自家製麺 カミカゼ@戸塚 | Ramen Story Of L.I

自家製麺 カミカゼ@戸塚

2016年7月29日オープンの「自家製麺 カミカゼ」に行きました。

 

 

大人気店で人気絶頂だったにも関わらず閉店してしまった

ラーメン店が全国にもあると思いますが、それらの店は大体伝説のラーメン店と呼ばれている。

かつて2000年代前半に横浜市にも伝説の~と呼ばれたラーメン店が2軒あり、1軒は現役東大生が六角橋商店街の狭い店舗に2000年にオープンし、現在も人気ラーメン店の店主に大影響を与えた伝説の超濃厚ラーメン「すっごいよ」。

もう1軒が横浜市泉区の住宅街に2001年7月21日にオープンし当時は不利な場所にあると言われながら最終的に神奈川県を代表するあっさりラーメン神奈川淡麗系の頂点の域まで登りつめた「中華そば カミカゼ」

この伝説の2軒は是非食べてみたかったとおっしゃってる

フリークも沢山おり、私は食べたことがあります。

その伝説の中華そば カミカゼが、なんと平成28年夏に復活したのです!

正確にカミカゼのヒストリーを辿ると、2001年7月21日に創業して人気だったのに2004年9月で閉店。

閉店した約1年後の2005年8月藤沢市善行に移転復活

オープン。

ところが約1年後の2006年10月に閉店。

そこから約8年のブランクを空けた2014年12月現在店舗がある場所の隣に味のコンセプトと屋号を「中華そば 尋」

変更して2度目の移転復活オープン。

しかし、約1年後の2016年2月に閉店。

そして、約半年後に屋号を自家製麺 カミカゼと再び変えて

3度目の移転復活オープン。

これだけ移転閉店を繰り返してるのであまり良いとは思ってない方もいるでしょうが、個人的には泉区時代結構食べに通ったお店だったし、カミカゼがまた食べれると大興奮!

カミカゼの思い出を語るとかなり長くなってしまうのでご了承していただきたいが、一番最初に初めて食べたのが2002年頃で本当に本当だけど震える位美味しくて体が固まってしまった。

まだこの当時は本格的に食べ歩きはしてなく、魚介出汁や豚骨と魚介を合わせたWスープのラーメンを食べたことが

ほとんどなく凄い新鮮で、こんなにウマいラーメンが世の中にはあるのかと。

本格的にラーメンを食べ歩こうと決めるきっかけのお店は

何軒かありますが間違いなくその1軒にカミカゼは入り、特にカミカゼは他の感動級に美味しかったラーメンよりも倍以上にウマすぎて毎回食べるごとに感動してたし、今までこんな思いをもった事は皆無に等しいけど、店主に頭を下げてこの味でラーメン屋をやりたいので弟子にしてくださいと本気で思ったお店でもあるのです。

次第にラーメン本などにも掲載されるようになり、まさに人気絶頂だったカミカゼが突然閉店するという事実を目にした時当時の人生最大級のショックだった。

その後、藤沢で復活した時も中華そば尋として再度復活した時も食べたいんだけどなんか足が向かず、尋が閉店した際は今度こそ完全にもう食べれないだろうな~と思っていたらあまりブランクを空けず復活したのでこれは行くしかないと決意したけどすぐに行かず、この度実に15年ぶりのカミカゼを食べることになった。

 

 

お店の場所は戸塚駅西口から徒歩28分ほど。

国道1号線沿いの箱根駅伝戸塚中継所の場所にあります。

釣り具店のタックルベリーと自動販売機が数台設置されたちょっとしたドライブインの中にあり、

泉区時代も最寄り駅から結構遠かったが今回の場所も徒歩で行くには厳しい距離だけど、カミカゼ専用の駐車場が10台分位あるので車かバスを利用しての訪問がいいかと。

ちなみに中華そば 尋のあった隣の物件に移転したが、尋の跡地にもラーメン店がオープンしたがすでに閉店してます。

 

 

店内は泉区時代のカミカゼよりも倍以上に広くてゆとりの

ある空間となり、特に厨房が相当広かったですね。

確か製麺機を置けるスペース問題もあり、こちらに移転したんじゃなかったっけ。

泉区時代からカミカゼの店内には昭和レトロなグッズやオブジェが置かれ、今回も至る所に色々なのが置かれてた。

厨房前に凹字型カウンター9席、2人掛けテーブル席1卓、

4人掛けテーブル席1卓。

厨房に大山店主と奥様がいて、大山店主は一時期ラーメン業界から離れ違う職種にいたそうですが、私は15年ぶりに見たけど時が戻ったかのようにお変わりなく沈黙なところも変わらず。

