GLAY 「DRIVE -GLAY complete BEST-」 | Tearoom

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日記とゲームとGLAYです。

おはようございます。

 

7月7日、子どもらが七夕祭りの飾りを持って帰りました。

 

 

うちでも散らしずしなどを作りました。

 

具の形などにこだわったのにお兄ちゃんは全く触れてくれませんでした笑

 

これだから男は……

 

イベントは前後しても意地でも開きます。

 

子どもらが人生を振り返った時、心の宝物になっているはずですからね!

 

 

 

そうして久々に本誌以外で落書きました。

 


相変わらず、その場でそこにあった紙とペンだけで落書いて満足してしまうという笑


このイメージの通り本当に描きたい漫画は音楽を主題にしたものです。


「とにかく『りぼん. 9 月超特大号』もよろしくね!」と、ささやかにフラストレーションと宣伝を出しながらGLAYの続きです笑

 

 

 

 

Indies ALBUM「灰とダイヤモンド」~1st ALBUM「SPEED POP」↓

 

 

5th ALBUM「HEAVY GAUGE」↓

 

 

 

 

この度の1曲目は2000年7月19日にGLAYが株式会社ポニーキャニオンから発売した19th SINGLEの「MERMAID」です。

 

 

歌詞は嫌なニュースばかりだ。


時間をむだにして記事にされるくらいなら時代に立ち向かえ。


さあ、心の武器を手に取れよ。


その怒りを力にして明日へ向かおうぜ!


といった感じかな?


この楽曲はTAKUROさんの怒りが込められているそうです。


当時は少年犯罪や警察不祥事などが多発していました。


それに対しTAKUROさんは怒りを抑えられなかったそうです。


ちなみに当初は「MERMAID」というラブソングを作るつもりだったそう。


しかし先のことからタイトルだけ残し激しい楽曲になったそうですよ。


また「胸懐」には当時のGLAYについてとにかく走ることにしたと書かれてあります。


当時GLAYは夢の代償として大きな力にGLAYというロックバンドと自由を奪われそうになっていました。


GLAYの夢↓

 

 

その代償↓

 

 

それでもGLAYは永遠などないのなら今を大切にしようと活動し続けることを選んだそうです。


悩むくらいなら見えないものに向かってとにかく走ろうと……


その決意も込められているように思います。


ちなみにミュージック・ビデオに女性が2人登場します。


監督によると目が見えない女性と耳が聞こえない女性という設定だそうです。


それぞれ音楽と映像を表現したものだそうですよ。


「レンズ越しの真実」,『別冊カドカワ 総力特集 GLAY』2005年01月19日号, p.182, 角川文庫.


TAKURO(2003) . 『胸懐』 . 幻冬舎 . p194 .

 

 

 

2曲目は「MERMAID」に収録されている「ROCK ICON」です。

 

 

歌詞は手前えの記事を読んだぜ。


おれが被害者の家族なら同じ目に遭わせてやる。


警察も上長も信じられねえからな。


この世はこんな世界だ……

 

それなら自分と才能を信じて手前えと違うやり方で明日を目指すさ!


という感じかな?


この楽曲は先の「MERMAID」と同じくTAKUROさんの当時の犯罪に対する怒りが込められています。


ただ、こちらはもろに表れています。


また「唄さえ忘れた社長」や「古びたGLAYを爆破」などという言葉も出てきます。


恐らくGLAYが記録しか求められなくなり音楽を楽しめなくなった時のことを言っているのだと思います。


それなら、いっそ売れる楽曲ばかり求められるGLAYを壊してしまおう。


そうして、もう一度自分らのやりたいことを信じて自分らの足で歩きだそうという怒りと決意の表れだろうと思います。


ちなみに、この楽曲は終始早口です。


そのためTAKUROさんとHISASHIさんはカラオケで撃沈。


改めてTERUさんのすごさを思い知らされたそうです笑

 

 

 

3曲目は2000年8月23日にGLAYが株式会社ポニーキャニオンから発売した20th Singleの「とまどい/SPECIAL THANKS」に収録されている「とまどい」です。

 

 

歌詞はあの夏、僕はあの子との関係が壊れることを恐れて気持ちを伝えられなかった。


夏が来る度に僕を励ましてくれた皆のことを思い出す。


ありがとう……

 

僕はもう迷わないよ。


今度あの子に気持ちを伝えるから、また逢える日まで皆元気でいてね!


といった感じかな?


