ブログで~す。
今朝、何の気なしにテレビを見ていたら、鉛筆の話をやってました。
皆さんが、小学生の時、どんな濃さの鉛筆を使っていました?
多くの方が「HB」を使われていたのではないでしょうか。
私は「F」なんてのを使っていましたが、私の6歳年上の姉は「2H」
なんてヤツを使っていました。姉に聞いてみると、硬い鉛筆の方が、
細くてキレイな字を書くことが出来るから、友達も皆、2Hなのだとか。
さて、そこで問題に成るのが、最近の小学生諸君。彼等が標準で使って
いるのが、なんと「2B」なのだそうです。我々の時代に2Bと言えば、
絵を描く時にしか使わないような物だったのですが、今の子供たちは、
それを標準で使っているのだとか。
今朝のテレビでは、学習塾の教室でアンケートを取っていたのですが、
「HBを使っている人~」・・・極少数。「Bを使っている人~」・・・多数。
「2Bを使っている人~」・・・これまた多数。と言う感じでした。
なぜ、2Bのような、軟らかくて濃い鉛筆を使うのか?
テレビで解説していた人の話によると、今の子供たちは、握力が低下して
しまっており、それに伴って、筆圧も低下してしまっているのだとのこと。
文字を書く時の筆圧が低下してしまっているために、普通のHBなどでは、
淡い文字しか書くことが出来ず、軟らかくて濃い、2Bなどに移行して
いるのだそうです。
そう考えると、2Hを使っていた姉達の世代は、かなり筆圧が高かったので
しょうね。・・・さて、筆圧と言えば、問題に成るのが、複写伝票なのですよ。
4枚複写とか、5枚複写の伝票なんてヤツは、かなりの筆圧がないと、
一番下まで写り切らないですよね。
2Bなどを使っている、現在の子供たちが、そのまま大人に成ったころ、
この、複写伝票ってヤツは、大きな問題に成ってしまう可能性があります。
筆圧が低過ぎて、3枚目までが、ギリギリだぁ~。なんて事に成ったら、
こりゃ、伝票業界に激震が走ってしまいますよね~。
帳票業界の皆さん、3年先、5年先を見つめて、今のうちに、筆圧が
低くても複写可能な帳票を開発されてはいかがなもんでしょうか。