骨醤油味。

ん~ハッキリ言おう、全然美味しくなかった…

豚骨臭が軽くするし普通に豚骨出汁は出てると思いきや

嘘でしょ!?と言いたくなるほど豚骨(動物)出汁が軽くて

薄くて何も出汁感が残らない。

醤油ダレもあじこめ指定の割には大してコクはなく、鶏油も存在感がない。

 

 

麺は酒井製麺の軽くウェーブ付いた中太。

王道定番の酒井の短い麺はしっかりかたく、スープはのってこなかったけど麺が一番良かったです。

 

 

具はチャーシュー・味玉・ホウレン草・海苔3枚・刻み白ネギ。

チャーシューは本店も含め昔の家系ではお決まりの肩ロースですが、臭みも残り苦手なタイプ。

 

 

まかない丼は細かく刻んだチャーシューとメンマがゴロゴロ入り味玉と海苔ものってる。

味付けも含め普通に美味しいが致命的とも言える、チャーシューとメンマが冷たく温めて提供してくれたらもっと良くなるのに。

 

 

ここ数年で食べた家系ではワーストでしたね。

本店もこのスープで出してたのなら、そりゃ味が落ちたと言われる。

弟子のお店でも同じような感想だったこともあるが、ウマいお店も多かったし戸塚店はさすが本店だなと思いたかった。

さらに思ったのがいかに今の時代のラーメンで濃厚なスープのお店が多いというのを痛感させられましたね。

昼時だったとはいえリピーター客もかなりいましたし、好きな方は好きなんでしょう。

再訪は厳しいと思ってしまった。

 

 

 

ラーメン六角家 戸塚店

ポスト神奈川県横浜市戸塚区下倉田町682

電話045-864-4490

時計11時~22時

ぐぅぐぅ月曜定休日

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