ドラマ『So long!』感想 | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

先週放送されたドラマ『So long!』
なかなかまとまった時間がなく、昨日ようやく録画していたものをチェックすることができました。


第1夜 Team A

カセットテープを通じ、現代と過去が交わるというSF要素のあるストーリー。
過去の行動により現代の状況が変化するというタイムパラドックスという概念を描いた作品としては
映画『Back to the Future』が有名ですし、
少し意味合いは違うかもしれませんが『So long!』のMVを撮った、大林宣彦監督の『時をかける少女』を思い浮かべました。

途中位からなんとなく結末は予想できたので、意外性という面ではなかったのですが、悲しいながらも希望を持たせるという部分は良かったと思います。
チームとしてというより、実質的に渡辺麻友さんのソロドラマと言ってよいくらいで、演技も悪くはなかったのですが、他のメンバーがその他大勢の扱いでほとんど映ってなかったのは不満が残るところでした。



第2夜 Team K

姉妹の間に起こったすれ違いを描いた作品。
メインは大島優子さんと松井珠理奈の2人

自分より恵まれている妹(松井)に対し、姉(大島)は劣等感をいだいて嫉妬から衝突してしまうのですが、やがてその真相を知り、すべては誤解によるものだった悟るという展開はベタではありますが、大島さんの演技力もあり見応えはありました。よく今まで気づかなかったのかあ心に引っかかるところでツッコミたい気持ちではありましたが。



第3夜 Team B

余命2ヶ月の教師生徒たちの物語。

ある日、突然教師を辞めると宣言する、教師(小嶋)に対し、無責任と非難する生徒たち、人望もなくよからぬ噂もあった彼女が実は余命2ヶ月の病気だったことが判明し、実はとても生徒思いだったいうことが生徒の証言で明らかになっていきます。
ちょっとこじつけぽい部分もありましたが、カラオケの話と写真(大場さんが出てくるくだり)が印象に残りました。
峯岸さんが怪我をして登校拒否になってしまうのが、現実と重なる部分があってなんとも皮肉でした。
ぽんこつと称される島崎遥香ですが、演技してる時はいい表情してるんですよね。あれがどうして公演などで出せないのか、やはり彼女は歌手よりも女優向きと言えます。
第1夜、第2夜と比較して、いろんなメンバーの台詞が聞けてよかったです。個人的には最後に生徒が集合するところで、後の方に映っていた研究生に目がいってしまいました。思ったより長く映っていたのが良かったです。



3作品を観た感想は・・・これといって特筆すべき点はないのですが、時間の都合上仕方ない部分ですが、出演者の心情の変化などもう少し丁寧に描いて欲しかったです。感情移入し難くて、うるうるまではいったんですが、結局3夜とも泣けなかったのがなんともいえない気持ちでした、笑

AKB48の場合、普段の活動そのものが一種のドラマであり、それに対して感動して涙するということはある分、設定がつくられたドラマだとどこか物足りなさを感じてしまうせいなのかもしれませんね。