くじら軒 横濱本店@センター北
ラーメン業界に「96年組」と言う有名な言葉がある。これは「麺屋武蔵」 ・「青葉」 ・「くじら軒」の事を言い、共に1996年にブレイクし他の店に多大なる影響を与えた為96年組と言われるようになった。
そのうちの「くじら軒」に6年ぶりの訪問をしてきました!
横浜市内にはもちろん、都内にも支店があるし食べた事がある方も多い店だと思われますが1996年~2000年代中盤まで横浜屈指の大行列店として君臨していた大人気店!今はすっかり行列は影を潜め落ちついてしまったようだがまだまだ根強い人気は健在。
武蔵や青葉も物凄い影響力でしたが、くじら軒はまだ「家系」 などの豚骨こってりがバリバリ主流だった横浜に真逆の味として魚介系のあっさり味を提供し見事に口コミやメディアなどに採り上げられ大行列店になっていった!
今の神奈川淡麗系の元祖的な店でもあり、海老名の「中村屋」や吉野町の「流星軒」などくじら軒に影響を受けたと言われてる。
私もどっぷりと家系にハマッテいた時代にここのラーメン食べたけど、あまりの旨さに固まってしまった経験がある位衝撃的な味でしたよ
店主の田村氏は元々子供の頃からラーメン屋になるのが夢だったが願いが叶わずそれでも諦められなくて脱サラし開店させた。
屋号のくじら軒の意味は、店主がくじらになって海を泳いでる夢を見、大海を悠々と泳ぐくじらのようにとなりたいと名づけられたのです。
ちなみに現在は息子が2代目とし店を切り盛りしておられます。
店内は木の温もりが感じられるレトロな空間でカウンター13席と4人がけテーブル席3卓と家族連れが多いエリアなのでテーブル席はバッチリ対応しています。
メニューはこんな感じ
あらくじら軒も券売機方式になったのね
前は食後レジにて会計だったが。
外のメニュー表
麺メニューはらーめん(薄口醤油味)・支那そば(濃口醤油味)・塩らーめんの3種類にパーコ麺・バラそば・特製スタミナらーめんの各味があります。
またサイドメニューもくじら軒は人気で。(値段は高いけど)、支那竹飯にくじら飯など昔からあるご飯物になります。
注文したのは「支那そば」¥700
透き通る醤油スープのビジュアルがいいですな♪味は鶏ガラベースの動物系に、魚介系を効かしたシンプルなサッパリ魚介醤油味。隠し味として玉葱とニンニクなどの香味野菜にその香味油を使い赤唐辛子も少量入りこれらの味がスープを際立たせ味を引き締めています。
濃口醤油のコクもキリリッと出ていていい塩梅だしこの絶妙なバランスが良く、じんわりとアッサリした味わいが「う~ん美味しい☆」と感じちゃうのは健在だわ☆
麺は細ストレートで、ツルツルした麺肌が良いので喉越しも良く淡麗スープに合う。
具はチャーシュー・メンマ・ホウレン草・ナルト・海苔。チャーシューが肉本来の旨味が感じなかなか美味しかった☆
昔の感動する旨さは感じなかったが、くじら軒久しぶりに食べてもやっぱり美味いじゃないと言っちゃうと思います♪
そしてつけ麺とは無縁だと思っていたくじら軒がこちらに出店します↓
くじら軒 横濱本店
神奈川県横浜市都筑区牛久保西1-2-10
045-912-3384
11時30分~15時・17時~22時(スープなくなり次第終了)
無休