奥様も変わらずお綺麗で丁寧な接客は変わらず。

昔みたくご夫婦2人で切り盛りしてるのかと思ってたら、もう

1人厨房内に若い中学3年~高校1年位の男子がいたけど多分だけどお子さんだと思う。

この男子を見て思い出したんだけど2004年9月に閉店する何ヶ月か前から結構臨時休業することが多くなり当時はSNSもないので行ったらやってなく残念な思いもしたけど、その理由は奥様が妊娠して体調面が良くなかったり子供が生まれそうなので休みますとか告知され、この男子は年齢的に

15才位だったし訪れた日は学校休みの休日だったし手伝ってたんだと思う。

券売機。

 

 

全メニューは、塩ラーメン750円・塩焦がしネギラーメン800円・醤油ラーメン750円・醤油焦がしネギラーメン800円・中華そば650円・大盛+100円・チャーシューライス300円・小ライス100円・ライス150円・チャーシュー250円・メンマ100円・のり100円・エビスビール中瓶500円。

泉区時代も塩と醤油の2種類でしたが今回は醤油味が2種類あり、記憶が曖昧だけど泉区の時は醤油ラーメンが中華そば表記で醤油ラーメンは新メニューかな。

カミカゼと言えば塩ラーメンと焦がしネギが人気だけど

個人的には塩よりも醤油派なんですよね~。

てかこの時代で中華そばが650円とは恐れ入ります。

 

 

卓上調味料はGABANブラックペッパー。

 

 

注文したのは「醤油ラーメン」\750+「チャーシューライス」

\300

 

 

醤油ラーメンか中華そばのどちらにしようか悩みましたが

食べる前から閉店しない限りまた再訪するつもりでしたので今回は醤油ラーメンとチャーシューライスを。

泉区時代によく食べた醤油と比べるとスープの色合いと

いい見た目はさほど変わらず、中華そばの丼ぶりが昔から使用してる鳳凰がプリントされた丼ぶりを使用してる模様。

スープは清湯醤油味。

泉区時代と細かな部分は比較できないが、1つ言えるのは当時よりも進化しつつあの頃を思い出させてくれたあっさり醤油だったのと、口内が軽く火傷したほど熱々のスープへとなっていた。

出汁は鶏と豚の動物をベースに煮干しや節系の魚介による構成。

しっかりと動物出汁が支え、煮干しよりも鰹節と思われる

魚介風味が前面に出た魚介香る清湯スープです。

醤油ダレは熟成三年醤油をメインに使用してるそうで醤油の香りも高く、醤油本来の旨味も出た奥深いコクが出汁と

ハイバランスでマッチ!

熱々すぎる温度だったけど旨味も風味もぶっ飛ぶことはなく

堪能できたし、決して派手さはありませんが上手くまとまった味わいが実にウマいね。

 

 

麺は自家製の細ストレート。

やや低加水でザクッとした食感につるつるした麺肌が特徴的です。

博多豚骨ラーメンに合わせるような細い麺なので、ただ

スープの温度が熱いので早めに食べないと段々とかなり

軟くなってしまう。

 

 

具はチャーシュー2枚・穂先メンマ・海苔・輪切り青ネギ。

チャーシューは横長の厚みあるバラチャーシューで、とろっとした軟らかさにしっかり味も染み美味。

穂先メンマも軟らかくて美味しいです。

 

 

チャーシューライスは泉区時代も行くたびに毎回食べていた好きなサイドメニューですが、炙った大きな厚いバラチャーシューが3枚と刻んだ炙りチャーシューがゴロゴロと入り刻みメンマも入ってる。

昔のチャーシューライスと比べるとボリュームがだいぶ異

なり味わいはあぁ~こんな感じだったな~と思い出し、炙りバラチャーシューは2枚でメンマはそのままのってた。

驚いたのがライスの中にも大量の刻みチャーシューが入ってる。

マジで白飯よりも刻みチャーシューのほうが多いのではないかと感じてしまう位の量で、刻み炙りチャーシューの中に

白飯が入ってると言っていい!

10年位を見てもチャーシューのトータル量で言ったらNo1のチャーシューライスだったし、これを食べるために行っても

いいほど衝撃なボリュームとウマさ☆

 

 

15年ぶりのカミカゼを食べた感想は、当時と全く同じ印象

じゃないけど紛れもないカミカゼのラーメンだった。

今回はチャーシューライスと息子さんを見れたことに感動

でしたね(*´з`)

次は塩焦がしネギラーメンを食べにまた再訪します。

 

 

ラーメン自家製麺 カミカゼ

ポスト神奈川県横浜市戸塚区汲沢町1201-3

電話045-881-7701

時計11時~15時(材料無くなり次第閉店)

ぐぅぐぅ火曜定休日

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