【Day 169】除菌100%はないの? | 越谷レイクタウンから日本を元気にする!金崎達朗のブログ『365日フィットネス』

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越谷レイクタウン在住パーソナルトレーナー金崎達朗です。
健康指導を通して出会った全ての人たちの人生をより豊かにする。
「栄養・休養・運動・心」
この街から、自分や大切な人たちの一生涯の健康と幸せを創っていきたい。
そんな世界を目指して、日々活動しています。

おはようございます。

パーソナルトレーナー・スタジオインストラクターの金崎達朗です。

 

昨日は日中から天気が回復し、今朝も暑いですね。先週が肌寒い日が多かっただけに体調の変化や水分補給に気を配りながら、今週も元気よく過ごしていきましょう!

 

さて、今日のテーマ『除菌100%はないの?』です。



(普段、よくつかうもの)

 

 

今、巷では「除菌○○%」特に99%の商品が目立ちますね。

そのほか「抗菌」「消毒」「滅菌」など・・・・

 

そもそも除菌や殺菌、消毒はどう違うのでしょうか?その違いを知っていくことも大切だと思います。

 

 

ウエットティッシュなどの衛星用品メーカーのほとんどが加盟する日本衛星材料工業連合会によると

 

除菌とは『増殖可能な細菌の数を減らすこと』



最近を殺すのではなく、モノの表面についた最近を減らすことに重点を置いています。

 

で、商品の拭き取り試験前後で99%以上除菌ができなければ、除菌とは表記できないそうです。

 

除菌ウェットテッシュの場合は、試験の対象としているのは食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌と大腸菌の2つだそうです。身の回りに存在する人体に有害な菌を取り除いてくれるわけですね。

 

なぜ、100%と書いた商品がないかと言うと、業界のルールで『書いてはいけません』と決まっているそうです(公正競争規約)

 

なので、洗剤や石鹸に「完全」や「100%」などの全ての菌を取り除けるようなニュアンスの表記は禁止されているそうです。

 

ここからはそれぞれの言葉の違いについて、今朝の日経新聞にはこのように記載されていました。

 

 

除菌…増殖可能な細菌の数を減らす

 

殺菌…最近を殺す

 

消毒…細菌の病原性をなくす

 

抗菌…細菌の増殖を防ぐ

 

滅菌…細菌を完全に死滅させる

 

 

なるほど、よくよく私達が目にしたり最近使う商品には必ずと言っていいほど書いてありますよね。

特に「殺菌」に関しては、医薬品医療機器法にも基き、医療品や医薬部外品などでの使い方が定められているそうです。

(薬用タイプのハンドソープがそうです)

 

 

しかし「殺菌」は細菌やウイルスを殺すことをさすが、どれだけの量を殺すのかと言った定義はないそうです。

 


これについては、私たち消費者も考えなければいけないと思いました。


新型コロナウイルスをきっかけに多くの方が除菌や殺菌を気にするようになりましたね。

 


しかし、この世の中はウイルスや殺菌で溢れていますし、いまこの吸っている空気中にもウヨウヨいるわけです。

それが自然であり、私たちの生きる世界でもあります。






 

今、大切なことの1つは、生活の中で極々当たり前のことをすることではないでしょうか。




 

外から帰ってきたら「うがい・手洗い」をきちんとする。

食事も前には手を拭く。

3食の食事をきちんと食べ、運動をし、入浴をしっかりする、睡眠もしっかりとる。たくさん笑う。




 

菌やウイルスを怖がることや除菌抗菌を徹底することも大切かもしれませんが、人間の本来持つ免疫機能を落とさない日々の生活での取り組みを自然と行っていくことも、より大切になっていくと思います。




(うがい、手洗い、プロテイン!←これ大切)


金崎 達朗