【Day172】体脂肪燃焼と血糖値の関係① | 越谷レイクタウンから日本を元気にする!金崎達朗のブログ『365日フィットネス』

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越谷レイクタウン在住パーソナルトレーナー金崎達朗です。
健康指導を通して出会った全ての人たちの人生をより豊かにする。
「栄養・休養・運動・心」
この街から、自分や大切な人たちの一生涯の健康と幸せを創っていきたい。
そんな世界を目指して、日々活動しています。

おはようございます。

パーソナルトレーナー・スタジオインストラクターの金崎達朗です。





 

今日から祝日を加えての4連休ですね。

本来ならばオリンピックが開催され、日本から世界各地で大盛り上がりのはずでしたね。

こうなることは誰も予想していなかったことだと思います。




 

しかし、歴史を遡ると、戦時中にもオリンピックは開催されています。

「こんな時にどうしてやるのか」そんな声も当時はきっとあったでしょう。

しかし「こんな時だからこそやる」という関係者の思いや、何よりアスリートや選手たちの思いもあったと思います。

 


無論、そこには感染防止対策の徹底や、規模の縮小、観戦客数の制限など、一定のルールや制限を設ける事が必要不可欠となるでしょう。「開催中止」の声もありますが、私はそれには否定的です。

 

オリンピックをかけたアスリート達の雄志や姿からもらった感動やパワーは一生残るものだと私は思います。

 

アテネオリンピックでの日本体操男子団体での金メダル。

北京オリンピックでの陸上男子400mリレー決勝の銅メダル。

男子バレーボールが16年ぶりに北京オリンピックの出場を決めた瞬間、などなど。   


https://youtu.be/fvzAPlY26dw



特に男子バレーボールが北京オリンピックの出場を決めた瞬間は、当時号泣したのを覚えています。

あれだけ屈強な男たちが涙を見せ、肩を寄せ抱き合う姿に、胸を熱くせずにはいられませんでした。

 


規模がどうであろうと観客数がどうなろうと、私はオリンピックは開催されて欲しいと個人的に思っています。

そのためには、世界規模でこの新型ウイルスに立ち向かっていくという気持ちが、本当に大切になりますね。




 

そのためには私たち1人1人が心身共に健康で、毎日を過ごしていけるかが大切になってくるはずです。

「不要な外出を控えて」と、東京都は注意を促していますし、連休は生憎の雨模様が続くようですが、梅雨明けは間近です。

毎日をアクティブに楽しく過ごす工夫をしていきたいですね。

 

 

 

さて、今日のテーマは『体脂肪燃焼と血糖値の関係①』です。

 




気になりますよね。



まず、血糖とは血液内のブドウ糖の密度のことです。

これが食前と食後で変動します(低すぎると低血糖・高すぎると高血糖を引き起こす)

 

そして血糖値血液中の血糖濃度を数値化したものとなります。

 

詳しい話をすると、いくらでも難しく出来てしますので、シンプルに説明しますと

 

食事をすると血糖値は上昇します。

すると、膵臓(すいぞう)から「インスリン(内分泌ホルモン)」が分泌され、上がった血糖値を下げようとします

 

 

一方、空腹になると血糖値は下がります。

すると、膵臓から「グルカゴン(内分泌ホルモン)」が分泌され、この働きにより肝臓などに貯蔵されたグリコーゲンをブドウ糖に分解してエネルギーとして使い、血糖値を上げて戻そうとします。

  

 

(・・・・カタカナばっかりでツイテイケナイ?笑)

 

シンプルにお答えすると、脂肪燃焼を考えるなら空腹時のグルカゴンの分泌されやすいタイミングが適してると思います。


このグルカゴンは副腎から「アドレナリン」「コルチゾール」の分泌力を高め、そこから成長ホルモンや脂肪分解作用を促してくれます。

 

アドレナリンは皆さんも聞いた事がありますかね。

お腹が空くと、ちょっとイライラしたりしません?後、朝起きると無性にテキパキ動いてしまったり。あの時にはアドレナリンが多く出ているでしょう。  




 

コルチゾールは副腎皮質からでるホルモンで、ストレスホルモンとして敬遠されがちですが、抗炎症作用や生体にとって必須のホルモンです(後日、テーマにします)

 

成長ホルモンは『若返りホルモン』と言われています。脂肪分解促進や筋合成力を高めたりしてくれます。



……カタカナばっかりでツイテイケナイ?笑






 

結論を申しますと『空腹時に脂肪が燃焼され易くなる』という事です!

 

大体、食事をしてから3〜5時間ほどで血糖値のレベルは正常値に戻るので(年齢や吸収率や食べたものでも時間は変わります)


ダイエットを目的に運動や筋力トレーニングをする場合、18時から運動するならば13時くらいには食事を済ませておけばいいことになります。

 

運動前に小腹が空いたからプロテインバーやおやつのお菓子をちょこっと食べれば、血糖値は上がるのでタイミングは少しずれてしまうわけですね。

(その場合は糖質をしっかり使うような筋力トレーニングを多くするのがオススメです)

 

ちょっとお腹空きそうだな・・・空いたな・・・くらいが、脂肪燃焼の良いタイミングだと思ってください!

 

小腹が空いた時はタンパク質やナッツ類のどの糖質を含まないものなら血糖値を上げにくいのでオススメです。

 

 

脂肪燃焼のタイミングとしては

・食後3〜5時間後

・起床後の朝食前

 

ここら辺がポイントになるので

 

例えば夕飯の前に筋トレ&ウォーキングをする。自宅まで歩いて帰る。

朝食前に歩く、家事洗濯をテキパキする、筋トレを軽くするなどなどがオススメです。

 


レッスンの合間に小腹が空いたからお菓子をパク・・・、運動前に何かをパク・・・・。


もし、ダイエットを主軸に考えているなら、それをやめてあげるだけでも変わるかもしれません!



 

金崎 達朗