この楽曲についてTAKUROさんは夏の切ない体験をもとにしたと話されています。


重い主題や激しい楽曲が続いたため、そういう楽曲ばかり作っていくのだと思われることが嫌だったそうです笑


何よりメンバーが喜んでくれる楽曲を作りたかったそうですよ。


またミュージック・ビデオについて監督はGLAYが旗に集まり再び旅立つという意味を込めたと話されています。


きっと監督もGLAYが活動し続けることを選んだことが嬉しかったのですね!


「レンズ越しの真実」,『別冊カドカワ 総力特集 GLAY』2005年01月19日号,p.182,角川文庫.


GLAY.FREE BLOG.GLAY MOBILE.https://www.glay.co.jp/news/list/4/56/?page=2,(参照 2022-06-30)

 

 

 

4曲目は「とまどい/SPECIAL THANKS」に収録されている「SPECIAL THANKS」です。

 

 

歌詞は、あの夏、僕らは名前を呼び合うだけで幸せだった。


もっと素直になれていたら君の涙の意味に気づけていたのに……


そんな人生で大切なことに気づかせてくれた君との日々に感謝しているよ。


また会えるのなら、その時はお互いの今を受け入れて笑顔で会おうね!


といった感じかな?


この楽曲についてTAKUROさんは「とまどい」と同時に作ったと話されています。


その過程も同じです。


ただ恋人に限らず忘れられない人との楽しかった日々を思い出しているという内容なので、こちらの方が切ないです。


しかし忘れられない人が人生で大切なことに気づかせてくれたことに感謝し過去を乗り越え今を愛そうという前向きな内容でもあります。


ですので切なさの中にもさわやかさがあるので、とても好きな楽曲です!


また、このタイトルや歌詞はファンへ向けられたものだという見方もあります。


先の通りGLAYは再び歩き始めました。


それを支えてくれた忘れることができない大切なファンへの感謝かも知れません。 


ちなみにミュージック・ビデオのメンバーが登場する順番は、実際にTAKUROさんがメンバーと出会った順番です。


実に興味深い……


「『WHITE ROAD』全曲解説」,『別冊カドカワ 総力特集 GLAY』2005年01月19日号, p.64, 角川文庫.

 

 

 

この度の最後は2000年11月15日にGLAYが株式会社ポニーキャニオンから発売した21st Singleの「Missing You」です。

 

 

歌詞は、この日が来ることを知っていた。


それでも僕らは形ではなく心からの愛を求めたんだ。


どうして何も知らない人たちが自分のものさしで僕らを語るのさ?


僕はまだ愛が目覚める時を待っているんだよ……


といった感じかな?


この楽曲にすさまじい閉塞感と怒りを感じます。


TAKUROさんも人間の因果応報と当時の若者の諦めにも似た知ったかぶって冷めたふりをする様子に対する怒りを込めたと話されています。


これまでのように当時の世間の様子に対する怒り……

 

それに加え人々の知ったかぶって何かを諦めた様子に対する怒りも込められ、当時の様子を描いた楽曲の集大成のように思います。


そう思わせるように、この楽曲が2000年11月29日にGLAYが株式会社ポニーキャニオンから発売したBest albumの「DRIVE -GLAY complete BEST-」の最後を締めくくっていますからね。


しかし、それで終わりではなく歌詞には書かれていませんが最後にTERUさんが愛が目を覚まし思いが晴れる日を待っていると歌われています。


それを考えると君たちは冷めたふりをしているけれど、きっとそれだけの答えを出せるほど心も体も動かしたのだろうね?


僕らも周りのイメージと本当の自分たちとの間に壁ができて苦しいし、そのせいでいろいろな問題を抱えているけれど……


活動することを諦めていないし自分たちのGLAYと楽しかった日々を取り戻すから目をそらさずに見ていてね、という当時の人々への皮肉とファンへの決意のように聴こえてきます。

 

その決意についてJIROさんが「DRIVE -GLAY complete BEST-」というタイトルの意味に「まだまだGLAYは転がりつづけていくよ」という思いも含まれていると説明されています。


きっと男女のカタストロフィーになぞらえて当時のGLAYの思いを込められたのですね。


それでなくとも、ただただ恰好いいので好きな楽曲です!


結局ここ笑↑


『WHAT's IN?』2000年11月号,エムオン・エンタテインメント.

 

GLAY.“BIOGRAPHY”.GLAY公式サイト.https://www.glay.co.jp/news/list/4/56/?page=3,(参照 2022-07-25).

 

 

 

この度も遊びに来ていただきありがとうございます。


まだまだゆっくりとつぶやいていきますので、また遊びにいらしてくださいね!

 

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