本日もブログです~
間もなく、ゴールデンウィークですね。
印刷業界は厳しいので、4連休って会社が多いですかね。
印刷機械を良好な状態で維持して行くうえで、
こうした長期休暇の時に、気を付けておいた方が良い事があります。
例えば湿し水。最近は、ノンアルコールで使っている人の方が多い
ようですが、実はエッチ液ってね、バクテリアの餌に成るんですわ。
最近のエッチ液は、そうした事に対する対策もされているようですが、
水道水とエッチ液だけだと、けっこうバクテリアが発生するんですよ。
最近は、急に暖かく成って来たでしょう。当然の話ですが、連休中は、
湿し水の冷却装置も、当然のようにOFFですよね。そうなると、
水温が上昇して、よけいにバクテリアが発生しやすく成ってしまいます。
んじゃ、どうするか?って話なんですが、長期休暇の前には湿し水の
交換をするようにするべきなんですわ。汚い湿し水を、そのままにして、
それで長期休暇に入ってしまうと、バクテリアが大増殖してしまいます。
長期休暇の前には、湿し水を抜いて、タンク内や水舟なんかをキレイに
洗浄してやることをお勧めします。あッ、でもね、この時に気を付けて
欲しい事が有ります。
タンクや、湿し水を搬送するホース内が、空っぽの状態だと、サビや
腐食の原因に成る事があるんですわ。タンクとかホースとかってのは、
通常の場合、湿し水が満たされますよね。これが、空っぽに成って、
空気に触れると、酸化して錆びてしまう事があるんですね。
んじゃ、休み前に、タンク内を空っぽにして、キレイに洗浄して、
その後に、また、湿し水で満たしておけばイイのか?って言うと、
こりゃアカンですよね。エッチ液でバクテリアが発生しちゃいますもんね。
私の場合、タンク内をキレイに洗浄した後は、水道水でタンク内を
満たしておきます。この状態で長期休暇を乗り切り、休暇明けには、
この水道水を抜き捨てて、その後でエッチ液を仕込んだ湿し水を作ります。
少し手間が掛かりますが、こうした事が、機器の長持ちや、トラブルの
回避につながりますので、是非、やってみて下さい。