自家製麺 三竹寿 真嘉比本店@古島
沖縄県遠征5軒目。
2009年3月12日オープンの「自家製麺 三竹寿 真嘉比本店」に行きました。
前記事の「らーめん いけ家」
で書きましたが、沖縄の人気
ラーメン店は東京の有名店で修行し地元に戻って独立開業
したお店が多い。
その有名店出身のお店も含めても一番人気で、修行先の
お店も一番有名と言っても過言ではないのが、自家製麺
三竹寿 真嘉比本店。
沖縄県でも一番人気の行列ラーメン店いや、つけ麺店の
自家製麺 三竹寿。
ご主人の具志堅氏は東京を代表する大行列のつけ麺専門店「六厘舎 大崎本店(休業中)」 出身。
今回の沖縄遠征でもメインの一つとになり、いつか沖縄に来たら必ず食べたいと長年思っていた自家製麺 三竹寿に念願の
初訪問です。
今月創業7年を迎える自家製麺 三竹寿 真嘉比本店は現在
大崎駅近くにある「六厘舎 大崎店」 ではない現在休業中で
創業の地となる本店で修行し、地元沖縄にて六厘舎譲りの
濃厚つけ麺を看板メニューに独立オープンした。
つけ麺ブームの火付け役となり多大なる影響を与えた六厘舎のつけ麺を継承し、ご自身のお店を開店すると沖縄の方達にも受け入れられあっという間に行列もできる人気店となった。
三竹寿オープン後に沖縄では希少だったつけ麺を提供する
お店が沢山増えたそうです。
2014年3月14日には2号店「三竹製麺所(旧自家製麺 三竹寿 宜野湾店)」がオープンし、他にも居酒屋でつけ麺をランチタイムのみコラボしたり出身店も2軒オープンするなど今後も出身店は増えそうな予感。
全国区に有名な行列のできる六厘舎出身となれば必然的にラーメンフリークなら行くだろうし、一般で観光に来た方も
六厘舎出身店と知れば食べたくなることでしょう!
お店の場所は沖縄都市モノレール線(ゆいレール)古島駅から徒歩12分ほど。
古島駅1,2番出口を出たら真っ直ぐ進むと真嘉比交差点があるので左に曲がり進んで行くとローソンがあるので隣にあります。
コンクリートで造られたマンションの1Fにあり奥まっているが
デカデカとつけ麺と垂幕が出てるのですぐに分かります。
ちなみにすぐ近くには高校野球の名門校で優勝した大会もある興南高校があります。
昼時も終わり頃に行ったらまさに坊主の野球部6人グループがいて、他にも男女の興南高校生カップル?などこの時間帯は高校生が多かった。
昼時や休日などは行列ができるので、平日のアイドルタイム
ならすんなり入店することができるんじゃないかな。
専用駐車場は店舗裏に14台分完備。
土・日・祝は道路挟んだ向かいに臨時駐車場8台分完備。
店頭の写真付きメニュー上には当店の駐車場のご案内が
掲示。
店内はかなり広く後から改築したようで厨房があるスペースの隣の部屋にも席があり、部屋が2つあると言っていいかも。
厨房前にL字型カウンター8席、2人掛けテーブル席2卓、
4人掛けテーブル席1卓、4人掛け座敷席2卓。
ご主人は不在で厨房に男性スタッフ2人と若い女性スタッフ1人とホールにおばちゃん2人の5人体制で切り盛り。
券売機。
主なメニューは、濃厚つけ麺780円・味玉濃厚つけ麺850円・
辛えび濃厚つけ麺830円・野菜濃厚つけ麺870円・特製濃厚
つけ麺1020円・まぜそば680円・大盛麺70円・ねぎ増し50円・
辛エビ50円・味付玉子70円・野菜増し90円・メンマ増し100円・鳥チャーシュー110円・豚チャーシュー150円・特製増し240円・ライス50円・〆雑炊の具50円。
修業先の六厘舎と同じく濃厚つけ麺をメインに辛えびや野菜
などが入った濃厚つけ麺がある。
けど六厘舎にある中華そばは無く、代わりに第2名物と書かれたまぜそばがあります。
麺の量を同料金で並盛(180g)と中盛(230g)から選べ
学生(小学生以下)は大盛(300g)まで終日無料です。
麺はあつもりも対応してくれる。
並盛にするとメンマ・ネギ・海苔の中から一つトッピング
サービスがあります。
平日11時~15時はライスが無料となり炊飯器から
セルフサービスとなります。
ちなみに券売機は外に設置され、並びがある場合は名前と
人数を書き先に食券を購入して外で待つシステム。
券売機の横にはこのような言葉が貼られてた。
カウンターには、つけめんの美味しい食べ方とスープ割りの
ご案内が掲示。
卓上調味料はS&B一味唐からし・おろしにんにく・ゆずの華・
S&B黒コショー・ラー油・フルーツ酢・パック入り魚粉。
魚粉は現在の六厘舎と同じくパック入りので、他の調味料の
使い方などがカウンターに掲示されていた。
注文したのは「濃厚つけ麺 並盛」\780
初訪問なのでデフォルトの濃厚つけ麺 並盛を。
トッピングサービスと無料のライスは遠慮しました。
ルックスは器も含め六厘舎を彷彿させるこれぞ濃厚つけ麺で
海苔の上ではないがデフォで魚粉が入っています。
つけ汁は濃厚動物魚介醤油味。
全盛期ではないが昔の六厘舎のような濃厚スープで
豚骨・鶏の動物系出汁は適度に濃度があり、魚粉もよく馴染んできて風味は強いです。
時間帯にもよるのか私が食べた時間は粘度があまりなく
ドロドロ感ではなく、少しとろりとしてる程度でした。
タレも少し濃いめでコクはあり、しっかりと作られた濃厚スープだと思う。
うん、充分美味しいですね~。
麺は自家製の全粒粉入り太縮れ。
極太麺ではないが沖縄ではトップクラスに太いと思われ
全粒粉風味は軽くする程度で、かなりコシの強い強靭な食感。
並盛だと少ないので、男性なら連食しなければ中盛でいいね。
具は豚チャーシュー・鶏チャーシュー・メンマ・ナルト・海苔・
刻みネギ。
チャーシューはカットされ炙られた豚と鶏がゴロゴロと入り
香ばしくなかなか旨味もジューシーでウマい。
鶏チャーシューが入ってるとは思わなかったが、この手の濃厚つけ麺に鶏チャーシューも合いますね!
最後はポットからスープ割りをし、卓上の柚子粉を入れ
サッパリとフィニッシュ!
個人的には六厘舎も含めもはや驚きはないつけ麺だけど
修業先の味を継承しつつ濃さや具を変えるなどオリジナリティ感も要所で感じたし良い濃厚つけ麺でした。
六厘舎好きなら食べなくてはならないお店です。
また再訪できたらまぜそばを食べてみたい。
自家製麺 三竹寿 真嘉比本店
沖縄県那覇市真嘉比2-1-6
098-887-4433
11時30分~21時30分
不定休