繁忙期? | 1級技能士・成田の印刷技術

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12月も残り少なく成ってしまいましたねぇ~。

例年ならば、印刷屋さんにとって、超忙しい時だと思うのですが、

私が訪問する先々では、「アカンッ!」と言う声ばかりです。

 

「11月は、まぁまぁだったけど、この12月はアカンわ~」

と言うのが、挨拶の定番のように成ってしまっている感じです。

 

忙しいとか、ヒマだとか、波が有るのが、我々、受注産業である

印刷屋の宿命だと思っていますが、それでも、一昔前の繁忙期

と言えば、週に1回は徹夜ってのが、こりゃ当たり前だったので、

その頃からすれば、確かに、かなり仕事量が減っていますね。

 

「印刷ってのは、無くなりはしないけど、確実に減って行くだろうな。」

と言われ続けて、もう何年が経った事でしょうか。ある意味、生き残り

を掛けた闘いが続いている、と言う事に成るのでしょうか。

 

もし、そうである成らば、我々、印刷現場で働く人間にとって、

生き残るための第一条件は、絶対に「品質」であると信じています。

 

1度でも、不良品を納めてしまったら、それでアウトッ!

2度目のチャンスなんてのは、この厳しい時代には有りません。

他社と同じ品質では、アカンです。他社を抜きん出た品質を

作り続けること。それが、今の現場に要求される最低条件であると、

そう思っています。

 

「チョット気に入らんけど、まぁ、これくらいならイイか。」なんて言う

甘い考えでは、絶対に生き残れないのだと、シッカリ胸に刻んで下さい。

決して手抜きをせず、全身全霊で、品質の高い物を作り続けて下さい。

 

不景気で仕事が少ない時に、現場が出来る事って、それほど多くは

有りません。だからこそ、徹底した高品質を追及する。そうした事の

重要性を、現場の皆んなで、一度、話し合ってみて下さい。